米国インデックス投信の積立のうち、オルカンの1年間の損益率のチャートをグラフ化してみます。比較するために全投資信託(S&PやNASDAQなどのすべての保有投信)もあわせて表示してみます。
青いグラフが全投信です。S&P500やNASDAQの指数は昨年1年間に渡り下落しました。上記のグラフは積立での損益率ですので、全投信は上下しながら下落しています。
これに対して赤いグラフの方は全世界(オルカン)です。
レンジで踏ん張っている様子が見られます。米国が大きく下落した昨年であっても全世界で健闘していることがわかります。
ただし、昨年2月から約1年間に限定した場合であって、いつもこのようになるわけではありません。全世界でも6割程度は米国株が占めているので、S&P500やNASDAQを含めた全投信との連動が感じられる部分もありますが、オルカンの方がマイルドな動きをしているように見えます。
なお、積立期間については全投信は40ヶ月ほど、オルカンは1年ほどですので、期間が長い分だけ全投信のグラフの方が全体的に上の方(損益率が高い)にあります。
