短編集ですが、ホラーというか、ブラックジョークというか、それぞれ最後にギョッとさせられる話です。

 

ジンファンデルというのはワイン用のブドウの名前だそうです。海外で育てられ、生で食すと美味しいとは思えないものが、日本で育てたものは生食でとても美味しく感じるという、くだりがありました。気候風土や育て方の違いを恋の駆け引きになぞらえたものでした。

なかなか、意味深い内容でした。

 

もう一冊

 

ピリオド 打海文三 著

 

初めて読む作家さんの作品です。1948年〜2007年ですので、既に亡くなっていらっしゃいます。

 

叔父が何者かに爆弾を仕掛けられ、殺された。その叔父の姉の娘(姪)が昔の叔父の仕事仲間で探偵をしていた男を探し、叔父を殺した相手と理由を追い求めるというハードボイルドな作品です。警察内部やマフィアとの繋がりのある組織を相手にストーリーが展開する。

 

今ひとつ奥行きが浅いと感じました。複雑な展開はありませんでした。

 

 

余談ですが、いつも書籍を借りに行っていた図書館に5月から電子図書館が設置られました。

広域図書館で、隣接する市町村と合同で電子書籍の貸し出しを行うそうです。

 

図書館まで出かけていかなくても読みたい本がパソコンやスマホで読めそうです。

返却も15日で自動的に行われるようなので便利になります。

 

まだ、公開されている作品が少ないので物足りませんが、次第に増えていくことでしょう。