2人で気になっていたお部屋の内見に行った日の話。
なかなか希望の条件で
予算内に収まるものがなかったのですが、
不動産屋さんにいけば何かほかにもいい物件があるかも…
と思い、期待しながら行きました。
しかし、実際は私たちの希望を通すと
家賃は予算を1万円ほどオーバーしてしまうとのこと…
やはりどこかは妥協しないといけません。
いいなと思った物件は家賃が高かったり、
少し手が届きそうなものは線路の近くだったり
あまりにも職場から離れすぎているものだったり
話を聞いて、何件か内見した後
私はちょっとガッカリしていました。
もう少し、しっくりくる物件に出会えるものだと思っていたのです。
そしてそんな気持ちだったこともあり
私と本田さんは移動中の車内でモメてしまいました。
書くと長いのですが、簡単にいうと
「あの物件はよかったけど、場所が職場から遠すぎる」
と言った私に
「でも、どうせ佐藤ちゃんはいつか今の職場辞めたいんでしょ？」
と言った本田さん。
この言葉に私がカッとなってしまいました。
私の中では
「私が働かないと、彼だけのお給料では同棲できない」
という思いがあるから必死に働いているのに
「でも辞めたいんでしょ（だったら多少遠くてもいいでしょ）」
という風に言われてしまったことがショックだったのです。
”一生働く”と覚悟している私だって
本当は、周りの子みたいに旦那さんや彼氏のお給料だけで生活が成り立つなら
どれだけいいか…と思っているのです。
でもいつか二人で家を買う時期がきたら…
似たような年収で、本田さんよりも勤続年数の長い私のほうが
ローンが通りやすいんじゃないか。
そう思って
辞めたいけど辞めない方がいい、と思っているのです。
それなのに自分の仕事を軽く見られたような気がして
ついムキになってしまいました。
このあとは言った言わないの言い争いになりましたが
その後なんとか一旦落ち着いて
とりあえずコーヒーでも飲んで話し合おう。ってな感じに。
この後住むエリアや条件についてまた2人で話し合いました。
2人で物件を見ているうちに、あれもいい、これもいいと言って
どんどん理想が膨らんでしまい
結局予算を大幅にオーバーしてきてしまうので
予算を絶対にオーバーせずに、
いい物件がでてくるまで焦らない
ということを決めました。
私たち二人の最終的な目標は、
お金を貯めて結婚式をあげることでも
海外に旅行に行くことでもなく
2人のおうちを建てることです。
だからそのために貯金を頑張ろうと2人で決めました。
長く住むなら新しさや住みやすさを重視したいけど
期限を決めて住むなら、無理せずに目標にたどり着けるお部屋に。
同じ方向を向いて歩んで行くために
これからもたくさん話し合わないとね。
お互い真剣に考えているからこそ
モメることも増えてしまうけど
今までのんびりとやってきた私たちにとっては
これも必要なことなのかな…と思った佐藤でした。
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