※微妙にネタバレ注意
『百英雄伝』
この時を待っていた。
私は幻水シリーズの大ファンです。『百英雄伝』はその幻水シリーズの精神的続編と言われるゲーム。特に幻水2は何周もした。私の青春だ。
発売日当日に予約していたゲオに買いに行った。
その時点で私はまだプレイ中だった『エルデンリング』をクリアできていなかった。『百英雄伝』をするために早く『エルデンリング』のラスボスをボコろう、そんな気持ちで『エルデンリング』の最後のボスラッシュを駆け抜けた。
そしてラスボスのエルデの獣を屠り、私は一旦『エルデンリング』を置いて『百英雄伝』を始めた。
しかし、『百英雄伝』は少し問題を抱えていました。
「ふむふむ、主人公はノアというのか。Yで地図、Xでメニュー画面ね。試しにメニュー画面を開いてみるか…。え?フリーズした?嘘だろ…。いや、開いたわ。…え?メニュー画面開くのに毎回今ぐらいの時間がかかるの?…嘘だろ。」
ということがあり、修正データが来ることを願って一旦寝かせることにしたのだ。
他にもX上では「加入するはずのキャラが加入しない」「ゲームが落ちる」などの報告があり、私はとりあえず待つことにした。
そしてその翌日、修正データがやってきた。
「加入するはずのキャラが加入しない」が特にヤバかったらしく、制作陣の対応は早かった。
で、修正データをダウンロードしてみたのだが…。
メニュー画面の読み込み速度、ちょっと速くなってるわ!
ということでプレイを開始することに。
その後、戦闘前後のロード時間の長さに若干イラつくことになるのだが、まあもう、我慢しよう。メニュー画面の切替もモッサリしてるし、地図を開くのもモッサリしているが、仕方ない。『黄金の絆』の最大ロード時間40秒に比べるとかなりマシな方ではある。
主人公はノア。序盤は恐らく今後重要キャラとして出てきそうなセイ、ヒルディと行動を共にします。
セイはどっち側でしょうかね。裏切る系なのか裏切らない系なのか。(いやそのジョウイとスノウの件があるからちょっと疑っちゃう。)
幻水シリーズにもあった協力攻撃とレンジ(S、M、L)は健在。紋章や星の印システムがない変わりにルーンが存在している。
レンジシステムがあるので前衛後衛は考えて配置しないとな。例えばSレンジを後衛に配置しても無意味である。
ボス戦ではギミックを使って敵の大ダメージ攻撃を避けたり、ダメージを与えたりができる。
幻水2のリキマル的な奴を仲間に引き入れます。
声優は子安さん。『百英雄伝』は声優陣が豪華ですね。
てか、クライブイベントみたいな時限性のイベントないよね?
※クライブイベント…幻水2に存在した時限性のクライブ(仲間)のイベント。「●時間以内に●●に行く」というミッションがいくつか設けられており、最後のイベントは20時間以内にサジャの村というもので、サジャの村に行けるようになるのはゲーム終盤。つまり20時間ぐらいでゲームをクリアする勢いでプレイしないとイベントが見えない。
プレイ初日は2時間ぐらいプレイしました。
シナリオはまだ序盤も序盤。まだ何も起きてないです。
うん、やはり敵とエンカウントする度に前後でロード待ちしないといけないのがキツイ。
今のところファストトラベル的なものがないので、ダンジョンをクリアして町に引き返したりする時にもフィールドを歩かないと帰れない。ボスを倒してやれやれと思っても、その後もストレスのあるエンカウントが待っている。そして何気にダンジョンが長い。
あとダンジョンだと、仮に途中でアイテム切れを起こしてボス戦ですっからかんになって勝てないとかになった場合、一旦町に戻る必要があるよね。その時にまた一旦引き返せと?…無理だな。穴抜け紐的なアイテムがあるので買っておいた方がよさそうだ。
そしてアイテムはたんまり持って行こう。(しかしアイテムを持っていきすぎると、所持数オーバーでダンジョンにある宝箱が開けられなくなってしまう)
そして私は決断した。
Switch版売ってSteam版を買うことにしました。
プレイしている内にロード地獄の他にも不便だと感じるところがいくつか見つかり、これ以上ストレスを感じながらゲームをするのは勿体ないと判断。
シナリオやキャラクターが魅力的でもシステムの悪さに足を引っ張られるのが嫌。折角の楽しみにしてた『百英雄伝』だから、ストレスなく楽しみたい。
ということで、一番のストレスの元であるロード地獄を改善すべくSteam版に変えます。
他の不便な点はまあ、個人的には許容範囲内。ロード地獄のストレスがあるので、その上に不便なのが重なって普段は許容範囲である不便さにもイライラしてしまっている感じだ。
まだ購入していない方はPS版かPC版を買った方が良いと思います。
次回へ続く…