※ネタバレ注意
『IN RAYS OF THE LIGHT』
雰囲気が良さげだったので買ってみた。
廃墟からスタート。
外は草木が生い茂り…というか、長年手入れされていないため好き放題に生えているように見える。
これ人類滅んでない?
誰が見てもそう思うのでは。
Last of usのような美しい荒廃っぷりだ。
左下のきのこ雲を見るに、戦争があったように思える。
先に白状します。
攻略みました。
だって難しいもん(´;ω;`)!
だだっ広いマップの中で取得できるアイテムは数えるぐらい。
しかも鍵とかはちっせぇので見逃しやすい。
うろうろしまくった挙句に攻略サイトをちょこちょこ見ながら進めることに。
ヒントとか一切ねーからしかたないんだ(自己擁護)
地下のステージはなかなかスリリング。
急にチカチカしだしたライト片手に暗闇の中をひたすら彷徨うターンはちょっとだけキレそうになった。
チカチカするライトがめちゃくちゃ目に悪いのでポリゴンショックを彷彿とさせられた。
ほぼ視界ゼロなのでもうヤケクソで進めそうなとこを進むしかない。
このゲーム、ホラー要素があるのは知らなかった。
地下エリアに限って言えばバリバリ怖いです。
ジャンプスケア的な驚かせ方はないけど、不気味な足音や声が聞こえる演出は下手なホラーゲームより怖かったです。
外に出るとミサイルが。
この建物に向かってきているようにも見える。
最後は天に召された…のか?
よく分からんゲームだったな。
ストーリーに関してはイマイチ把握できなかったので、途中で見つけたメモたちを頑張って読んでみることに。
「所長から地下にある発電機を直すように指示があった。ソ連時代の発電機だから修理に時間がかかるかも。」
「ディスパッチャーは突然旅程を中止して別の方向へ進んだ。何の説明もなく、私たちはグループに分けられ建物の中に入れられた。」
ディスパッチャーはここでは“発車係”のことでいいのだろうか?バスの中でこのメモを見つけたので。
「内閣からの電話は青天の霹靂のようだった。脳が信じることを拒否するが、認識と恐怖がゆっくりとやってくる。全てがわたしたちの肩にかかっている。一刻も早く重大な決断をくださねばならない。」
「コントロールするために人々をグループに分けた。パニックにはならなかった。若者のグループはテーブル、パレット、食料と水の入った箱などを下の階に運びはじめた。」
「人々は地下牢の狭いホールに落ち着いた。埃が壁や屋根から落ち始めていた。まるで上に本物の地獄があり、わたしたちのいる下の階が動いたように感じた。大砲、爆発する爆弾の轟音、飛行機エンジンの騒音でホールは満たされていた。」
「24日が経って多くの人が死んだ。ほとんどは放射線療法で、一部は飢餓で。水と食料が足りない。638人、みんなそれぞれが人生、夢を持っていた。彼らには母親、父親、子どもがいた。しかしそれらは一瞬にして意味のないものになった。彼らは死んでいるが、そのことに気付いていない。」
※大事やなと思うとこだけ簡単に訳しました。
この建物の外にぶち捨てられたバスがあったんだけど、そのバスで主人公たちはここにやってきたっぽい。
全部で638人がやって来た、というか避難してきた。
しかし上の階は激戦地になり…。
地下から出られず食料も水も尽きて、次々と人が死んでいった。
主人公は恐らく自分が死んだことに気付いていないのだろう…。
感想
謎解きに苦戦しなければ非常にボリュームの少ない短いゲームです。
最後の妙に幻想的で神々しい光景、地下の不気味さはよかった。
雰囲気ゲーだね。雰囲気に振り切ったゲームだ。
謎解きがノーヒントでめちゃムズだったこと以外は好きです。
エンディングは2つあるそう。
最後のシーンで光に向かって走らなきゃいけないんだけど、光に入る前に召されてしまったんだよな。
あれが別エンドだと光に入れたりするんだろうか?
地下でのポリゴンショックもどきがトラウマなので、また時間を置いてからやろうと思います。