今日はいよいよ最後の研修生の晴れ舞台、研修報告会です。
報告書を月・火・水で書き上げ、今日は午前中に一応清書し、午後は教室で声を出して
読でんでみて、やっぱりここは変だ…… 最後の推敲をしました。
5時半から、役場の大会議室で「研修報告会」。報告書はぎりぎりで間に合いました。
みんな30代だけあって、話の内容が豊かでした。それぞれ長い内容だったけど、
聞かせましたね~。
私が書いたわけじゃないけど、彼らに日本語を教えた者としては、
大満足の研修報告会でした。

カーレン: 本当にブラジル人っていう感じの感情表現の豊かさを持っています。
彼女のおかげでいつもクラスが明るかった。授業にはすごく真剣に取り組んだ。
研修報告では、東村へ来て出会った人、ひとりひとりの思い出と
その人となりを話しました。最後は感情が抑えきれなくて、泣いてしまいました。
きっと、彼女の話の中に登場した人は、うれしかったでしょう。

アドリアーノ: ひらがなも怪しい状態で来たけど、よくがんばりました。
にこにこしているけど、自分の主張を決して曲げず押し通すしたたかさがあり、
その強さで日本語力をつけたのだと思います。報告会でこんな話をしました。
曽祖父は祖父を日本人として育て、いつか日本へ帰るつもりだった。
ブラジルでは人種差別が強く、日本人はいじめられたので、祖父もやはり
父を強い日本人として育てようとした。
父母も人種差別に苦しんだので、自分(アドリアーノ)をブラジル人として育てた。
それで、数年前まで、自分は100%ブラジル人の考えだったが、…

フーリオ: 多分、4人の研修生の中で一番協調性があったと思います。にこにこと
穏やかな話し方だけど、自分の考えはちゃんと伝えています。
ある日、ノートを見て、その整理の仕方に驚かされました。
初めて外国に出たので、しばらくは自分が沖縄にいることが信じられなかったし、
日本語も聞き取れなかった。でも、今は東村生活にもなれたし、だいたい
日本人の話が聞き取れるようになったので、この研修に参加できたことを
とても感謝していると、話しました。

アンドレス: 子どものころ、日本に3年位住んでいたので、読み書き、話し方もほとんど
問題ありません。時々表現が外国人風になるけど、これは仕方がないです。
几帳面な性格のなので、この3か月でしたこと、出かけた所とその印象を
残らず話しました。多分、しっかりメモしておいたのでしょう。
彼には課題を与えて、それを自習するというような勉強が多かったのですが、
きちんとこなして、その自律心には感心させられました。