遅ればせながら『The Great Gatsby In Tokyo

Sapphireチーム、Opalチーム共に無事、千穐楽を迎えることができました。


本当にたくさんのお客様にご来場いただき、そしてあたたかい拍手をいただき、感謝尽きません。

本当に有難う御座いました。





今まで様々な役を演じてきましたが、今回のジョージ・ウィルソンほど年齢という壁を感じる役はなかったと思います。若干25歳には味わい尽くすには人生経験の酸いも甘いも追いつかないなぁと稽古では何度も悩まされました。


自分なりのジョージを本番ではお届けできたとそこは自信を持っておりますが、あくまでそれは25歳の南舘優雄斗が描き上げたジョージであり、10年後20年後、再び""と出会うことがあればきっとまた違った表情を感じられることと、今から楽しみでなりません。


その邂逅を心待ちにしております、友よ。





『華麗なるギャツビー』はとても好きな作品の1つで、だからこそ今回の出演が決まった時本当に嬉しかったです。励まし支えてくれた心強い先輩方、共に歩む仲間やスタッフの方々、そして何よりお越しいただいたお客様一人一人の力でこの輝ける名作が出来上がったと心から思います。願わくばこの作品がご覧いただいた方々の"大切なもの"に加えてもらえたならこれほど嬉しいことはございません。




この美しい物語がこれからもずっと


海原を行く誰かの一人乗りのボートに


時に寄り添い、時に引っ張り


ギャツビーにとっての緑の灯火のように


人生に希望を与え続けることを


そして、叶わぬ想い、見果てぬ夢に


挫けそうになった時


もう一度立ち上がり、手を伸ばす勇気を


与え続けてくれることを祈ります。