転院後、赤ちゃんは順調に成長してくれました。
祈るように待っていた流産率の下がる12wもクリア!!
相変わらず毎日仕事と育児は忙しかったけど、平日も長男と一緒に9時に寝て、休日はしっかり休み、たまに近場のショッピングモールで買い物したり、公園にピクニック行ったり・・・
仕事、子育て、妊娠の生活にも少しずつ慣れていった。
だけど、やっぱり初期に流産可能性が高いと言われた言葉がずっと引っ掛かっていた。
2人目だし、もう妊娠4カ月。つわりも、出血もない。フルタイムで働けている。
傍から見れば何の問題もない妊婦生活だけど。
大学病院の先生が、流産について話したときに言っていたこの言葉。
「妊娠しても、全体の15%程度は、流産となります。それはもう、初めから育たない受精卵なんです。
そういう受精卵は、まれに頑張って心拍確認くらいまで成長しても、やはりどこかのタイミングでだめになってしまうことが多いです。
僕の見立てでは、今回は10中8・9、流産するでしょう。」
結局、そのあとHCGも上昇し、赤ちゃんもきちんと成長し始めたことから、大学病院でもOKが出て転院したけど。
「頑張って心拍確認くらいまで成長しても、やはりどこかのタイミングでだめになってしまう」
これがすごく気がかりでした。
だから、検診で4週間後と言われても、心配が大きく、なんやかんや理由をつけて2週間ごとに受診。そのたびに、
「赤ちゃん順調ですか?」「今大きさどの位ですか?」と聞いてみるけど、
「順調も何も、まだ大差がない時期ですから。」
「この時期に大きさは測りません。人と比べて不安になるだけですから。」
と、冷たい回答・・・
経産婦のくせに、面倒臭い妊婦なのかな、私。
先生が何も言わないなら、順調ってことだよね??
そう解釈して、いつも安心を得られないまま帰りました。
だから、周囲への妊娠の報告などは最低限。
でも、会社は制服着用だから、サイズがどんどんきつくなって・・・
早くマタニティ制服にしたかったけど、安定期までは妊娠報告したくない!!
この一心から、ホックを緩めたり、縫いつけ直したりしながら、なんとかやり過ごし、安定期を迎えました。
この後、羊水過少などであまりはっきりしたエコーが撮れなかった赤ちゃん。
少ないエコー写真を見返してみると、この時期のエコーが一番きれいでした。