第4話
プラレールのレイアウトを30枚以上プリントした話【作り方を本気で研究した32歳】
プラレールのレイアウトをもっと面白くしたい。
そう思った32歳の僕は、ネットで「プラレール レイアウト」や「プラレール レイアウト 作り方」などを調べ始めました。
最初は軽い気持ちです。
「ちょっと参考にしよう」
その程度でした。
ところが検索すると、出てくる出てくる。
すごいレイアウトが。
立体交差。
複線。
駅。
トンネル。
ポイントレールを使った複雑なコース。
「なんだこれ!すごい!」
僕は夢中になりました。
そして、気に入ったレイアウトをプリントしました。
一枚。
二枚。
三枚。
……。
気がついたら30枚以上🤣
普通の人ならブックマークすると思います。
僕は印刷しました。
紙です。
しかも、ちゃんと見比べています。
「このレイアウトは、ここの立体交差が面白いな」
「これは駅の配置がいい」
「このポイントレールの使い方は真似できそうだ」
完全に研究者です。
研究対象、
プラレール🤣
この頃になると、僕の中でプラレールは、
「子どもと遊ぶおもちゃ」
ではなく、
「どう組めばもっと面白くなるかを考えるもの」
に変わっていました。
そして実際、写真を見て真似してみるんですが、これが簡単ではありません。
同じパーツがない。
高さが合わない。
途中までうまくいったのに最後がつながらない。
特に腹が立つのが、
あと少しなのに接続できない時です。
右から伸ばした線路と、
左から伸ばした線路が、
最後にほんの少しズレる。
「お前ら、ここまで来たんだから、ちょっとくらい頑張ってつながれよ」
レールに言っても無駄です🤣
仕方ないので途中を壊す。
作り直す。
またズレる。
また壊す。
でも、この試行錯誤が面白かった。
完成したレイアウトより、
「どうすればつながるんだろう?」
と考えている時間の方が楽しかったのかもしれません。
今、練馬そろばん教室を考える時にも、この感覚はかなり大事にしています。
子どもに答えだけ教えてしまえば速い。
でも、それでは「考える時間」がなくなります。
僕が育てたいのは、
読む。
書く。
計算する。
考える。
集中する。
努力する。
そうした学ぶ力。
さらに、
分からなければ質問する。
失敗したらやり直す。
自分なりの方法を考える。
そんな、社会に出てからも使える力です。
だから僕は、
「正解を出すこと」だけが勉強ではない
と思っています。
うまくいかなくて、
「あれ?」
と考えている時間も立派な勉強です。
僕もプラレールで、
「あれ?」
を何十回やったか分かりません🤣
そして、30枚以上の資料を集めた僕は、ある問題にぶつかりました。
資料が多すぎて、
どれがどれだか分からない。
まあ、当然です。
そこで普通なら、
「いらないものを捨てよう」
となるでしょう。
僕は違いました。
「ファイルを作ろう」
なぜそうなる🤣
しかも、ただファイルに入れるだけではありません。
ちゃんと分類したくなってきます。
重要な資料。
次に作りたいレイアウト。
参考程度のもの。
そして僕は文房具を用意しました。
ファイル。
付箋。
そして――
テプラ。
背表紙には、
堂々と、
「プラレール」。
32歳。
ついにプラレール専用ファイルを作ります。
遊びだったものが、
完全に業務資料みたいになってきました🤣
▶ 次の記事はこちら
【第5話】32歳、「プラレール」という専用ファイルを作る🤣
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練馬そろばん教室では、「できた・できない」だけではなく、子ども自身が考え、試し、失敗して、また挑戦する過程を大切にしています。
夢中になれば、人は勝手に工夫します。
僕の場合、その対象がプラレールだっただけです。
……32歳でしたけど🤣