第1話 32歳、2万円分のプラレールを買って電車に乗る
32歳くらいの頃。
僕はビックカメラで、プラレールを大量に買った。
金額は、たしか2万円くらい。
もちろん僕には子どもが……
まだいない🤣
一応、ちゃんとした理由はあった。
姪っ子と遊ぶためである。
「姪っ子と一緒に遊べるし、喜ぶだろう」
そう思って買った。
だから最初は、そんなに変なことをしているつもりはなかった。
ところが問題は、買った後だった。
レール。
橋脚。
車両。
いろいろ買ったので、袋がものすごく大きい。
しかもプラレールのレールって長い。
袋の上から、
レールがちょっと飛び出している🤣
その状態で電車に乗った。
32歳の男が一人。
大量のプラレールを抱えて座っている。
もちろん、今考えれば誰も僕のことなんて見ていない。
電車に乗っている人は、そんなに他人に興味はない。
でも本人は違う。
「この人、めちゃくちゃプラレール買ってるな」
と思われているような気がする。
ものすごく恥ずかしい。
だから電車の中でずっと思っていた。
「早く降りたい……」🤣
ところが面白いものである。
恥ずかしいのに、
頭の中ではすでに、
「どんなレイアウト作ろうかな」
と考えている。
羞恥心より好奇心の方が勝っている。
今振り返ると、この時点でもうおかしかった。
僕は単にプラレールを買ったのではない。
ここから数年間続く、
「どうしたらもっと面白くなるんだろう?」
という研究を始めてしまったのだ。
今、練馬そろばん教室を作りながら、
僕はよく同じことを考える。
どうすれば子どもが、
「やらされている」
ではなく、
「やってみたい」
と思うのか。
僕は、人を無理やり動かすのはあまり好きではない。
それより、
自分から動きたくなる状況を作りたい。
考えてみれば32歳の僕も同じだった。
誰にも、
「プラレールを2万円買いなさい」
とは言われていない。
勝手に買った。
勝手に恥ずかしがった。
そして勝手に夢中になった🤣
人間は、本当に面白いと思ったら動く。
これから作る教室も、
そんな場所にしていきたい。
ただし。
子どもたちに一つだけ伝えておきたい。
プラレールを2万円買う時は、
できれば車で行った方がいい🤣
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真面目に学ぶ。でも、真面目すぎない🤣
練馬そろばん教室は、子どもが「また行きたい!」と思える、ちょっと楽しい教室を目指しています。
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