目黒区を中心に訪問リハビリマッサージをしております、 指圧処 与楽 です。
ぽちぽちっとお願いします
訪問マッサージを開始しようとした時ですが
「マッサージなんて、効果があるかどうかなんて臨床結果がない」
そう言われた方がいました。
私としては目が点になってしまいました…。
単純に言ってしまえば、あん摩マッサージ指圧師は国家資格です。
何も効果もなく、何も調べず、国家資格になるということはありません。
また、エビデンスもたくさんあります。
例えば、東洋療法学校協会学会誌には
毎年（昨年はコロナだと思いますがなし）様々な論文の発表があります。
有料ですが誰でも読むことはできます。
また指圧の効果も、「日本指圧学会」があり、指圧の臨床に
関する論文も多々あります。
按摩や鍼灸であれば、中国には様々な文献がありますし、
マッサージは調べたことはないですが、ヨーロッパあたりで調べれば出てくるのではないかと
思います。
これらの資料を読まれた上で、と考えますが、そもそもこうした
資料があることもご存知でないことも多いです。
それらを読んだ上で、今一度聞きたいものですね。
ただ、私も中立的に冷静に話をしますが、
「では、この結果が施術者、誰でもだせるのですか？」
ここはひっかかります。
ここが難しいところで、同じ箇所を同じように押圧しても
効果が出せる人、出せない人というスキル差がでてしまうところはあります。
もちろん、全く無駄とはなっていないのですが、効果さがあるのも事実です。
施術者だけの問題だけだはなく、受け手の問題もあり、
同じ腰痛でも、体格の良い方、細身の方、痛みのレベル、動作の仕方など
千差万別だからです。
そうすると同じ施術でも効果がでたり、でなかったりすることもあります。
でも、それは医療でも同じで薬を飲んでも効かないケースがあるのと同様だったりします。
そのような時にどうするか、です。
例えば、施術のやり方を変える、目標設定を変える、負荷量を変える、
その人の生活にあったものを相談していくことになります。
週一回30分だけの訪問マッサージだけでの改善は難しいです。
なぜなら、167.5時間の一週間の他の時間の過ごし方も大切ですので、
週一回の30分以外、ごろごろしていて改善は難しいでしょう。
訪問マッサージをきっかけに少しずつ動く機会を増やしていただくことで、少しずつ改善しやすくなるのではと思います。