2023大阪の旅27 ニフレル2 | 楢丁(YOUTEI) 旅の話

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趣味で書きためた旅日記が、膨大な量になりました。2020秋に脳出血、2023には食道癌を発症と、様々なことが起こりますが、克服してまた旅に出たいという気持ちは変わりません。
お付き合い頂けたらありがたいです。どうぞよろしく。

2023大阪の旅27
ニフレル2

1/5(木)⑥
 さて、ここで一区切り、2階に上がって次の展示室に入った途端、目に飛び込んできたのが、なんとホワイトタイガーだった。昨年、初めて東武動物公園を訪れ、白い虎を見たが、この個体もそこで繁殖に成功した6頭のうちの1頭という。

 白い虎が闊歩する透明アクリルの檻は、上にも通路が設置されるが、手前側には池が作られ、中には小ぶりのソウギョが群れていた。この池には、何に使うのか、上から垂らされた綱がある。



ホワイトタイガーが現れた

 振り返るとワニの展示。大きなワニが2匹、それぞれぐるりと周囲から観察できるようになっている。


ホワイトタイガーと同じフロアにはワニもいる

 傍らにカフェがあったので一服したが、その間にホワイトタイガーの餌やりの時間がやってきた。見過ごしているうちに、虎はどこかに姿を消していが、一旦裏の部屋に入ったわけだ。

 これがまた一ひねりあって、マイクを持って登場した飼育員は、まず餌やりの解説をしはじめた。飽きないように4種類ほどの肉を使うが、今日のは馬肉と鶏、餌やりは一定の時刻に決めない、など、仕入れやスケジュール管理からすると、これにも一手間かかりそうである。

 飼育員はここから池上に垂らされた綱に鶏肉をくくりつけたり、物陰に肉を隠したりしはじめた。虎があちこちを動き回り、ダイブして水に飛び込む様まで、餌やりを兼ねて見せる、という心憎い演出である。

 ダイブの瞬間を収めようとスマホを構えたが、これには失敗。こんな場合こそ動画の方がよかった、とは後から気がついた。してみると、動画からスティル写真を切り出せるという、新しい機種の需要は確かにありそうだ。

 

2023大阪の旅28 ニフレル3につづく