2017夏 長野・愛知・静岡23 鳳来湖 | 楢丁(YOUTEI) 旅の話

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趣味で書きためた旅日記が、膨大な量になりました。2020秋に脳出血、2023には食道癌を発症と、様々なことが起こりますが、克服してまた旅に出たいという気持ちは変わりません。
お付き合い頂けたらありがたいです。どうぞよろしく。

2017夏 長野・愛知・静岡23
鳳来湖

8/12(土)
 三遠南信道の無料区間を使い、山の方にテン場を探しに向かった。雨のことは依然気には掛かるが、あまり心配しても仕方がない。

 

 鳳来峡ICで降り、昨日通った宇連川づたいの道を下って、日帰り温泉の「うめの湯」で昼食。章子のメモにはこんな風に残る。「三食そば膳と鮎の塩焼きが付いたざるそば、天ぷらも美味しく、そばもまずまず。外食ではせめてこれくらいのものを食べたい。」


「うめの湯」で頂いた食事。なかなかに豪華

 昨晩はこのあたり、さぞひどい雨だったろうと思い、店の人に聞いたところ、全く降らなかったというではないか。テン場探しはこれだから難しい。

 さて、今晩のテン場を探しに、まずはダム湖周辺を狙うのが、我々の常套手段である。近くに二つあるダムのうち、まずは宇連ダム(鳳来湖)へ行ってみる。しかしここは切り立った山に囲まれ、ダム湖周辺の道は切り返しもままならない細道で、まるで期待薄。多くの場合、ダムを造るとその周囲に芝を植えた緑地や公園を作るものなのだが、そんなサービス精神がここには感じられない。但し、周囲の自然景観にはすごいものがあり、対岸に聳える大岩は、群馬の荒船山のように垂直に隆起した、大変に険しい山容を誇る。


荒船山のような鳳来湖の景観


※2023年になり、改めて調べてみると、「うめの湯」はすでに閉館していた。施設の老朽化と、コロナ禍による集客の落ち込みという、ありがちな理由によるもの。新しい施設にリニューアルされるという情報もあるが・・・。

 

 


2017夏 長野・愛知・静岡24 乳岩につづく