2020 再びの会津26坊主滝 | 楢丁(YOUTEI) 旅の話

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趣味で書きためた旅日記が、膨大な量になりました。2020秋に脳出血、2023には食道癌を発症と、様々なことが起こりますが、克服してまた旅に出たいという気持ちは変わりません。
お付き合い頂けたらありがたいです。どうぞよろしく。

2020 再びの会津 その26

 

8/17(月)①
 いよいよ最終日。我が家の夏の旅としては短い部類に入る今回だったが、色々面白いところに出会えたと思う。


 朝食は洋食を選んだ。飲み物を2種類チョイス、あとはサラダにソーセージ、ベーコン、そしてスクランブルエッグ等、極めてオーソドックスなもの。昨年暮れも朝は雨だったが、窓の外に見える湖畔の木々のもと、リスが忙しく走り回っていたのを思い出す。今回、行く先をさんざん迷った挙げ句、結局雨に祟られ続けることになったのは、まあ、誰のせいでもない。

 

朝食はオーソドックスなもの


 給仕は浅黒い肌をした外国の女性。スリランカからですか、の問いに彼女は頷いた。日本語で幾ばくかの会話を交わしたあと、席を立つときに、覚えたての「イストゥーティー」を使って声を掛けたら、ちょっと驚いたような、複雑な表情の笑顔を浮かべた。


 いつものことながらチェックアウトの荷物は多い。行き帰りともにカートを使ったが、バッグ2つの着替えの他にスピーカー、クーラーボックスと、そしてザック、たった2泊にこんなに必要ですか、と問われれば、必要です、ときっぱり答えるしかない。我が家のスタイルはこうなんです、と。

 

 

 もう一度行こうと考えていた、諸橋近代美術館には結局寄らず、大した考えもなしに郡山を目指した。幹線を通るのをやめ、山間部を抜けるルートを選んだが、しばらく走ると「達沢不動滝」の看板が現れた。いつもなら行ってみるところだが、歩きが長いようだと腰痛が堪える。何しろ、よくなっている感じがないのだ。それでも、ただ歩くだけならさほどの問題はなく、それだけでも幸いとしなければならない。


 これとともに「坊主滝」の看板も出ていたが、こちらは歩いてすぐのところにあるようだ。ちょうど車を停めるスペースもあり、林道に足を踏み入れた。ものの5分ほど進むと、川に降りる階段が設置されている。

 

川に降りる階段がついている

 

  川そのものは澄んだ水が流れているが、なにやら河原にはゴミが多く、これは頂けない。滝はそれほどの大きさではないが、2段に別れて川幅一杯に落ちる姿はちょっと珍しく、清涼感は味わえた。しかし、返す返すも河畔のゴミが惜しい。

 

滝自体はいいが、周囲のゴミがマイナスポイント

 

2020 再びの会津 その27につづく