皆様、こんにちは

村長就任後、2年目の公務に入っています野沢温泉村長の上野雄大です。

(R7年就任時挨拶)

 

昨年3月31日に就任してから、毎日が未知の領域の仕事と向き合う日々でしたが、とにかく1日1日を必死に大切に過ごしてきました。

選挙の投開票翌朝より公務にあたり、全力スタートダッシュを切りまして、そのままペースを落とすことなく走り切った感覚です。と言うよりも、ペース調整するタイミングすら分からなかった状況でした。

激動の一年。少し老けましたが、私は元気です。

(R7 年度始め式)

この一年は役場職員にも助けていただきました。

小さな村ですので、村民の皆様からも直接の激励や指導もいただき励みになっております。

ありがとうございます。

 

さて、初年度は関係団体への挨拶や定例の会議が主になたわけですが、年間の主要行事の把握と、ペース配分を知ることができた貴重な年となりました。大胆な改革や大型事業を旗揚げしたわけではありませんが、公約にも掲げた将来の野沢温泉村を左右するような新たな財源確保に向けた準備には入れたと感じています。

特に、法定外目的税である宿泊税の導入については、かなりのスピード感で議会の理解も得ながら、大きな決断と強い推進力で前進させることができたように感じています。

就任直後の6月議会において「当村にて独自課税を行いたい」という私の発言に端を発し、急ピッチで関係各所と準備に取り掛かりました。

 

7月に第1回 観光税検討委員会開催

 

9月18日に検討委員会へ諮問した観光税について、宿泊税を軸とした答申書を受け取りました。

 

 

役場職員の江尻税務係長(現在は*宿泊税推進室長)が素晴らしいスピード感と柔軟な発想で土台整備に動いていただきました。

JTBFさんの後押しにも感謝いたします。

*12月議会にて宿泊税推進室を新たに設置する方向を決定。R8年4月1日より推進室が立ち上がりました。

9月江尻室長と総務省にてレクチャーを受けました。

2月13日異例のスピードで法定外目的税導入の同意をいただきました。

 

 

 

また、観光業が基幹産業であり中でも宿泊事業従事者が多い当村にとって、地元事業者の理解を得ることが最も重要なことであることは言うまでも無いわけですが、様々な議論はあったものの導入自体には旅館組合はじめ住民の理解も得ることができ12月議会にて全員賛成で宿泊税条例について可決いただきました。

 

 

 

 

実際に導入となると今後はシステム改修や個人事業者にとっては計算の手間や納税など負担が予想されますが、「地域を持続可能な形で次の時代に繋いでいくため」には必要な取り組みだと信じていますので、引き続き丁寧な説明とサポートを重ねていきたいと考えています。

10月に行った地区懇談会。観光の中心である大湯、松葉地区では観光税に関する質問を多くいただきました。

 

R8年 4月15日 事業者への説明会。

 

 

観光税の使途と優先度を決定する「観光地経営会議」発足。

観光地マスタープランの策定を行います。

 

導入時期については、先行して決定していた長野県の宿泊税と同時期の6月1日を目指し準備を進めていきます。

我々、野沢温泉村は国内でも先進的となる定率制を導入します。開始当初は 3.5% で1.3億円 最終的には 5% で約1.8億円の税収を見込んでおり、現在の村税収入に約50%もの上乗せを期待するものであります。 東京都でも2027年度に定率制の導入を目指しています。

国内の観光地にとってもモデルケースとなるよう、地域事業者の皆様と力を合わせ、この素晴らしい環境を守り後世に残し、つないでいけるよう鋭意努力してまいります。 納税者となる宿泊客の皆様、そして地域事業者の皆様、引き続きのご理解とご協力の程よろしくお願いします。

2部制で行われた説明会には200名近い事業者の皆様の参加をいただきました。

重要な局面で地域が一つになれるのは野沢温泉村の強みだと思います。

 

 

今年度は昨年度同様に前村政下からの継続事業であります大型事業以外は大きな建設等のプロジェクトは立ち上げておりません。

一方で宿泊税を含む新たな財源と確保と、人材育成を含む組織基盤の強化に注力する年と位置付けています。

本年度6月より、当村としては前例がない観光庁(国)への出向の内示も出しました。

職員には様々な環境で多くの経験を積んでいただくことと、来年度に向けて更なる機構改革に望むべくソフト事業に重きを置き準備を進めています。

引き続き外部専門人材の登用も積極的に行い、地域、組織内に経営やマーケティングノウハウを蓄積すると共に「人材育成、人ずくり」に力を入れ、強いチームづくり、唯一無二の村づくりに邁進してまいります。

 

引き続き、野沢温泉村の新たな挑戦に注目いただければと思います。

 

 

追記

昨年1年間のふるさと納税額の速報値が出ました。2.7億円となり過去最高のご寄付をいただきました。

心より感謝申し上げます。

 

 

 

https://www.vill.nozawaonsen.nagano.jp/www/contents/1753689793700/files/2-3shiryou2.pdf