YUTAKA&SAWAの世界一周旅行日記 “What a Wonderful World!" -5ページ目

旅が終わり、帰国しました。

2010年5月20日



またまた、すっかりご無沙汰更新になってしまいましたが、


僕達夫婦は、約9か月半の旅を終え、4月27日に無事に日本に帰国しました!


既に帰国してから3週間以上が経ち、日本の生活に戻り、旅の思い出に浸る間もなく、
それなりにいろいろ忙しく過ごしてきました。

もうすっかり日本の生活に慣れてしまい、
それまでの世界一周旅行は、本当は夢の中の出来事だったのではと思ってしまう今日この頃です。


本当はこの時期、予定では南米の地にまだ滞在しているはずでした。



しかし旅の途中で、なんと!SAWAさんの妊娠が発覚したのです。




世界一周旅行中に子供が出来るなんて、なんともびっくりな出来事でした!



旅の後半戦、メキシコの旅を続けているうちに、どうにもSAWAさんの体調が思わしくない。


最初は、今までの旅の疲れが出てきたんだろうとか、
メキシコでは悪路を10時間以上のバス移動なんかがあったので、その影響だろうと思っていました。


メキシコシティ→オアハカ→サンクリストバル・デ・ラスカサス→メリダ→カンクン
と旅してきたものの、SAWAさんの体調は悪くなるばかり…。


それまで、「美味しい!」と絶賛していたメキシカンフードも、ある時から一切食べることが出来なくなり、
いよいよ事態は深刻に…。


それでも、カンクンで美味しい日本食にありつけて、少し元気を取り戻したので、
頑張ってキューバへ渡航して、再びカンクンへ戻ってきたものの、やはり様子がおかしいのです。


カンクンで病院へ行くことも検討したのですが、
考えられる可能性は?と思い、念のため妊娠検査薬を買って試してみると、陽性反応だったのです。

しかもこの日はなんと、SAWAさんの誕生日の翌朝でした。


このまま日本に帰ろうかとも話し合いました。


でも、せっかくここまで来て、南米の地を踏まないことには帰りたくないとの、
SAWAさんの強い意志もあり、アルゼンチンのブエノス・アイレスまで行くことにしました。


そんな状態だったので、カンクン→メキシコシティ→チリのサンチアゴ→ブエノスアイレス、
と約24時間かけて3回飛行機を乗り継ぎ、無事に到着した時は感激もひとしおでした。


早速病院を調べてみると、日本人のお医者さんに診てもらえる病院を見つけました。
電話してみると、ちょうど婦人科の先生がいらっしゃって翌日に診てもらえることに。


病院へ向うと、とても人の良さそうな先生がおられました。

すぐにエコー検査をしてもらうと、小さな赤ちゃんが画面越しに現れました。
既に妊娠3か月目に入っているとの事でした。

(小さな赤ちゃんが、本当に小さな心臓を動かしている映像にちょっと涙ぐみました…。)


この先生がとても素晴らしい方で、異国の地での妊娠発覚に関しても、
さして珍しい事ではないように扱って下さり、適切なアドヴァイスをして下さった上、
「あと3か月ぐらいは旅を続けてもいいよ」とまで言ってくださったのです。

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(お世話になった、前田先生とカルロス先生)


ただし、治安の悪そうなところ、それから高地への渡航は避けるようにと言われました。


それで、改めて夫婦で作戦会議を開き、比較的母胎に負担のかからないようなところをと、
今までの計画と重ね合わせて吟味しました。


結果、アルゼンチン側のパタゴニア地方のエル・カラファテとエル・チャルテン。
イグアスの滝。そして、イースター島。この3つの地に行くことが出来ました。


妊娠を知ってからの旅は、今まで以上により慎重になりました。
でも、SAWAさんはとても妊婦とは思えないほど、アクティヴに動いてくれました。



エル・カラファテで、ロス・グラシアレス国立公園に行き、
憧れだったペリト・モレノ氷河をクルーズ船で間近に見れた時に、
その圧倒的な氷河の美しさに、頑張って来て良かった~!と喜びのあまり、
SAWAさんは感極まって涙ぐんでしまいました。

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エル・カラファテからバスで4時間半かけて向かったのは、エル・チャルテン。

ここを訪れたかったのは、アウトドア・ブランド「patagonia」のマークにもなっている
名峰フィッツ・ロイ山を見るため。

到着したその日は、1年の中でもとてもまれな好天候の日で、このフィッツ・ロイ山の美しい姿を見に、
往復4時間以上のトレッキングに出かけて、その素晴らしい姿を目に焼き付けたのでした。

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イグアスの滝では、ただただ自然の迫力に酔いしれました!
ここは、滝そのものだけでなく、国立公園全体がとても素晴らしかったです。

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そして、どうしても行きたかった、イースター島!
ここは、本当に素晴らしい島でした。

初めてモアイに対面したのが、このアフ・トンガリキの15体のモアイ像。

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朝日に照らされる崇高なモアイの姿を拝むことが出来て、とっても清々しい気持ちになりました。




そんな感じで、SAWAさんの妊娠発覚後も、実に10回以上も飛行機に乗って旅を続けてきました。

(しかしながら、おかげさまで赤ん坊は無事にすくすくとお腹の中で順調に育っているようです。)


この後、ブラジル→ペルー→ボリビア→エクアドルと旅を続ける予定でしたが、
その予定を切り上げて、アジアに戻り、少し旅を続けた後、日本に帰国したというわけです。

マチュピチュの遺跡や、チチカカ湖、ナスカの地上絵、ウユ二塩湖、ガラパゴス諸島には
今回は行けませんでした。



でも全然後悔はしていません。

生まれて来てくれる子供といつか一緒に、今度は家族3人で訪れたいと思えたからです。



僕達は結婚9年目にして、初めて子供を授かりました。

しかも世界一周旅行中に。

そして、アルゼンチンのブエノス・アイレスという、日本の真裏にあたるその地でそれを知ったということ。

こうやって、今改めてそのことをひとつずつ記していたら、
なかなかドラマティックな出来事だったなと、我ながら感じています。



今はとにかく、どうか赤ん坊が無事にこの世に生まれてきてくれればと願う毎日です。




今回の旅で、世界中の素晴らしい自然、文化、歴史など様々なものに触れ心を震わせ感動したこと、
世界中の美味しいものと美酒に酔いしれたこと、世界中の素敵な人々に出会えたこと、
それらが、本当にかけがえのない、素晴らしい経験となりました。



世界は…、地球は…、



本当に本当に美しかったです!



この旅を、40歳という人生でいうところの折り返し地点のような時期に、
このような貴重な経験ができて、本当に良かったと実感しています。


アラフォーの体力のない僕達だったので、結果、少し値が張っても立地が良くて便利そうな宿、
素敵そうな宿に泊まり、食べたいものは我慢せずに食べるというような、
僕達なりのスタイルで旅をしてきました。


そして、夫婦で旅が出来たということは、やっぱり素晴らしかったです。
感動をその場で共有できることの素晴らしさは、パートナーと旅することの素晴らしさだと実感しました。




僕は、昨年3月に、それまで勤めていた会社を退職しました。
楽しい事も、辛いことも同じぐらい経験した素敵な会社でした。

しかし忙しいという事を理由に、家族と過ごす時間が圧倒的に少なかった。

今回の世界一周旅行で、なによりもよかったことは、
奥さんのSAWAさんと、改めて夫婦としてしっかり向き合えたことです。


旅路では、毎日一緒にいるので、くだらない話から将来のことまで、ほんとうにたくさんの話をしたり、
笑い合ってきました。

そして今までになくケンカもけっこうしましたが、
それによってお互いの欠点や弱さに改めて気づき、それを少しずつでも克服して行こうと努力しました。



でも今は、ほとんど楽しいことだけが記憶に残っています。



旅ってやっぱり素晴らしい!!!!!

この先の人生においても、できるだけたくさん旅をしながら、生きていきたいです。

ずっと旅人でいたい。



旅の途中では、いろいろな方々から、本当にたくさんの温かいメッセージをいただきました。

それがとても旅の励みになりました。ありがとうございました!



そして、このブログはまだ途中なのです。

日本に帰国はしましたが、なんとかこの旅の記録として、少しずつでも更新していきたいと思っています。


それでは、これからもどうぞ宜しくお願いします!

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(ギリシャ、サントリーニ島にて)

YUTAKA

(追記:メキシコ滞在中後半からカメラのレンズに傷がついてしまい、
 写真の画像が一部見苦しくなっていますが、どうぞご容赦願います。)

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極楽バリ島滞在記 その1 サヌール

この旅の最終目的地であるインドネシアのバリ島に到着してから、
時の経つのはあっという間で、いよいよ明日の夜の飛行機で日本に帰国します!

最後ぐらいはリアルタイムで更新するつもりが、気がついたらもうこんなに日が経ってしまいました。


さきほどこの旅で訪れた国を数えてみました。
経由のみで立ち寄った国やバチカン市国を除くと、ちょうど30カ国目の訪問国となりました。


旅の最後は僕達夫婦が大好きな、新婚旅行でも訪れたこの島でゆっくりのんびりしながら、
今までの旅の疲れをとったり、旅の回想をしたりして、元気に日本へ帰国したいと思っていたのです。




2010年4月16日~20日の出来事


バリ島のングラライ国際空港に降り立つと、この島特有の湿気を帯びた風と匂いを感じました。

ついに最後の目的地に着いたという安堵感なのか、達成感なのか、
旅がもうすぐ終わるという寂しさなのか、いろいろな感情が頭の中を駆け巡りました。

でも、その直後には強烈な湿気と暑さで大汗をかき、
そんなセンチメンタルな気持ちはすぐにどこかへ飛んで行ってしまいました。笑。


僕は今回で実に12回目のバリ島訪問です。
そんなに行ってよく飽きないねぇって言われるんですが、この島は訪れれば訪れるほど、
また訪れたくなってしまう不思議な魅力があります。


20代の時に、大好きなよしもとばななさんの「マリカの永い夜/バリ夢日記」を読んで以来、
バリ島の不思議な魅力に魅せられました。

ここに来ると、なにかあたたかいものに包まれているような不思議な感覚になります。
この島ではいろいろ不思議な体験をする方も多いと聞きます。

(バリの魅力について語ると、またまた長くなってしまうので、次回にでも続きを…)


バリにはいろいろなエリアに3泊ずつぐらい泊まるのが楽しくて、
毎回どのエリアのどのホテルやヴィラに泊まるかということをセレクトするのも楽しみの1つなんですが、
僕達夫婦が最近気に入っているのが、サヌールというエリア。

このサヌールは1930年代に欧米の人々が、この地を訪れるようになり、
その後当時の高級ホテルが建ちはじめ、バリ随一のリゾートとして1970年代に最も繁栄した場所。

その後、観光客向けの人工的なリゾート地、ヌサドゥアが誕生したことや、
クタやレギャンといったエリアに繁華街が移り、観光客も減り一時期の賑わいもなくなった場所です。

しかし、今ではそのひなびた感じが落ち着いた実にいい雰囲気で、リラックス出来る場所なんです。

若い観光客はほとんど見かけず、欧米の老夫婦などがのんびりと滞在しているようなエリアです。


今回サヌールで選んだ宿は「The zen villas」というヴィラタイプの宿。

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大きなプール付きのとても贅沢なヴィラで最高!

とても居心地のよいヴィラで、僕はひたすらプールを満喫し、

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SAWAさんはデッキチェアでひたすら読書。

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それぞれ思い思いに、時間を気にすることなく実にのんびりと過ごしました。

ヴィラの庭も実によく手入れされていて、南国特有の草花や鳥たちを見ているだけで、
とても幸せな気持ちになりました。

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このヴィラの居心地が良かったので、食事に出かける時以外はほとんどこのヴィラにいました。


お腹が空くと、サヌールの中心地のほうへ出かけました。
ご飯を食べに行く場所は毎回だいたい同じところです。


まずはサヌールの老舗中の老舗ホテル、タンジュンサリヘ。

1962年にわずか4棟のバンガローからスタートしたというこのホテルは、
1970年代にはミック・ジャガーやオノ・ヨーコさんも宿泊したというバリ随一のホテルだったようです。

創業から約50年近く経った今では、いい意味ででちょっと枯れた感じのホテルになっていて、
実に雰囲気が良いのです。

ロマンスグレイの渋いおじさんのかっこよさみたいな感じです。

ここのビーチ沿いのレストランが数年前からお気に入りで、サヌールに来ると必ず訪れます。

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ここで必ずオーダーするのが、裏メニューのチャイニーズ・チキンサラダ。

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白菜を細かく刻んだものに、春雨、香草などとチキンが入ったサラダです。
さっぱりとしていて暑いバリにはぴったりな、癖になるような味のとっても美味しいサラダなんです。

あとは定番のナシゴレンとシーフード春巻。

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美味しくて、実に幸せだー!

食後にジンジャーティを飲みながら、まったりと海を見ながらまどろんでました。

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そういえばこの風景。

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実は、このブログの表紙に使っている写真の場所だったのでした!

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サヌールの海自体は、あまり美しいとは言えないけれど、ビーチ沿いには遊歩道があり、
ここを散歩するのがとても気持ち良いんです。

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ビーチには、ほとんどが欧米諸国から来ているであろう老夫婦で、実に落ち着いた雰囲気です。



サヌールエリアで、もうひとつのお気に入りのカフェ、「カフェ・バトゥジンバー」。
サヌールの目抜き通りである、タンブリンガン通りのほぼ中心にある老舗のカフェ。

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僕が初めてバリを訪れた約15年前くらい前は、別の場所にあってもっとこじんまりとしたカフェでした。

でもその当時からオーガニックの食材を使っていたり、ジェンガラケラミックの食器を使ったり、
販売もしていて実に雰囲気のあるカフェでした。

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野菜がとても新鮮だったし、和牛のビーフバーガーがとても美味でした。

このほかにも、老舗の日本食レストラン「漁師」や、
ハーディーズっていうサヌールで1番大きなスーパーに入っているラーメン屋さん「ごん太」で、
(どちらもとても美味しいです)ジャパニーズ・フードもおもいっきり堪能しました。

しかし、それ以外はひたすらヴィラでのんびりしただけで、本当になにもしなかった…。

まぁ、のんびりするためにバリ島に来たんで、これでいいんです。


バリ島は湿気が多くて、モワンとした空気なので(湿度90%ぐらいです!)、
SAWAさんの言葉を借りるなら、「いつもぬるいお風呂に浸かっているような」感じがします。

でも、夕方から夜にかけては少し涼しくなるので、ゲッコウやカエルや様々な虫の声を聞きながら、
すぐにウトウト…。

とにかく良く寝たなぁ。寝ても寝ても何故だかとても眠い…。

(バリ島編続く…。)




吉本ばななさんの「マリカのソファー/バリ夢日記」。

マリカのソファー/バリ夢日記 (幻冬舎文庫―世界の旅)

ばななさんの世界の旅シリーズの第1作目。
単行本では「マリカの永い夜/バリ夢日記」というタイトルでしたが、
文庫本になるにあたり、大幅に加筆されてタイトルも変更になったもの。

バリ島独特の宗教観などをこの本で知り、とても興味を持ったのを今でも覚えています。

本編もいいんですが、ばななさんのバリ島旅行記「バリ夢日記」を読んでいると、
ばななさんの目線で見えてくるバリ島がとても素敵で、行きたくてうずうずしてくるのです。

YUTAKA

(追記:メキシコ滞在中後半からカメラのレンズに傷がついてしまい、
 写真の画像が一部見苦しくなっていますが、どうぞご容赦願います。)

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香港でグルメ三昧&セレブな同級生に会う

ペルーのリマからNY経由で24時間以上かけて香港へ移動しました。
そして昨日、香港からこの旅の最終目的地であるバリ島に到着しました!

香港は思った以上に涼しく、天気も悪かったのですが、
バリ島に着いた途端、いきなり気温32℃で全身から汗が噴き出してきました(笑)

でも、このバリ島特有の湿気を帯びたねっとりとした空気がたまらなく好きです。
この島の持つ魔法のような空気に包まれて、これまでの旅の疲れがどんどん癒えていく感じがしています。

私、実に12回目のバリ島訪問ですが、旅の1番最後にこの島を選んで本当に良かったと実感しています。


いよいよ、僕達の旅もフィナーレに近付いてきましたので、
最後ぐらいはリアルタイムでブログを書こうと思います。


…そして、またまた長いです。お時間のある時にご覧ください…。





2010年4月12日~16日の出来事



ペルーのリマからNY経由で香港に向かいました。

香港への旅の目的は、ズバリ!
美味しい中華料理を食べ尽くすということ!


NYから香港までのフライトは、キャセイ・パシフィック航空でのフライト。

なんでもビジネスクラスのフライトはとても快適で、食事に飲茶が出るらしいとか、
いろいろと評判のよい情報を得ていたので、とても楽しみにしていたのです。

キャセイのビジネスクラスのシートは、進行方向に向って、全てが斜めになっていて、
最初見た時は他の航空会社のシートと比べてちょっと狭いかも?と思ってしまったのですが、
実際に座って見ると、実に良く出来た居心地の良いスペースでした。

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ちょっとした物が置けるスペースとか、すべて手を延ばせば届く距離にあるのがとても便利で
実に合理的なシートでした。CAの方々もとても親切で、素晴らしいホスピタリティでした。

14時間という長さを感じさせない、実に快適なフライトでした。


旅の予定を2か月以上も早く切り上げた分、最後はちょっとだけ贅沢をしようということで、
今回香港で泊まったホテルは、インターコンチネンタル香港の、
ビクトリア湾が一望できるハーバービューの部屋!

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1度見てみたかった毎晩8時から行われる、
「シンフォニー・オブ・ライツ」を部屋から眺められるという贅沢!

ホテルに着いたのが19時50分ぐらいだったので、
ホテルのフロントの方が部屋でチェックインをしましょうと言っていただき、
着いた初日にそれを見ることが出来ました。

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残念ながら天気がイマイチでかなりガスっていたので、正直よく分からなかったけど、
でもこの夜景が見れて幸せだったな。

お腹が空いたけど、長いフライトでやっぱりちょっと疲れていたので、
ホテルに入っている広東料理のレストラン「欣圖軒(ヤントーヒン)」へ。

僕が頼んだ鮑入り特製スープ麺。

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SAWAさんが頼んだ牛肉とザーサイ入り焼きそば。

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そして、野菜不足だったので、しゃきしゃき野菜の炒め物を。

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意外にとてもあっさりとした上品な味付けでびっくり!とても美味しかったです!
ギトギト油の中華っていうイメージとは裏腹な料理で、疲れた胃にはぴったりでした。

デザートのマンゴープリンも絶品!

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そして部屋に戻り、そのままバタンキューだったのですが、
時差ボケのためか、なんと朝4時に目が覚めてしまい、そのまま眠れず…。

仕方がないので、朝7時ぐらいになって、支度をして朝ごはんを食べに行くことにしました。

地下鉄を乗り継いで、上環という駅で降り、「永合成茶餐店」というお店へ。

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ここは香港風の釜飯が美味しくて有名なんだそうで、
朝っぱらからボリューム満点のその料理を注文。

まずは1番人気の窩蛋牛肉煲仔飯という、牛肉のそぼろみたいなのに卵がのったご飯。

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写真の映りは悪いですが、これ最高でした!

またまた意外にも上品なお味で美味しかった!

もうひとつの骨付きブツ切り鶏肉とシイタケ、そしてショウガを効かせたもの。

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これもシイタケのエキスとしょうがが効いていて美味しかったな。

料理が運ばれてきたときは、すごいボリュームだので、
朝からこんなに食べれるかいな?と思っていたのも束の間、2人でほぼ完食してしいました…。

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お腹もいっぱいになったところで、香港をちょっと観光。

ネイザンロードにある重慶マンション。

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レートがいい両替所が入っていることで有名らしいんですが、
なんといってもバックパッカーのバイブル、
沢木耕太郎さんの深夜特急に出てくる「黄金宮殿(GOLDEN GUEST HOUSE」がある場所。

看板が残っているってことは、今も存在しているのかな?

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このビルに凄い美味しいカレー屋さんがあるという情報を、
自転車で世界一周中の出掘良一君から聞いていたんだけど
今回はお腹いっぱいだったので断念。次回は必ず行きたいな~!

そのあともぶらぶらと香港の街を散策しましたが、すごい都会だし、エネルギッシュな街だった。

もう何年も前から、アジアの中心は日本でなく、この香港やシンガポールに変わってるっていう話は
やっぱりうなずけるな~ってちょっと思いました。


午後を過ぎると、時差ボケで電池が切れたみたいに眠くなり、
ホテルに戻って夜まで寝てしまった…。

目が覚めると、すでにすっかり日も暮れていました…。
それで、お腹が空いて夕飯を食べに。

今度は坦々麺と小籠包が美味しいという「翡翠拉麺小籠包」へ。

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僕はやはり坦々麺と青島ビール。

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SAWAさんは鶏肉と青菜の煮込み麺と小龍包を。

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全部とても美味しかった!
特にここの名物の小龍包は肉汁たっぷりで激ウマだったなぁ~。

あぁ、また食べたい…。



そして、2日目には香港に行ったら是非とも会いたかった同級生の香港セレブマダムである、
K子ちゃんと(敢えて「ちゃん」づけで呼ばせて頂きます)、なんと20年以上ぶりに再会を果たしました!

このお方、高校時代と全く変わっていなくて本当にびっくりしました!
2児の母とは思えぬ変わらぬ美しさにびっくりです!

まぁ、このお方は高校時代からお化粧バッチリで(笑)、高校生なのにやけに大人びていた方なので、
今やっと年相応になったのかもしれません。


そしてK子ちゃんが予約してくれていた「利苑(レイ・ガーデン)」というレストランへ。

ここの飲茶がまたまた最高でした!

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ここの料理もあっさりとした味付けで、脂っこくなくて実に美味しかった!


K子ちゃんは大学生時代にスコットランドに留学して、
そこで出会ったイギリス人男性とその後結婚。
某航空会社に13年ほど勤務されて、今では教育熱心なセレブママです。

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もうかれこれ17年も香港に住んでいるんだそう。
香港はとても住みやすい所だとおっしゃっていました。

イギリスから中国に返還されたあとも、世界金融破たんの時も大きなダメージを受けなかった香港。
この世界的な不況の時代にあって、香港は景気がいいんだそう。

昔話に花が咲き、気がつけば実に3時間もこのお店にいました。
しかもなんと御馳走にまでなってしまいました…。

なんていい人なんでしょう!!

本当に懐かしく、楽しいひと時を過ごすことが出来ました!

K子ちゃん本当にありがとう!

東京に帰ってきたときには、約束通り倍返しでお礼するんで連絡ちょうだいな!

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K子ちゃんと別れた後、夕方になってまたまた時差ボケで眠くなってきてしまったので、
アフタヌーンティーで有名なペニンシュラに行きました。

さすがに、まだお腹がいっぱいだったのでお茶だけしましたが、
やっぱり雰囲気がよかったな。

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…というわけで、3泊した香港ですが、とにかく食べてばかりでした…。

有名な女人街にも行かずに、食べて寝ての繰り返しでした。

まぁ、こんな滞在も、世界一周旅行中ならではの贅沢な滞在ということで良しとしよう!


香港は美味しいものがたくさんあって、とても気に入りました!
英語も通じて、楽チンだしね(笑)


いつかまた、グルメツアーに再訪したいです!

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YUTAKA

(追記:メキシコ滞在中後半からカメラのレンズに傷がついてしまい、
 写真の画像が一部見苦しくなっていますが、どうぞご容赦願います。)

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