YUTAKA&SAWAの世界一周旅行日記 “What a Wonderful World!" -4ページ目

街全体が博物館の古都フィレンツェ

(いやぁ~、またまた更新を1カ月以上もサボってしまいました…。
ほんの少しでも、楽しみにしていただいている方々には、本当に申し訳ありませんです。)


では早速世界一周旅行の旅の続きを。
もうほとんど1年前のことになってしまった…。


今回もまた長いので、お時間あるときに。

もはやブログっていうより、小学生の夏休みの日記みたいなものですので、あしからず…。




2009年10月7日~10日の出来事



シチリア島のタオルミーナのバスターミナルから約1時間半で、カターニャの空港に到着。
ここからアリタリア航空でローマへと向かいます。

アリタリア航空の飛行機は緑色のシートがきれいで、なかなか快適な機内。

機内からは、再びシチリア島のエトナ山の雄大な姿を見ることができました。

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「シチリア~!また来るよ~!」と心の中でシチリア島へ別れを告げると、
飛行機は約1時間ほどで、無事にローマ・フィウミチーノ国際空港に到着。

しかしこのあと、機内に預けた荷物がちっとも出てこないという、なんともイタリアらしいハプニングが…。

でもね、イタリアに来て2週間ぐらい経っていたし、そういうこともむしろ、
「イタリアだからしょうがないねぇ」 なんて寛大な気持ちになっている筈だったんだけど、
この後一気にフィレンツェまで行く予定だったので、とにかく焦ったし、やっぱりイライラしてた。笑。

やっとこ1時間ぐらいして荷物が出てきて、それを受け取り、大急ぎで電車でローマ・テルミニ駅へ向かい、
そこからフィレンツェ行きの電車の切符を買って電車に乗り込みました。

この電車もなかなか快適だったのだけれど、夕刻ということもあり、ビジネスマンでけっこう混んでいた。

…にもかかわらず、電車内で当たり前のように、みなさん携帯電話で話をしてらっしゃる。
しかもイタリア人らしさ全開で、とにかく声もジェスチャーもやたらデカいのなんのって!

しかし、他の乗客の皆さんは、別に誰も気にする風でもないし、注意するわけでもない。
こういう慣習は日本人としては、ちょっとびっくりしてしまう。

実はこれって、他のどの国でも普通に見る光景だったのです。
携帯電話の通話が電車内で禁止されているのって、もしかしたら日本だけなの?って思ってしまった。

なので、その声を聞かないよう、i-podの音量大きめで音楽を聴きながら気を紛らわせていたら、
今度はSAWAさんに「音がヘッドフォンから漏れてうるさ~い」と怒られてしまいました。とほほ。


そんなこんなで、約1時間40分ほどで、フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ駅にやっと到着!
この日の移動はなかなか過酷でしたが、憧れのフィレンツェに着いた喜びで疲れも吹っ飛びました!

駅から歩いてすぐの宿、HOTEL CITY FLORENCEへ到着。ここはとにかく立地が最高でした!
外観は古ボケた感じだったけど、内部はクラシック調の洒落た素敵な宿でした。

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フィレンツェはトスカーナ州の州都であり、人口約36万人の街。
古代ローマ時代に花の女神の街として「フロレンティア(Florentia)」と名付けたことが語源になっているそう。
(ちなみに英語ではフィレンツェのことを「フローレンス(Florence)」と言うため、
英語圏の人に「フィレンツェ」って言っても通じません。)

フィレンツェの街並みは「屋根のない博物館」とも言われるくらい、
歴史的にみても稀有な建築物や彫刻などの芸術作品が今でもたくさん残っている。

1982年に「フィレンツェ歴史地区」としてユネスコの世界文化遺産にも登録されています。

この街の歴史は、ルネッサンス期に銀行家、政治家として台頭し、
後にトスカーナ大公国の君主となったメディチ家(Medici)一族と共にあり、
フィレンツェの繁栄はこのメディチ家があったからこそなんだそう。
今でも街の至る所にメディチ家ゆかりの場所が残っています。

その財力でレオナルド・ダ・ヴィンチ、ボッティチェッリ、ミケランジェロなどの多数の偉大な芸術家を
パトロンとして支援し、ルネッサンスの文化を育てる上で大きな役割を果たしたことでも知られています。

世界的に有名な観光地ではありますが、訪れた友人・知人のほとんどの方々が、この街を絶賛していたので、
この旅でなぜそんなに素晴らしい街なのかを、どうしてもこの目で確かめてみたかったのです。



到着した翌日、早速この街の散策へ出かけました。

宿の前の道を歩いて行くとすぐにサン・ロレンツォ教会前にはサン・ロレンツォ広場があり、
ここからアリエント通りにかけてたくさんの露店が出ています。

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フィレンツェの特産物として有名な革製品や、衣類などがたくさん売られていました。

SAWAさん、すかさず革バッグを物色!

驚いたことにお店のみなさん、僕らが日本人とわかると、けっこう流暢な日本語で話しかけてくる。
いかにこの地に日本人観光客が多く訪れるのかを思い知らされます。


サン・ロレンツォ教会を通り過ぎ、

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しばらく歩いていると、なにやらものすごい装飾の大きな建物が見えてきた!

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近づくと、圧倒的な姿の建造物にため息が!
嗚呼!これがフィレンツェのシンボル、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂だったのだ!

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あまりのスケールの大きさと、美しいファサードを目の当たりにすると、しばし言葉を失いました…。
ちょっと涙が出ました。実に140年以上の歳月をかけて建設された大聖堂。

広場を挟んで反対側へ行くと、ドゥオーモのクーポラが!

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石積み建築のドームとしては世界最大のものなんだそう。
感動で震え、ここに来れたことを心から感謝しました。


それにしてもフィレンツェの街は、通り1本1本にそれぞれに違う趣があって素敵でした。

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偶然見つけたボタン屋さんで、SAWAさんが貝で出来たボタンを見つけ、購入。

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カラフルで美しいこのボタン、日本で買うよりは安かったらしく、
SAWAさん思わず全色買い。笑。
何度も並び替えては、一人でニマニマしてました。



またしばらく歩いて行くとヴェッキオ宮殿が見えてきました。

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14世紀の始めにフィレンツェの政庁舎として建築されたらしい。
かつてメディチ家もここを住居としていたんだそう。現在は市庁舎として使用されています。


ここを通り過ぎると、いよいよお目当てのウフィツィ美術館へ。

やはり人気の美術館だけあって、入場するのに長蛇の列ができていました。
結局入るのに40分ぐらい並びました。

この階段を上がっていくと、展示室の始まりです。

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ウフィツィ美術館は、近代式の美術館としてはヨーロッパ最古の美術館なんだそう。
もともとは15世紀に政庁舎として建てられたので、ウフィツィ(office)という名前がついたのだそう。
その後メディチ家の収集した美術品を保管するために改装し、やがて美術館となったらしい。

ここは、イタリア・ルネッサンス絵画の宝庫!

すごく見たい絵がたくさんあったのだけれど、中でも、ボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」と
「春(プリマヴェーラ)」。この2つはとても見たかった絵画です。

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ボッティチェッリの絵を見ていると、絵の中から音楽が聴こえてくるような感覚に陥りました。
音楽的で、メランコリック。ほんと素敵だったな。


レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」。

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パリで「モナリザ」を見ても思ったんですが、この絵も遠方の景色がまるで現世ではない、
どこか異次元の場所を描いているような気がして、それが実に不思議な雰囲気を醸し出していると感じました。

今回ミラノには行けなかったんですが、いつかサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の「最後の晩餐」を見てみたいです。

そのほかにも、ミケランジェロや、カラヴァッジョ、フィリッポ・リッピなど素晴らしい絵画がたくさん!
駆け足で観てきたにも関わらず、結局2時間半ぐらいここにいてしまった。


このウフィツィ美術館からヴェッキオ橋が見えました。

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この橋は、イタリア語で「古い橋」という意味があり、文字通りフィレンツェで最古の橋。

川の増水などで何度か再建されたらしいけど、
ナチスドイツ軍の地雷による爆破を唯一免れた橋でもあるのだそう。

美術館を後にし、早速このベッキオ橋に行ってみました。

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メディチ家が繁栄していた時代に、この橋の使用権を金細工師に与えたらしく、
その名残で今でもたくさんの金細工のショップが軒を連ねていました。


この橋を渡ってしばらくすると見えてくるのが、ピッティ宮殿。

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もともとはトスカーナ大公の宮殿として使用されていた、壮大な建築物。
今では、ここも美術館として一般にも公開されています。
しかもこことウフィッツィ美術館とは、ヴァザーリの回廊を通じて結ばれているんだそう。

残念ながら訪れたのが遅い時間で、中を見ることは出来ませんでしたが、
それまで見てきた場所がもうすでに素晴らしすぎたので、残念だとは思いませんでした。
けっこう歩きまわって、ヘロヘロだったし。


夕方になって、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会の前の広場へ。
この教会はレオナルド・ダ・ヴィンチが3年間暮らし、ここで「モナリザ」の制作を行っていたという場所。

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入場できる時間帯を過ぎていて、中には入れませんでしたが、夕暮れ時のまったりとした時間帯に、
この広場では人々がそれぞれ思い思いにのんびりくつろいでいて、なんともピースフルな雰囲気でした。

段々と日が暮れてきて、少しずつ涼しくなる風を感じながら、のんびりとヒューマン・ウォッチングを楽しみました。


そして夜が近づくに連れ、お腹も減ってきました。

イタリアに来てから、食事のハズレがほとんどないぐらい、イタリア料理がとても美味しくて、
大満足の日々でしたが、2週間も食べ続けているとさすがに飽きてきた。

そんなふうに思っていたら、なんと日本人経営のラーメン屋さんを発見!!
Via de' Banchi(バンキ通り)にあるので、「番気らーめん」という店名。

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しょうゆラーメン&味噌ラーメンにチャーハン、餃子と黄金のオーダー。
久々の日本の味に大感激でした。

店内には、日本からの留学生らしき学生さんがたくさんいらっしゃって和やかな雰囲気でした。
この街でイタリア語を習いながら、伝統手工芸品の職人や料理人を目指してやってくる方々も多いのだそう。

短期の観光旅行でフィレンツェに来てたら、きっとイタリアンばかり食べまくるだろうから、
フィレンツェでラーメンを食べたことは、ある意味貴重な経験でした。


そんなこんなで、1日でフィレンツェの街をけっこう堪能しました。
ヨーロッパ屈指の観光地だけあり、確かにここは美しい「屋根のない博物館」でした。

ここでは、景観を損ねるからという理由で、新しい建物を安易に建てたり出来ず、
リノヴェーションをすることも、法律的にも、金銭的にも本当に難しく大変なことなんだそう。


そして気付いたこと…。

そうか、この街は京都に似ているんだと思いました。

古い街並みや景観を大切に保存し、伝統工芸を今に伝え、その文化や歴史に誇りをもっているところ。
フィレンツェのたくさんの壮大な教会は、京都の神社やお寺にあたるんだと思えました。

調べてみると、実際にフィレンツェと京都は姉妹都市だったのです。

そう考えると、なぜフィレンツェが日本人観光客に特に人気があり、
友人たちが皆、口をそろえて「素晴らしかった」と言っていた答えが見つかったような気がしました。

(続く…)

YUTAKA


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映画『グラン・ブルー』の舞台、タオルミーナで40歳の誕生日

(近況:またまた約1か月以上ぶりの更新になってしまいました…。

早いもので、世界一周旅行から帰国して3か月が過ぎました。
おかげさまで、SAWAさんのお腹の中の赤ちゃんも現在8か月目に入り、すくすくと順調に育っています。
かなりお腹も大きくなってきました!

いろいろ驚くことが多いのですが、最近はSAWAさんのお腹を見ていると、
お腹の中で赤ちゃんがもにょもにょと動くのを見ることが出来て実に面白いのです。
声をかけるともう反応したりして、実に不思議です。


…僕はといえば、相変わらずのんびり過ごしている毎日です。
でもそろそろ本当に仕事しないとって、心の奥底では思っているんですが…ねぇ…。)



それでは、旅のブログの続きです。
(うーっ、早く更新していかないともうすぐ1年前の事を書くことになるな~…。)



2009年10月4日~7日の出来事


イタリアのシチリア島、パレルモの中央駅近くのバスターミナルから次の目的地タオルミーナに向かいました。

パレルモ→タオルミーナ間は直行バスがなくて、まずはカターニャという街まで向いました。
シチリア島の道はとても良く整備されていて、しかもバスの車内もとても綺麗で快適でした。


そして、2時間ちょっとでカターニャのバスターミナルへ到着。

しかし、このカターニャからタオルミーナに行くバスは、この日が日曜日ということもあり、
約2時間後にしか来ないとのこと。

仕方ないので、バスターミナル近くで唯一開いていたカフェで日記を書きつつバスを待つことに。

日記を書くことにも飽きて、ぼーっとヒューマン・ウォッチングをしていて気づいたんだけど、
イタリア人って、実にエスプレッソを美味しそうに飲む。

カウンターで立ち飲みなのに、小さなカップを持ってクイっと飲むところが
実に様になっていてかっこいいのです。
それが、年老いたご老人であればあるほどかっこいいなぁ…なんてぼーっと見ていました。

そこで同じようにバスを待っている世界各国のツーリストがけっこういて、
いろいろ話をしているうちにやっとバスがやってきた。


そしてカターニャから1時間半ぐらいで、やっとタオルミーナのバスターミナルに到着。
しかしここから宿まで歩いて行くにはあまりに遠いことが判明し、仕方なくタクシーで宿へ向い、
やっと宿に到着。


タオルミーナは、古代ギリシャや古代ローマ帝国の支配下にあった都市で、
いまでもその時代の遺跡が多く残っている場所。

またイタリア人だけでなく、世界中の人々のあこがれのリゾート地。
東にイオニア海、南に雄大なエトナ山とカターニアまでの海岸線が臨める風光明媚な場所。


さらにここは、なんといっても、映画『Le Grand Bleu(グラン・ブルー)』の舞台となった場所!!
あの素晴らしかった名画の世界へ、この世界一周旅行でどうしても行ってみたかったのです!

そして、このタオルミーナ滞在中に、僕がついに40歳の誕生日を迎えるということもあって、
奮発してオーシャンビューのPANORAMIC HOTELというホテルに泊まったのですが、ここが素晴らしかったのです!


夕刻にチェック・インをし、部屋に入っていきなり見えたのがこの景色!イソラ・ベッラ。

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「グラン・ブルー」のロケでも使われた美しい小島イソラ・ベッラと静かな入り江。
この景色を見ることが出来ただけでも、ここまで遙々来てよかったと思えたのでした。


またここのホテルの朝食を食べるテラスがとても気持ち良かった。

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こうやって、自分でしぼって飲むためのオレンジジュースを作る機械があったりして。

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毎朝ここに行くのが楽しみでした。


あと、最上階のプール。

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ここのデッキチェアに寝そべって、イソラ・ベッラを眺めながら過ごすひとときは最高の贅沢でした。

SAWAさんはここで、寺尾聡さんの「Reflections」を聴きながら、星野道夫さんの「旅をする木」
を読みながら「夢がかなった~!」と感激していたのですが、はたしてどんな夢だったんでしょう?笑。



タオルミーナの街は山の上にあって、僕達が滞在していた宿のある海沿いの場所からは、
ロープウェイで向かいます。

メッシーナ門から街のメインストリートであるウンベルト1世大通りを歩きます。

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ここの通りはとても美しく、散歩してるだけでとても楽しかったです。

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4月9日広場。

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ここは見晴らしの良いテラスがあり、まわりには古い建物や教会、時計塔なんかがあり、
中世の雰囲気が残っている場所でした。


シチリア第2の規模を誇る古代のギリシア劇場。

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今でも夏の間には、演劇やバレエ、コンサートが開催されているのだそう。
イオニア海とエトナ山の美しい景色が臨める、気持ちの良い風の吹く場所でした。



そしてそして!お約束の南イタリアでのグルメ三昧はここでも大爆発!

まずはホテルの方に教えてもらった、ホテルの目の前にあるリストランテ、「Da GIOVANNI」へ。

家族経営のこじんまりとしたお店でしたが、何を頼んでも絶品!

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やはり海の近くなので、特にシーフードが素晴らしかった!
あまりに美味しかったので、タオルミーナ最後の日の夜にもう1度訪れました。

その時注文したのが、このシーフードのソテー。

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アサリ、ムール貝、カキなどがスープ仕立てになっているもので、
この料理のお味も、生涯忘れられないぐらいの素晴らしいものでした。
良く冷えたシチリア産の白ワインとよく合って絶品でした。あぁ、またいつの日か食べたい…。

そして、10月5日がちょうど僕の誕生日ということで、海沿いの雰囲気のよさそうなレストランへ。

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ここもやっぱり、シーフードが絶品でした!
誕生日だとお店の人に伝えたら、カルパッチョをサービスしてくれました。

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しかし、まさか40歳の誕生日を世界一周旅行中に、シチリア島のタオルミーナで迎えるなんて夢にも思っていなかった。

ホテルまでの帰り道で、月と、海に照らされている月明かりがあまりにも美しく幻想的で、
これはもしかしたら夢の中の出来事なのではないかと考えてしまった…。

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実に素敵な、一生忘れることのない素晴らしい誕生日を迎えることが出来ました。




このタオルミーナの街を一躍有名にしたのは、なんといっても映画『グラン・ブルー』。
しかしこの映画、仏伊合作映画にもかかわらず、イタリア人は意外と知らない人も多いらしいんです。

僕らも10年以上前に見たっきりで、細かいシーンの事はけっこう忘れてしまっていました。
それでもいろいろ調べてみて、撮影で使われた場所を巡ってみたのでした。


まず訪れたのは、ホテル・サンドメニコ・パレス。
その昔、ドメニコ派の修道院だった場所。

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あぁっ!この回廊と中庭、映画に出てきたかもって、ちょっと思いだしました。
確かここにエンゾがいたような…?

このホテルとてもいい雰囲気のホテルでした。
程良いクラシック・テイストが心地よかったです。
(きっと宿泊するとお高いんでしょうが…。)

バーを抜けるとテラス席があり、そこはイオニア海を一望できる素晴らしい場所でした。
しかも貸し切り状態!アイスコーヒーと葡萄ジュースが最高に美味しかったです。

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さらにその先には、手入れの行きとどいた気持のよい庭園があり、レモンやベルガモットなど
さまざまな柑橘系の果実にSAWAさん大興奮!

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タオルミーナ滞在中の最後の日の夕方、イソラ・ベッラの近くの浜辺に降りてみました。

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海は確かに透明で綺麗なんですが、ビーチは砂浜でなく砂利ということもあり、
ここはどこか日本の海水浴場的な「磯」って感じの雰囲気。笑。

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散歩をしていると舟に乗らないかと誘われたので、値段を聞いてみると約1時間で1人€15とのこと。
せっかくなんで、旅の思い出にってことで乗ることにしました。

舟を操縦しているのは、陽気なシチリアン・ダンディ達!

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お客さんは僕ら2人と、ロシア人女性&イギリス人男性の熟年カップルの計4人だけなのに、
なぜか4人もクルー?が乗っていました。(みんな暇なの?)

この方たち、多少の年はとっているでしょうし、若干お腹も出ていますが、みんななかなかの色男でしょ!?

どうです?シチリアン・ダンディーと恋に落ちるってもの素敵じゃないですか?
(誰に言っているんだ?)

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「シチリアン・シンボル!」って嬉しそうに、小学生なみのはしゃぎ方で説明してくれた(笑)岩の横を通り抜け、

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シチリア版の「青の洞窟」に入ったりとなかなか楽しい。

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そして!そして!見えてきました!

『グラン・ブルー』に出てきたもう1つのホテル、「アタホテル・カーポタオルミーナ」。

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あの洞窟レストランとプールサイド、ピアノのあるラウンジが見えてきて感激!

世界的に有名なホテルで、中には宿泊客しか入れないんだけど、
こうやって、海の上から眺めることが出来ただけでも満足でした!


そして、同乗していたロシア人の女性が泳ぎたいっていうんで、しばし舟を停泊させることに。

いくらシチリア島とはいえ、10月の夕暮れ時ってこともあり、けっこう涼しかった。
でもそのロシア人の女性が実に気持ちよさそうに泳いでいるのを見ていたらたまらなくなって、
僕もおもいきって海に飛び込んだ!

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海水はやっぱり冷たかったけど、ひんやりとした感じが逆に気持ち良かったです。

イオニア海に浮かびながら、ぼーっと空を眺めていたら、
少しだけあの『グラン・ブルー』の青の世界に近づけた気がしたのです。
(イルカは泳いでいませんでしたけど…。)


そんなこんなで、タオルミーナでの滞在は、リゾート気分も満喫できた素晴らしいものでした。

憧れの地に実際に訪れることのできた喜びは、何ものにも代え難いことで、
こうやって1つ1つ夢がかなっていくこと自体が、夢の中の出来事のようでした。


この地を離れる朝、バスターミナルに向かう途中、エトナ山が美しい姿を見せて、
僕達を見送ってくれました。

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シチリア島。今回は2か所しか行けませんでしたが、本当に最高でした!

食事もワインも最高に美味しいし、人々がみんな陽気で親切で温かかった。
思っていたほど治安も悪くなかったしね。

いつかまたゆっくり、シチリア島のほかの場所も巡ってみたいです。
あの『ニューシネマ・パラダイス』の舞台になった、パラッツォ・アドリアーノにもいつか行ってみたい!

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(シチリアのシンボルマーク。3つの足(3つの岬)を持つメドゥーサ)



1988年に公開された映画『グラン・ブルー』。

グラン・ブルー 完全版&オリジナル版 -デジタル・レストア・バージョン- DVD-BOX 【初回限定生産】

もう公開から20年以上も経っていたとは…。時の経つのは本当に早いなぁ。

久しぶりにこの映画の事を調べていたら、なんと8月7日(土)から
『グラン・ブルー完全版~デジタル・レストア・バージョン~』として、角川シネマ新宿他でスクリーンに再登場するらしい!

またあの世界がスクリーンで観られるなんて!
うーん、これは観に行くしかないでしょ。

YUTAKA

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ゴッドファーザーの街、パレルモ

(近況:日本に帰国してから、もうすぐ2か月が経とうとしています。

そして、前回の日記からまたまた1か月以上も経ってしまいました…。すいません。


前回の日記には、ほんとうにたくさんのコメントをいただき、ありがとうございました。
帰国してから、沢山の方々から「ブログ見てましたよ~」って言われてとっても嬉しかったです。

最近では、妊婦のSAWAさんのお腹もぐんぐん大きくなってきていて、とてもよく動くのだそうです。


僕はといえば、まだ仕事もしておらず、無職のままですが、身重のSAWAさんのお世話で忙しくしています。笑。

でもそろそろ仕事もしないとなぁー、なんて思っています。


そうそう、今月上旬に10日間ぐらい車でのんびりと日本国内を旅行してきました。

はっきり言って、ただのグルメ紀行でした。笑。

世界旅行中に日本食が恋しくなったときに、二人で日本に帰ったら食べたいものをリストにしていて、
それらのものをかたっぱしから食べまくってきました。

おかげでまた体重が増えました…。

いつかその旅行記ももブログにUPしたいと思います。)


それでは、2009年10月からの旅の続きです。

途中で、最後のほうの香港とバリ島滞在記を一部アップしましたが、
ここからまた、昨年からの旅の続きを記していこうと思っています。




2009年10月1日~4日の出来事

ナポリの港で絶品のパスタを食べた後、港にあった海風の心地よいカフェでしばし日記を書いたりして、
シチリア島のパレルモ行きのフェリーの入船時間を待ちました。

夕刻の6時30分になりTirrenia社のフェリー乗り場へ向います。

Tirrenia社のフェリーは、クロアチアのドゥブロヴニクから、イタリアのバーリまで乗ったフェリーよりも豪華な客船でした。

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キャビンには、シャワー&トイレもついていて快適です。

気がつくとSAWAさんは、なんと船が出航する前にすでに就寝してました。笑。
(…てか、早すぎでないかい?)

仕方がないので、ひとりで船内を探検しました。

レストランが2つ、バー、スーヴェニアショップ、そして映画館までありなかなか豪華です。

デッキに出て、しばらく夜の海と空の星を観察していたのですが、やっぱり夜の海に吸い込まれそうになり、
怖くなったので部屋に戻り、早々に僕も寝ることにしました。


しかし、このフェリーの船内アナウンス…。ぶっきらぼうなイタリア語で、しかもやたらにヴォリュームがデカい。

申し訳程度の英語も音が割れていて、さっぱり聞き取れない。

夜でも容赦なくアナウンスするので、そのおかげでなかなか寝付けなかった…。


翌朝7時ごろ目を覚まし、カフェテリアでコーヒーを飲んでいたら、シチリア島が見えてきた!

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8時過ぎにパレルモ港に到着。

憧れのシチリア島に初上陸です!!


港からパレルモの旧市街まで、どうやって移動しようかと悩んでいたら、
「タクシー?」と声をかけてくるおじさん。

旧市街まで15ユーロと言ってきた。
うーん、ちょっと高いけど雨も降ってきたので、このおじさんに頼むことに。

車まで案内されると、仕事道具らしき工具が車内にぎっしり。
本職のお仕事前のちょっとしたアルバイトのよう。

日本人の観光客を乗せていることが珍しいのか、
港で働いているアミーゴ達に冷やかされて、照れくさそうにしているおじさん。
なかなか可愛かった。笑。

車で走り出すと、さらに雨足が強くなってきたので、頼んで良かったとほっと一息。


パレルモの旧市街に入っていくと、煤けた建物が並んだなんとも寂しく、ちょっと怖くも感じる街並み。

きっと天気のせいでもあるのだけれど、第一印象はナポリの旧市街より、さらに「陰」な感じのする所だと感じました。


パレルモはシチリア州最大の都市であり、人口は約70万人。

昔から、アラブやノルマン系の民族に何度も侵略され、
その結果、異文化の入り混じった独自の文化が形成された場所。

文豪ゲーテは「世界で最も美しいイスラムの都市」とこの街を讃えたそう。


しかし、ぼくのこの街のイメージといえば、なんといってもイタリアン・マフィアの世界。

歴史に残る名画「ゴッドファーザー」の舞台として、あまりにも有名でしょう。
(実際の撮影はここでそんなには行われなかったようですが)


世界一周旅行中に読んでいた、村上春樹さんの「遠い太鼓」というエッセイの中でも、
80年代に彼が数か月住んでいたときの事が書いてあるのですが、
当時はまだマフィアの抗争も激しく、そこかしこでしょっちゅう銃撃戦があったり、
殺人事件が日常茶飯事だったようです。

いまでは、随分治安も良くなったのだと思いますが、なぜだかとても寂しげな場所でした。


着いた日は、少し休んでから、それでも頑張って雨の中街を歩いてみました。

うーん、やっぱりなんだか寂しげというか、悲しい街だ。
なんとも言えない、重苦しい雰囲気が、街全体を覆っているようです。
(雨のせいも多分にあったのだと思いますが…)

新市街の方へ歩いて行くと、ヨーロッパ屈指のオペラの殿堂であるマッシモ劇場がありました。

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あの名作「ゴッドファーザー3」での、ラスト間近のあの名シーンが撮影された場所としても有名。

ここでものすごい豪雨にあい、この日は街の散策を諦めました。



しかし次の日は、雨も上がり、見事な快晴になりました!

朝ごはんを食べに行くと、ここにもやはりモッツアレラチーズがドーン!

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さすがは南イタリアです。




旧市街の中心地にあるクアトロ・カンティ(四つ辻)。

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17世紀にシチリアのバロック化計画の一環として造られたもので、
交差点の4つ角にそれぞれ3段ずつの彫刻が施されています。



そのクアトロ・カンティのすぐ近くにある、プレートリア広場。

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フィレンツェの職人が作った30体の彫刻のある噴水広場です。



カテドラーレ。

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シチリア・ノルマン様式の大聖堂。

さまざまな国の支配によって複合建築となり、それがパレルモ様式と呼ばれるようになったものの代表的建物。

でも教会内は、驚くほど地味でした…。



そしていよいよ、パレルモ観光のハイライトともいえる、ノルマン王宮内にあるパラティーナ礼拝堂へ。

ここが、本当に凄かった!

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教会内は、まるでモザイクの宇宙!

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とにかくきらびやかで、とても美しかったです。
11世紀末のイスラムやビサンチンの影響を今に伝える独特のものらしい。

しばし時を忘れ、この空間にひたすら酔いしれていました。


また、ぼくらがこの礼拝堂を見学したすぐ後に、ここで結婚式が行われるところでした。

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こんな素敵な教会で挙げる結婚式は、さぞかし素晴らしいのだろうと想像していました。

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旧市街方面に戻り、サン・フランチェスコ・ダッシジ教会へ。

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パレルモ出身の彫刻家、ジャコモ・セルポッタの壁面が素晴らしかった教会。



最後に見に行った、マルトラーナ教会。

ここの内部も金色のモザイクで覆われていて、きらびやかでした。

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しかし、この教会で最も興味深かったのが、このモザイク。

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ガイドブックによると、時の海軍提督であるジョルジオ・ディ・ダンティオキアが、
亀のようになって聖母マリアの足もとに膝まづく姿をあらわしているんだそうで、傑作として名高い作品なんだそう…。

…でもこれ、なんか思わず笑ってしまうような絵だった…。

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提督がなぜ亀に?

謎は深まるばかりでした。笑。



天気の良かった日の夕方からも、また雨が降り出したりして、滞在中お天気にはあまり恵まれませんでした。

それが影響してか、パレルモの街はとにかく「陰」な感じのする街だった印象です。


SAWAさんがどこかで読んだ本には、こんなことが書いてあったそうです。

「パレルモの街の建物が頑丈に出来ているのは、マフィアの抗争で亡くなった人々の骨が混ざっているから…」


……あくまでも噂話にすぎないのだろうけど、あの街の排気ガスに煤けた古い建物を見ていると、
そんなこともあり得なくもないなぁと感じてしまうのでした……。


あっ、でもここはさすが、南イタリア。
ご飯はやっぱり美味しかったですよ!

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日本に帰ったら、絶対にもう一度見ようと思っていた名作中の名作シリーズ。
でもパート1~3まで全部見るには、相当な気力と体力が必要かも…。

「パート3」をどこかの国のTVでやっていて、ちょうどラストの方で思わず目が釘づけになりました。
今や名監督のソフィア・コッポラも初々しく、儚げで、美しかったな。



YUTAKA

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