雨が降ると体調がダメになる人は多いです。
頭痛がする、関節痛がする、やる気が出ない、、



体の中ではいろいろな変化が起こっています。


まず、雨が降るということは、概ね気圧が下がっています。
体の内より外の圧の方が大きくなる、
すると、圧の差により、細胞の一つ一つが膨れます。

登山するとポテチの袋が膨れる現象です。

細胞は膨れますが、頭蓋骨は膨れないので、
頭蓋の中で膨れた細胞が ぎゅーっ と引っ張られて頭痛になるわけです。

関節痛も概ね同じ。骨は膨らまないので、
膨らんだ筋肉などの細胞だけが引っ張られて、痛みがでると。




また、湿気による膨張も起こります。

細胞の外に湿気、つまり水がありますが、
その水は細胞の内の水より「塩味が薄い」
浸透圧により、細胞が膨れるわけです。
浮腫むともいいます。

(浸透圧、理科で習ったはずなのに、何度聞いても忘れてしまうあれですが、
塩味の濃い水が、薄い方の水を吸う現状です)



雨が降ると、二重の理由で細胞が膨らむので、
筋肉などが引っ張られて、頭痛や関節痛に繋がるというわけです。


以上が、解剖学的な観点の説明。







以下は、サピエンス史的な観点になります。

ユヴァル・ノア・ハラリの サピエンス全史、面白いですよね。

私ですか?読んでません。


漫画版を読んだのと、解説動画などを見て、
理解した気になって語りますが、

サピエンス史的に「人間てなんでこうなの?」
という質問に答えると「そうじゃない種はみんな滅んだから」となります。





昔の人は狩猟採集で食糧を得ていました。
畑なんか無くても、マンモスなんか滅多に狩らなくても、
近所の山を半日ほどウロウロ歩き回れば、どんぐりやらキノコやら、小鳥の死骸やら結構拾えて、
みんなで起こした火で焼いて食べれば、充分お腹いっぱいになってたそうです。


そこに雨が降る、ということは、嵐が近づいているかもしれないということ。
土砂崩れが起こるかもしれない、川が増水するかもしれない。

雨が降っても体調を崩さないように人間は、
雨の日も元気に出かけて行って、
それでだいたい死んで絶滅してしまったわけです。



人類が狩猟採集を行っていたのは100万年以上の間。
それに対し、雨が降っても変わらず働かなきゃいけない生活様式というのは、産業革命以降でたった150年程度です。
(農耕は一万年くらいですが、それも晴耕雨読、雨が降ったら働きません)

まだ現代人は、雨が降っても働かなきゃいけない暮らしに、対応できていないのですね。



これはもう、仕方ないです。
150年程度じゃ、染みついた体の癖は抜けません。
ストレッチなど多少は効果ありますが、敵は地球ですからね、、

我々文明人、雨が降っても働かなきゃいけない人が多いと思います。
まあ、仕方ないよねと思いながら、自分に優しく働いておきましょう。


そうは言っても〜
そうは言っても〜
やらなきゃいけない仕事が、、

おわり。





「脱線を気にせずに、どんどん書いていく。というのも、読書の半分は、本に書いてあることではなく、本を読みながら自分のうちにわきあがってきたことにあると思うからだ。」 〜フランツ・カフカ〜






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