「アーティストは恥をかいてナンボの世界」


23日をもって大丸の展示が無事に終わりました。ご来場くださった皆様、また作品を今回も向かい入れてくださった方誠にありがとうございます。


深澤は、改めて今回気付かされることがありました。やっぱり作品を作ることってとっても苦しい😣苦しいんだけど、それを見てくださる方や誰かの心に届けることが何よりも嬉しいのだと改めて気付かされました。


在廊も今回多くて、大丸は人の通りが少なかったんだけれども、目をちゃんと展示に移して立ち止まってくださる方にだけ話しかけてみました。僕の絵は説明するというよりは、もうこういう絵です。と、自身の魂やエネルギーをみせていくしかありません。それが、今回100%成功したかっていうと、50%、40%ぐらいだったかな?と自己評価で振り返って思います。


もっと僕ならやれる男なのに!!と。。少し歯痒さを感じながら、今の自分のコンディションと相談しながら、今の自分なりに用意してきた展示となりました。。


でもなぁ、数秒で目を逸らされるのも展示の仕方やサイズや何よりも「情熱」が伝えきれなかった結果だと、自分では思っております。また次回に生かすとともに、自分のコンディションを整えて、また一皮剥けた深澤雄太をいつかちゃんとみてもらう布石だと捉えて、これからも精進して参ります。


もう、また傑作が描きたくて描きたくてウズウズしているんだけれども。。なかなか自分の想像を超えるような作品が完成しないですね。こういうのは、早めに吐き出して抜け出して行きたいです。もう少し、待っててください。いや大分、お待たせしちゃうかも。。僕のファンでいてくださる方はとても目が肥えていらっしゃるので、僕が苦しんで生み出した物とか新しい姿をみせていかないとなかなか作品を買ってくださらないんですよ笑それだけ、シビアにみてくださっているのだと何やら嬉しいんだか与えられた試練なんだか分からないけど、ポジティブに捉えておきますね。。


でも、買われてもいいのになぁーと思っていた作品が案外買われなかったり、意外と黒い作品が今回注目されたりと、やっぱりどの絵が売れるかなんて考えずに自分の描きたいものを描いていくのが正解なんだと改めて思いました。僕は好きにやらさせて頂きます。そして、この我儘を貫いて深澤雄太にしかかけない深澤雄太らしさが伝わる唯一無二の表現を探究し続けて参りたいと思います。


やっぱり絵を見てくれた人がびっくりしたり、忘れられないような鑑賞者の心に直接触れられるような絵が描きたいです。そして何よりも絵を見てくれた人にエネルギーを届けて行きたいと思います。


今回は似顔絵をやったり、在廊したり、ユウチュウブを撮影したり、沢山方と触れ合える機会も多かったのですが。気付かされたことがあります。それは、絵をみてくれる人からも元気をもらっていると言うことです。それが、僕にとっても唯一の救いで絵を通してのコミニュケーションが生まれたり、ちょっとだけ鑑賞者との心と心の距離感が近づくことがとても嬉しいんです。僕は絵で心の全てを曝け出しています。いわば、作品はアーティストにとっての裸婦のようなもので自分の内側をみられることになります。それって凄く恥ずかしいことなんだけれど、じゃなきゃ作品なんてみてもられないと思っているし、アーティストは恥をかいてナンボの世界だとも思っています。当たり前だけど、恥ずかしいところも晒していかなければならない。そんなことも、今回思いつつ。。


これからは、誰かにかぶりつくような若者生意気キッズ精神で絵を描くのではなくて、もっと落ち着いていて魅力的な(若干胡散臭いような笑)大人の色気というものを作品で見せていけたらなぁと、思いました。笑。


もう、僕は27歳ですし。そんな感じでシフトチェンジしながら、成長して行きたいと思っております。


それでは、今未だ買える僕のおすすめ作品ベスト3を紹介させてください。以下、画像に添付いたします。


大胆なストロークと、高台から田んぼが魅せる風景。

奥、中間、手前がはっきりとしていて、技術的にも構図的にも相まった表現ができました。


第二位

稲穂(国立市)


大胆な二面構図で、下は稲穂、上は空で分かれている構図です。よくみてみるとノスタルジーを感じられる作品。大胆なストロークにも注目してほしい。


第三位

調布の多摩川



深澤雄太といえばブルーの作品。以前調布に行ってきて多摩川へ行きました。調布の多摩川は広くて太陽が映り込んで海みたいになっている。おすすめです。