市の健康診断後も日頃と何ひとつ変わらずすごしていました。
何なら体調なんて調子よかったかも。
仕事増やそうかな、とか考えて。
そんな時、検査結果についての
電話が きました。
『要精密検査なので明日検査結果を届けます、いらっしゃいますか?』
とのこと。
要精密検査で、結果を直接届ける、ということは、
ただ事ではない…
この時に、やっと病状の深刻さに気付き、
まず乳がん経験者の知人に連絡。
精密検査は何処で受けたらいいのか?と。
そもそも乳腺外科にかかったこともない…
彼女の存在が本当に励みになりました。
乳がん患者の皆さん、または検査中のみなさん、
出来る限り、
『検索しちゃダメ』
です。不安しか呼びません。
わたしは唯一、「乳がんプラザ」だけは辛くなく読めました。
先生の回答が割と不安を払拭してくれます。
健康診断の結果についての電話が来た翌朝。
担当の人の車が来る。
「結果をお持ちしました。
紹介状が入っています。
どちらでも構わないので、
早めに受診してください。」
内容を確認。
エコー: カテゴリー3
マンモグラフィー: カテゴリー5 構築の乱れ
他はあまりよく覚えていません…
カテゴリー5 とは???
カテゴリー5‥‥
調べたらマンモ上はほぼ癌。
『癌だろうな…』と、
この時点でほぼ分かっていました。
全く予想していませんでした。
経験者は皆感じるかと思いますが、
『なんでわたしが…』と。
わかった時は、1人の時間だったのもよかったかもしれません。
まず最初に、旦那に電話。
いちばん迷惑をかけるであろう人だから。
「ごめんね」まず出た言葉。
涙が出る。
旦那もまだ信じてはいない様子。
この時点で、もちろん 癌=死 という感覚でいました。
がん保険も入っていませんでした。
掛け捨ての生命保険、死亡保障がついていた、というのはこの時に改めて確認。
この日、午後の仕事は今までで一番精神的に辛く、なんとか終えました。
ここから1週間くらいはご飯があまり食べられず、メンタルからお腹も緩くなっていました。
もう一度同病の知人に相談のメール。
彼女とはたまたま家も近くで、なんと心強かったことか。
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