現在、息子の小学校の家庭教育学級で学級長をしているのですが、

 

きのうは、娘が通う新陽高校の荒井優校長に、親向けに、お話をしていただきました。

 

「これからの時代に必要な人材をそだてる

〜可能性を伸ばす教育とは?〜


私自身、娘が新陽に通う前や通ったあと、何度も優さんのお話を聞きにいっています。

優さんの知識の広さが半端なく、子育てに役立つ情報やこれからの時代に必要な人材や必要な考え方など、毎回たくさんの気づきをいただき、勉強になっていました。

 

この地域は、学力も高く、意識の高い保護者がが多く、これからの子供たちのために、ぜひ、優さんのお話を聞いていただきたいと思い、家庭教育学級での講演会をお願いをしました。

 

現在、家庭教育学級は、30人ほどで活動をしていますが、今回、沢山の人に聞いて欲しく、全校生徒に手紙を配りました。


関心のある方が多く、50名ほどの方が参加してくレました。そのうち家庭教育学級の方は10人だったので、とても熱心な方が多いと思いました。

 

 


 

 

 

●学校とは、「言葉」の力を信じることを身につけ、大切さを学ぶところ

 

●どんな学校を出たかより、どれだけの本を読めるかのほうが大事。

 

●世の中で大事なものは、目に見えないもの

本から学ぶ、本から刺激を受ける

 

●本は映画と違って、読み手側の解釈が様々。読み手側のイメージに自由度がある

 

●どんなに時代が変わっても本を読むのは大切。

全てが「言葉」でできているから。

 

●翻訳家で児童文学作家である、東京こども図書の理事長をされいる松岡京子さんは、

見えないものを信じる力をキャパシティと呼んでいる。

キャパシティをまわりの大人が潰して行く。

その信じた気持ちが大切で、信じる気持ちを育てていくことが大事。

 

推薦図書では、

ゲド戦記

長靴下のピッピ

モモ

ドリトル先生シリーズ

 

などをオススメしてくれました。

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講演会の中で、

3人一組になって、「りんご」をテーマに自己紹介をしました。

名前、出身地、りんごにまつわるエピソードでも何でも良いオッケー。

 

なぜ、りんごを使って、自己紹介をするかというと


ケンブリッジ大学の入試の試験に、

「あなたは、りんごをどのように表現しますか?」

と言う問題が実際に出ているそうです。

 

持っている知識をどうやって説明するかが、

これからの入試の試験で問われる時代になっています。

 

中学の学力テストでは、英語は、

「聞くこと」「読むこと」「書くこ. と」にプラス「話すこと」が入ります。

 

今までは、聞き取りした内容を答えるというものだったのが、

次にどんな質問をあなたは投げかけるか、

を答える内容になってきているそうです。

 

話をするという事に重力が置かれるようになってきてます。

 そこでも「言葉」が重要です。


 

これからの社会「対話する力」が求められているのです。


娘が行く探究コースは、

今の子供たちは「対話する力」が圧倒的に少なくなって来ているのではないか、

という疑問から作られたそうです。

 

探究コースでは、チームでプロジェクトを完成させて行きます。

そこでも、対話力が試させています。

 

娘がよく言うのですが、

「あの人が、好きとか嫌いとか関係ない。そんなのはどうでも良い。それよりも、

やる気のない人をどうやる気にさせるか、

どう話したら、チームがまとまるか、

わかってもらえるかを考えていかないといけないんだ」

と言うのです。

 

多種多様な子たちが集まってる探究コースですが、社会がみんなそう。

 

どうやってチームをまとめ、折り合いをつけながら、結論を出して、アウトプットしていくのかを学びます。

 

多様性の中でそれぞれの強さや良さを生かしながら、どうやってマイナスをカバーしていくのか、

その力がこれからの社会では大切です。


探究コースに行っている娘に、その力が少しづつついているなと実感しています。



読書の大切さ、

コミュニケーション力の大切さ


を改めて学ばさせていただきました。

 

優さん、いつもありがとうございます。

 

参加の皆様も、子育てに役にたった、学びになったとおっしゃっていました。

参加いただき、ありがとうございました。