情熱大陸のKLCが話題ですね。

心にも体にも優しい治療(低刺激)の
加藤医師の特集。


番組みながら、妊娠してたAさんに
ホロっときつつ、
倫理観の面を強調してた加藤医師の
言葉が心に残りました。


低刺激は患者にも優しいけど、
淘汰される卵を薬剤で助けず、
自然に排卵されるべき卵を採卵し、
貯卵は優先せず、採れた卵を順番通りに移植。

つまり、
本来生まれる子を手助けするだけで、
神の手は極力加えないスタンスなのかなと。
(顕微は人為的ですけど)。



良い悪いではなく、
一つの考えなんでしょう。



私は、
第一子をKLC同系列の夢クリニックで授かり、
第二子は銀座の某クリニック(ハワイ)です。


36才で結婚、半年妊活後に
友人が妊娠した夢クリへ。


KLC同様、夢クリも絶大な人気を誇っていて、
有り難いことに採卵2回、移植1回で妊娠し、
無事出産。


”最後の砦”に最初から行けてラッキー。
と思ってました。


ただ、第二子希望で
残1の凍結胚を移植したものの陰性


着床しなかった原因を究明する/検査する
事は無く、着床する良い胚を引き当てるまで、
採卵移植を繰り返す方針。
でも、高齢こそ検査と時短が最優先では?
思ったわけです。


不妊治療を新書などで勉強し直し、
日本には低刺激クリニックと
中〜高刺激クリニック(世界の主流)
があると知りました。


低刺激のKLC系列は、


子宮機能が弱ってる、
低AMH、など
中〜高刺激の薬剤に耐えられない
難治性の患者さんにとっての最後の砦
すでに傷んでる子宮機能や卵子を
損なわないよう、優しい治療、自然な治療を行う方針



一方で、心にも体にも優しい治療は、
結果として成熟卵/採卵数も少ないために、
長く通院することにもなりえます。



私は特段何の問題も指摘されてなかった。
(もしくは不妊材料が見つかって無いだけ)
わざわざ、低刺激を選ばなくても、
短期集中の高刺激で良いじゃ無い?と。


また、自然に排卵される卵が必ずしも優良な卵ではなく、
途中で淘汰される卵も薬剤で育てれば
優良な卵が多いという事実も後押し


第1子では何の下調べもせずに行きましたが、
KLCと対局にある(むしろ低刺激だけの治療を批判してる)浅田レディースを筆頭に、
リプロ、両角レディース、その他様々な
説明会を聞き、転院を決意。


浅田レディースが第1志望だったけど、
説明会予約枠が1ヶ月後という状況…。


オンラインカウンセリングで印象が良く
職場から通いやすい
現在のクリニックにしたんですよね。


検査し直しでお金はかかりましたけど、
子宮内膜炎が分かり、
第二子も最短で妊娠できたし、
このクリニックで良かったと思ってます。



科学技術館にて。


———
ここから愚痴。



さて、
今日は3人目不妊治療の子宮鏡検査でした。


血液検査の結果も問題なく、
子宮鏡検査の結果も外見は問題なし。
次回は内膜炎検査。
(血液検査で調べる項目の多いことよ、
やっぱり信頼はおけます)



こちらは40代以上に強いという
院長が有名な銀座の某クリニック。



低刺激から高刺激まで、
状態によって全てカスタマイズ。


院長が全ての判断を下すので、
心強く、医者の当たり外れはない。
回り道する事はない。


でも、弊害として
うんざりするほど
待ち時間が長い。




予約時間プラス3時間です。
予約時間の意味無いです。




8:30の予約でも、
解放されるのが早くて11:30です。



予約時間は、
検査やエコーの目安時間であって、
検査結果をもとに戦略を立てる診察時間
(🟰院長の診察時間)でスケジュールが詰まる。


院長が採卵も移植も
可能な限り立ち会うから
物理的に診察が止まる時間帯がある。


分業化してるはずなのですが、
患者数に対して、医者の数が全く足りてない
というか、みんな院長目当てだから仕方ないのか?



名医希望の患者さん、生活の全てを
治療に捧げたい患者さんにはピッタリだけど、
働く女性には、タイムロスが多過ぎて
通院は難しい(リモートワーク出来るなら別)


今日もきっちり、
滞在時間3時間でございました。
夢クリは長くでも1.5時間で終わります。



待ち時間の洗礼を久しぶりに受け、
あー、、、ほんとクリニック間違えたわ。
なんで浅田にしなかったんだろ。
と思うのでした。


でも結局は時短だと信じてますけど。
(じゃないと耐えらない)