小学生向けのお小遣いのあげ方、
お金をしつけ方の本。

お小遣いは、お金のしつけになる良い機会。

■低学年、初めてのお小遣い。
一回10円の御駄賃制。
ゴミ出し、洗濯物たたみ、お風呂掃除等。
労働の対価として、欲しいもの/お菓子などが買える=世の中の仕組みが身につく。

ただ、家事手伝いの質が下がったら、
支払いはない。という厳しさで望む。

■3年生くらいから、定額制へ。
月500円など、定額制のお小遣いから
欲しいものをやりくりさせる。
文具、おもちゃ、お菓子、漫画など、
お小遣いの使い道限定し、
やりくりさせると、子供も管理しやすい。
可愛い消しゴム買いたい!→あ、でもお小遣いで先週、ペンケース買ったから足りない。等。
※分野を限定すれば、大人が可哀想という心情に負けて支払うことも避けられる。


■値上げ要求があれは、理由をきちんとプレゼンさせ交渉する。社会に出たらプレゼン力は必要。

■なんでも買ってもらえる友達と比べられたら、自分の家が何に価値を見出して支出してるのか、素直に家計の内訳を話す。例:うちは、家族全員が楽しめる旅行にお金をかけてるの、とか、食費や電気代や水道代以外にあなたのサッカーの月謝は8000円だし、給食費は5000円だよ等。

■高価なものを欲しがったら、どうやって買えるのか考えさせる。手に入れる努力を積ませる。計画立てて、どう貯めたら買えるのか、どこで買えば安いのか、一緒に考える。

■子供がぐずっても、親は面倒がって買い与えるようなことはしない。買ってもすぐに飽きるのは、買うことのハードルが低いから。我慢した上で買ったものは大切にする。子供は親をよく見ていて、ぐずったら貰える、泣いたら貰えると思う。

■子供がお金を盗んだら、怒るより、理由を冷静に聞き、大切に貯めたお金が取られて悲しいこと、信用をなくすことを説明する。

■子供と約束して買うと決めたものは約束を守る。例ディズニーランドのポップコーンケースを買うと約束。意外にも値段が張ったので、紙のケースで我慢させた、等。信用を失うし、約束を反故にしても良いと思われる。


■利息のしくみを教える。
子供用通帳を使う。お年玉などの貯金額を子供に決めさせて、貯金合計額の3%を親が利息として、差し入れる(たけのこ貯金)。
例すでに3万円を貯金があり、今年のお年玉1万円を追加で貯金すると決める。3%である、1200円を親が出す。通帳に、1万円、1200円と別々に記帳貯金。1200円の列にたけのこマークを手書き。これが毎年続くと、お金がお金を産むことが理解できる。



参考になりました。
最後のたけのこ貯金は面白い。

うちは、お小遣い制にしても、
本や漫画は好きなだけ買い与えるつもり。