梅雨入り直前の6月17日に、白馬三山に行ってきました
白馬三山とは、白馬岳(しろうまだけ、日本百名山)、杓子岳(しゃくしだけ)、白馬槍ヶ岳(はくばやりがたけ)の三つの山々の総称です
白馬が高山植物の豊富な山であることは耳に挟んだことがあり、計画した日はちょうど「ツクモグサ」の花の時期にあたることもあって山行することにした次第
ツクモグサは、とても貴重な高山植物で、白馬岳山頂近くや八ヶ岳連峰横岳山頂近くの2箇所でしか咲きません
ツクモグサは、八ヶ岳横岳では観たことありますが、白馬では未だ観たことないので、今回の白馬行きでの大きな目玉です!
幸い予報では、梅雨時にしては天気は上々♪
猿倉登山口駐車場をスタート(3時51分)
駐車場から白馬岳を望む 雲一つない稜線に好天の予感
すぐに猿倉荘
ここのトイレで用を足して、先へ
最初は林道歩きが続く
沢を2度ほど越えていく
オオバミゾホオヅキ
アズキナシ
タニウツギ
まだツボミが多いですね
タニウツギ越しに白馬岳
良い天気です❣️
振り返ると朝焼け
テガタチドリ
林道が終わって山道に
朝陽が当たって、紅く焼ける白馬
ちょうど樹林が切れて望めました♪
キヌガサソウ
けっこう大きくて存在感あり
キヌガサソウの群生
ちょうど見頃♪
濡れて半透明になった「サンカヨウ」
前日の雨のお陰で、初めて見ることができました♪
サンカヨウの花の時期のピークは既に過ぎていて
花の散ったサンカヨウ 結局、花の付いた株は、一株だけでした
シラネアオイ
なんか変形してますね。。。
約1時間歩いて、ようやく雪渓が見えてきた
先まで雪渓は続いていそうなので
ここでアイゼンを装着
白馬大雪渓の始まりです!
スノーブリッジを避けて進む
雪渓が続いていると予想したけど
けっこう雪溶けは進んでいましたね
白馬尻小屋に到着(5時6分)
まだ半分以上雪の中。。。
雪渓に朝陽が射す
振り返ると朝日
青空は続く
好天に感謝❣️
雪渓の脇は、もう緑の山
雪渓の中央に かなり大きな岩
落石には常に注意する必要があることを実感。。。
次第に斜度が増してくる
今回の核心部の小雪渓が見えてきた
明らかに大雪渓より斜度が増している😅
大岩の処で一休み
流石に大き過ぎですね、この岩💦
小雪渓上りのスタート
小雪渓の途中で左(南)を望むと杓子岳
振り返ってみると
なかなかの斜度
アイゼンの前爪を斜面に蹴り込んで進む
一歩一歩 高度を稼ぐ
この辺りから見る杓子岳は尖っている
斜度が緩んできて、雪渓歩きも終盤に
この辺りで右にルートを取っていく
この大岩がルートを右にとる目印
白馬頂上宿舎が見えてきた
先に木の階段が見えてきた
そろそろ雪渓も終わりに
ここでアイゼンを外す
この後、小さな雪渓を2つツボ足で越える
頂上宿舎近くになるとお花畑♪
綺麗に花の開いた「ウルップソウ」
キバナシャクナゲ
杓子岳・白馬鑓ヶ岳とウルップソウ
ハクサンイチゲ
白馬頂上宿舎に到着(7時50分)
ショウジョウバカマ
稜線に出た
白馬岳へ
青空の下で山頂に立てそう♪
ミヤマキンバイ
オヤマノエンドウ
稜線の脇はお花畑です♪
白馬山荘に到着(8時15分)
山荘のテラスから杓子岳と白馬鑓ヶ岳
剱岳
遠く白山
毛勝三山
白馬山荘で一休みして、いざ山頂へ
山頂が近づく
まだ山頂近くにも雪渓が残っている
幸い青空の下で、白馬岳山頂(8時36分)
猿倉登山口からの標高差約1700m けっこう頑張りました!
この後、白馬山頂付近でのお花見タイムになりますが、それはまた次のブログで😊