9月25〜26日に南アルプスの白根三山をテント泊縦走(+広河内岳)してきました。

 

白根三山とは、北岳(日本第二位3193m)、間ノ岳(日本第三位3190m)、農鳥岳(3025.9m)のことで、この三山を繋ぐ3000m超えの稜線歩きが醍醐味です。

 

9月23〜25日は台風の影響で天気が荒れるとの予報だったので山行は考えていなかったのですが、23日にヤマテンをチェックしたら、25日から回復する予想。。。

 

むくむくと山行欲が湧き上がり、6月に撤退した白根三山縦走を急遽計画した次第です

 

ヤマテンでは、かなり良い予報♪

 

台風が南岸を通過したので、北の高気圧に覆われてカラッとした秋晴れに期待できそうです!

 

 

24日のほぼ終電で甲府駅へ

4時35分の広河原行きのバスまで、駅寝 😁

 

幸い、寒くもないので寝袋を出すこともなく、そこそこ休めました(けっこう遅くまで夜遊びしている人達の声がするので、耳栓とアイマスクは必須です!)

 

3時50分に起床して、バスターミナルに向かう

 

信玄公が紅く染まっている

 

既に10人程並んでいたが、日曜日にしては少ない方かも

台風の影響で山行を取り止めた方が多かったのかもしれません。。。

 

その後数人増えて16名でバスは広河原に向けて出発

 

約2時間バスに揺られますので、また二度寝です

 

6時30分 広河原バスターミナルに到着

身支度を整えて、北岳登山口へ

 

予報通りの快晴!

6月末の白根三山行とは比べものにならない位、北岳もクッキリ♪

 

北岳登山口

さあ、スタートです(6時51分)!

 

まずはお決まりの吊り橋

 

北岳を見上げながら吊り橋を渡る

 

最初は白根御池まで樹林帯をすすむ

 

 

朝日があたって森の緑が美しい♪

 

次第に斜度が増していく

 

 

 

振り返ると、鳳凰三山の観音岳

 

北岳もチラリ

よく晴れてます☀️

 

急登が終わると、白根御池小屋は近い

 

白根御池小屋に到着(8時40分)

 

白根御池の逆さ北岳

前日の台風のせいで水が濁っているのが、ちょっと残念

 

20分ほど休憩して「草すべり」の急登へ!

 

暑いなーと思って気温計をみると

20℃を越えている! 暑いわけです😅

 

草すべりは最初から急登

 

振り返ると白根御池

奥には観音岳が大きい!

 

ひたすら急登を上る。。。

 

 

 

北岳上空に雲がかかってきた

山頂がガスの中に入る前に着けるか。。。?!

 

少し焦るが、草すべりに取り付いてから1時間になるので一休憩

 

レーズンが美味い❣️

レーズンは、カリウムが多いので筋肉痙攣を緩和してくれます ♪

 

ふと見上げると、秋の雲

空が高いですねー❣️

 

再び歩きだすと、また青空に

 

次第に空が広くなってきた

 

二俣への分岐(10時20分)

あと少しで小太郎尾根分岐です

 

小太郎尾根分岐に到着(10時32分)

小太郎尾根分岐からは360°の大展望が望めました

 

これから進む北岳

少し山肌が紅葉してきてます♪

 

鳳凰三山と富士山

 

鳳凰三山の観音岳(右)と地蔵岳(左)

 

富士山

今回の山行で初めて❣

 

仙丈ヶ岳(左)と甲斐駒ヶ岳(右)

 

仙丈ヶ岳の奥には北アルプスの穂高と槍ヶ岳の稜線も観えました!

 

そして、分岐の名前にもある 小太郎山、奥に甲斐駒ヶ岳

風も殆どない快晴の中で、小休止しながら のんびり眺望を楽しむ♪

 

25分程のんびりして満足したので北岳肩の小屋を目指します

 

ウラシマツツジがいい感じに紅葉

 

こちらの紅葉もなかなか♪

 

小ピークを越えていくと。。。

 

 

北岳が眼前に迫ります❗️

雲一つない北岳は初めてかも。。。

 

肩の小屋に到着(11時24分)

 

雲海に浮かぶ富士山♪

 

少し休憩したら北岳目指して出発です!

 

肩の小屋を振り返る

奥に小太郎山、その奥に甲斐駒ヶ岳

 

両俣分岐

かつて ここから両俣小屋まで大下りしたことを思い出す。。。

 

今回は、下らず山頂へ

 

 

ふと足元を見ると黄色花が一輪

ミヤマキンバイかな?

 

北岳山頂が見えてきた!

 

北岳山頂に到着(12時8分)

左に仙丈ヶ岳、右に甲斐駒ヶ岳 結局、山頂まで快晴の中歩けました❣️

 

東を見ると、雲海に浮かぶ富士山

 

せっかくなので記念写真を撮って頂きました

 

南を見ると、これから歩いていく白根三山の縦走路が雲一つない中で見えている。。。

この光景を雲一つない快晴の中で観たくて今回の山行を考えた位、期待していた光景です❗️

 

飽きることなく眺め続けられます❣️

 

約1時間、北岳山頂を堪能し尽くして、北岳山荘へ

間ノ岳を望みながらの稜線歩き、最高です❗️

 

たおやかな縦走路

 

荷上げヘリ

ピーカンですねー❣

 

北岳山荘がだいぶ近づいてきた

 

足元には紅葉のウラシマツツジ

 

振り返ると北岳

南側から見る このシルエットの方が好み ♪

 

北岳山荘に到着(13時57分)

 

 

早速テントを張りました

北岳を望める最高のロケーション❣️

 

北岳見ながら食事を作って。。。

 

ビールで乾杯❗️

 

その後のお楽しみは、夕陽

 

次第に日が落ちてきて、東の雲海に影北岳

 

 

夕方の富士山も幻想的

 

雲海をピンク色に染めながらの日没

なかなか印象的な夕陽でした☺️

 

白根三山の稜線上は電波が入るので、あらためてヤマテン情報見てみると。。

24日時点の情報より改善している❗️

 

明日の好天に期待して後は寝るだけですね♪

 

と、その前にこれだけの好天ですから星空も楽しまなくては!

 

北岳シルエットと星空

 

富士山とひときわ明るい星

星空も楽しめて気持ちよく就寝です。。。

 

2日目(26日)

 

この日の出発予定は3時半から4時位

というのも、この日の行程がコースタイムでは11時間を超えるし、下山のバスが15時台であるからです

途中の休憩や温泉に入る時間も考えると余裕はありません

 

2時40分に起床して手早く朝食を作る

外は強風なので、テント内での調理に

 

朝食を済ませたら、手早くテント撤収・荷造りをしてトイレを済ませた時点で既に3時50分!

 

軽く体操してから出発です!

 

見上げるとオリオン座

 

先ずは中白根三山を目指します

 

稜線は単純なので踏み跡を辿る

 

中白根山のシルエットが夜空に浮かぶ

 

中白根山頂(4時46分)

 

東の空がかなり赤くなってきた

 

 

南を見ると間ノ岳のシルエット

大きな山容です

 

中白根山と間ノ岳の間の小ピークに着いた時点で、5時10分

 

かなり東の空は明るくなってきている

 

この日の日の出は5時28分。。。

この小ピークで日の出を迎えることが良いと判断

 

ご来光までの神々しい貴重な時間の始まりです❣️

 

東の空の雲が紅く染まりだす

 

 

北東を見ると、鳳凰三山

奥に八ヶ岳連峰

 

そして遂にご来光(5時30分)

 

西を振り返ると中央アルプスの山々

朝焼けの雲が美しい

 

日が上がってきて山々を紅く染める。。。

 

朝焼けの北岳

 

朝焼けの間ノ岳

 

この富士山の神々しさ❣

 

記念に一枚撮って頂きました♪

ほんの10分程度でしたが、密度の濃い時間 有難い限りです

 

先は長いので、間ノ岳を目指します

 

中央アルプスに白根三山の稜線の影

 

気持ちよい稜線歩きです!

 

次第に近づく間ノ岳山頂

 

間ノ岳山頂が見えた!

 

 

間ノ岳山頂(6時8分)

 

三角点にタッチ❣️

 

影間ノ岳がクッキリ

 

縦走路の先には農鳥岳

その奥には南アルプス南部の山々

 

塩見岳

かなり近づいてきました

 

先は長いので農鳥小屋へ

 

ここからかなり下っていく

 

ガレて浮石が多いので慎重に

 

農鳥小屋が見えた!

まだまだ遠い。。。

 

たおやかな稜線歩きが続く

 

 

富士山はずっと雲海の上

雲一つかかっていません❣️

 

影自分(笑)

 

農鳥小屋がかなり近づいてきた

 

農鳥小屋の旗がたなびいている

 

農鳥小屋に到着(6時58分)

登山者の気配を感じません。。。

 

と思ったら甲斐犬を2匹連れたお爺さんが現れました。。小屋主さんですね

この甲斐犬の名前は、たしかモミジ(小屋主さんがそう呼んでいました)

 

ちょうどトイレに行きたかったので、トイレを貸して頂くことに

 

ここで、農鳥小屋のトイレが一風変わっていることを思い出しました。。。

 

それは。。。垂れ流し式!

用を足したモノがトタンをつたって下の草むらの中へ。。。他の小屋では見た事のないスタイルです!

 

白根三山を縦走して農鳥小屋まで足をのばす登山者が少ないから成り立つスタイルなのかもしれませんね(←あまり登山者が多いと高地だから排泄物が分解し切れないでしょう)

 

用を足した後に水でも流したいと思いましたが、流す水が備わっていない。。。

 

「水を流したいのだけど水はどこですか?」と伺うと、「こちらで処理するから放っておいて」と小屋主さん。。。

そんな手間をお掛けするのに何故かチップを取らない。。。何故だろうか。。。不思議な体験でした😅

 

ところで、ここの小屋主さんは登山者のマナーにとても厳しいとの噂も聞いていたので、礼儀正しく接しました。。が、どうにも小屋主さんは、私に何か言いたそう。。。どこかこちらの落ち度にツッコミを入れたそう。。。

 

ついに、私のザックが広場脇の段々のところに置いてあるのを見つけられて、「人が通る通路で荷物を広げるモノじゃないよ」と注意されました。。私以外誰もいないのですが。。。

 

これに対して「失礼しました!」とすぐに謝ったために、小屋主さんはツッコミ所がなくなったようで、その後は静かにされておりました。。。

 

もし農鳥小屋に立ち寄ることがあったら、小屋主さんへの丁寧な対応をされることをオススメします😁

 

トイレを貸して頂いたことのお礼を告げて、農鳥岳へ

 

農鳥岳への上り。。。

けっこうありますね。。。

 

先ずは手前のピークを目指す

 

太陽マークの道しるべ

今日の好天を祝福してくれているようです❣️

 

急登。。。

 

急登が続く

 

丁寧なペンキマークですね。。。

 

間もなく小ピーク

 

足元にイワツメクサ

 

振り返ると間ノ岳

デカいですねー

 

小ピークに上がると、西農鳥岳の山頂が見えてきた

 

たおやかな稜線歩き

 

中央アルプスもクッキリ

 

西農鳥岳の山頂が近づく

 

ここを上れば山頂!

 

西農鳥岳山頂(8時ジャスト)

 

西農鳥岳の山頂まで上がったら、間ノ岳の奥に北岳も見えました♪

 

西農鳥岳から農鳥岳を望む

奥の富士山が綺麗です

 

南アルプス南部の山々もかなり近い

 

稜線西側のガレた巻道を進んで

 

 

農鳥山頂が見えてきた

 

緩やかな上り

陽射しが暑い。。。

 

振り返ると西農鳥岳

 

農鳥岳山頂が近い!

 

農鳥岳山頂(8時36分)

奥に間ノ岳と北岳、さらに奥には八ヶ岳連峰も

 

何の碑でしょうか。。。?

 

ここでも富士山が美しい。。。

1時間程予定が押しているので先を急ぐ

 

稜線の先には、広河内岳

 時間的に行けるか。。。?

 

何の道標かと思いきや。。。

共感します❣️

 

広河内岳が迫る

 

たおやかな稜線が続く

 

 

紅葉のウラシマツツジの群落

何故かここだけ真っ赤。。。

 

広河内岳は目前に

 

大門沢下降点(9時11分)

 

広河内岳ピストンは約40分なので、戻ってきて約10時。。。

大門沢下降点からゴールの奈良田までは約6時間。。。

 

温泉入る時間を考えると4時間位で下りたいところ。。。最終バスまでは5時間以上あるので、温泉カットすれば広河内岳まで行ける。。。広河内岳と温泉のどちらをとるか?!

と思案した結果、広河内岳をとることに

 

白根三山縦走しなければ、まず広河内岳には登らないし、これだけの好天の中登れる機会が今後あるとも限らないので

 

行くとなったら、サクサク進みます

 

どんどん迫る広河内岳

綺麗な円錐形の山ですね

 

振り返ると農鳥岳

 

山頂まで後少し!

 

広河内岳山頂(9時35分)

 

広河内岳以南に続く縦走路。。。

小屋も水場もない。。。行く機会があるのだろうか。。。?

 

時間が押しているので、名残り惜しいですが、すぐさま大門沢下降点へ戻ります

 

再び、大門沢下降点(9時59分)

何とか予定通り10時までに戻りました。

 

さあ、後はガンガン下っていくだけです❗️

 

ここから大門沢小屋までは急坂が続きます。

急坂ほどタイムを稼げるので、慎重かつ的確に下っていく

 

雲海は切れた富士山

最後まで、綺麗な富士山を拝めました♪

 

気づけば、森林限界より下まで下ってきた

 

急坂は続く

 

大門沢が現れた

 

なかなかの水量です

 

ここで、嬉しいことに再び富士山

これより下ではまず見られなくなるので、しっかり目に焼き付ける

 

沢沿いを進む

 

 

渡渉も何度か

 

なかなか水量あります

 

 

沢沿いを離れて急坂の樹林帯を進んで。。

 

大門沢小屋に到着(11時34分)

ここから奈良田まで約3時間

 

大門沢下降点から大門沢小屋までコースタイムの約半分で下りました。。。疲れましたね

でもこれなら温泉にも入る目処がたってきました!

 

一休みして、奈良田へ

 

奈良田へのコースは、まずは沢沿いを進む

 

木橋を渡る

 

欄干ないので少し緊張。。。

 

相変わらず大門沢の水量は多い!

 

二つ目の木橋

これは、半分壊れている!

張ってあるロープでバランスを確保しながら渡りました😅

 

沢沿いを進む。。。

 

久々の大木

 

パワーを頂きます ♪

 

沢沿いを離れて、樹林帯を進む

標高が下がってきて苔むしている❣️

 

3度目の木橋

これも何となく壊れそうな感じ。。。

 

水量の多い渡渉点

ストックでバランスとって先の岩にジャンプ!

 

立派な吊り橋が

 

けっこう高い。。。

 

苔の道が広がる

 

2つ目の吊り橋

 

この後、樹林帯を抜けて大門沢登山道入り口(13時21分)

温泉が現実的になってきた!

 

ここからは長〜い林道

 

林道は続く。。。

 

 

第一発電所まで下りてきた(13時45分)

 

 

ここからは舗装道路で奈良田まで約2キロ

 

この橋を渡れば後10分!

 

暑いです。。

 

遂に奈良田温泉!

ここで14時7分

 

たまたま お会いした地元の方に町営の「奈良田の里温泉」が550円でオススメと教えてもらったので、そちらへ

 

最後の上り!

 

 

奈良田の里温泉に到着(14時12分)

 

早速、温泉へ ♨️

中に誰もいなかったので、写真を撮らせて頂きました

 

泉質はトロトロしていて気持ちよい❣️

 

温泉に併設されている食事処のラストオーダーが14時50分とのことなので、温泉は程々に楽しんで下山後のエネルギー補給へ

 

まずは、コレ

下山後の生ビール以上に美味いビールを私は知りません❣️

 

もつ煮定食でアミノ酸も補給して、満足☺️

 

食事終わっても、15時31分の広河原行きのバスに間に合いそうなので、そのバスへ

身延駅行きのバスと身延線で甲府に戻る方がリーズナブルなのですが、時間が遅くなるので、今回はあえて広河原経由で帰宅しました

 

これで、山行記録はおしまいです

 

振り返ってみると、今回の山行は、台風一過で北の高気圧に覆われて両日とも超が付くくらいのピーカンで、山の運を使い果たしてしまいそうで怖い位

 

今年の6月下旬にも狙っていたのですが、その時は晴れの天気予報に反してガスと強風。。。今回は、そのリベンジでもあります(6月の山行記録はこちら)

 

晴れ間の中で白根三山の3000メートル級の稜線歩きをすることは、長年の夢でして、それが叶って感無量❣️

 

また、白根三山縦走しなければ登ることのないだろう「広河内岳」にも足を伸ばせて、言うことなしです!

 

白根三山を1泊(←たいてい2泊)で縦走するだけの脚力があるうちに歩きたいと思っていたので、つい先日の岩手山登山に続き、また山に行かせてくれた家族に感謝であります☺️