苗場山の平太郎尾根の話の続きです


平太郎尾根の話は↓


小赤沢ルートと合流すると、山頂までは木道を進むことに


九合目についた

山頂台地は、もう目の前


振り返ると、遠く北アルプスの山々

向かって右の雪を被っているのは白馬岳


向かって左には槍ヶ岳も


山頂台地手前の不規則な大岩の岩場

岩の間には、ぬかるみがあるので注意しないと靴が泥んこに😅


山頂台地にでた


沢山の池塘がお出迎え♪


木道の脇には、ワタスゲが風にそよいでいる


チングルマの残り花


イワイチョウ


向かう先に青空が広がりだす


ワタスゲは湿原によく合う♪


青空に向かって

山頂ヒュッテが見えてきた


ヒュッテ近くには、苗場山開拓者の大平晟のレリーフと役行者碑



山頂ヒュッテに到着(8時19分)


天気がよいので、先ずは見晴らし台へ


白馬三山と妙高山がくっきり❣️


で、次は山頂へ


ベニサラサドウダン

青空に紅い花は映えますね


苗場山頂(8時26分)

意外に人が少ない


三角点にもタッチ


登頂後は、山頂台地散策へ

大きく口を開けた顔みたい😁


途中のベンチで一休憩

黒酢のクエン酸で疲労回復!


お楽しみのブルーベリー


夏山にフレッシュな果物は最高です❣️


しっかりエネルギーチャージをしてから本格的に散策スタート

ケルンの先の池塘を眺めにいってきます♪


途中、綺麗なイワイチョウ


リンドウの仲間


ここでも立派なベニサラサドウダン

紅い花って、山では少ないから👍


進むと、ワタスゲ一面になってきた 

正に、ワタスゲ最盛期♪


風にそよぐワタスゲたち

乾いてフワフワです♪


池塘が見えてきた


こんな形の池塘も絵になります♪


ワタスゲロードは続く


山頂台地のほぼ端まで進んだので。。。

そろそろ戻ります 気づけば快晴に❣️


ワタスゲと池塘は、やっぱり絵になりますねー


いったん、ヒュッテまで戻って


今度は、未踏の龍ノ峰へ


龍ノ峰への分岐に到着

快晴の下、綺麗な池塘越しに白馬三山と妙高山


暫し、眺望を楽しんでから龍ノ峰へ



途中、池塘といえない位 大きな池

鏡の池面です。。。


同じようなルートを進んでいくと。。。


龍ノ峰の山頂に到着

殆ど平らで山頂の感覚はなし。。。😅


かろうじて三角点があったので山頂だと分かります


龍ノ峰は、ちょっと肩透かしでしたが

途中、綺麗なアカモノが咲いていたので、救われました♪


行きに何故か見過ごした苗場山神社

小さな社ながら、しっかりしてますね


再び分岐に戻ってきた 空は澄み渡ってますねー

ブルーベリーで一息入れて


下山へ

青空なので名残り惜しいですが、上りでも手こずった平太郎尾根を下ることを考えると、のんびりもしていられません


再び、大岩ゾーンに


岩の間のドロドロに気を付けていましたが。。。

対向者を避けようとして、思わずドロドロの中に足をついてしまいました😂


樹林の中で、しかも周囲が岩で水捌けが悪いので、年中ドロドロなんでしょうね。。。

そのうち沢で靴を洗うことにして進む


9号目より下り、間もなく平太郎尾根への分岐

この池塘の風景とも、そろそろお別れです。。。


平太郎尾根への分岐

ここからは、再び野趣溢れるルートの始まりです 


細い踏み跡を辿って


再び自然のままの湿原へ


僅かな踏み跡を辿る


気持ちいいなーと思いながら進んでいたら

ルートを外していた💦


軌道修正してルートに戻る

所々に赤リボンあるので助かります


樹林帯になると、再びギンリョウソウ

6兄弟ですねー


こちらは、3姉妹

まだまだ成長途中です☺️


行きでクライムダウンした崖に出た


手前の沢でドロドロの靴を洗い


崖を登って見下げる

草付きなので分かりにくいが、なかなかの斜度です


この後、土の急斜面を下りに下って


4号目まで下りてきた

ここから、栃川本流までが平太郎尾根ルートの核心部 一息付いてから進む


最初はロープ付きの急斜面を2回下って


いよいよ、ロープの付いていない激急斜面下りへ

薮で分かりにくいけど、この先に激急斜面が。。。


慎重にクライムダウンしながら見上げると。。。、

この斜度である。。。殆ど崖ですね😅


手掛かりになるものは何でも使う


足掛かりもないので、土を蹴り込んでステップを作りながら下っていく


なんとか激急斜面を下りきると、藪漕ぎの始まり

倒木を目印に進む


相変わらず倒木は滑りそうなので、倒木の脇を慎重に進む


ここで、ルートを見失う。。。

行きは倒木に沿って進んだ記憶があるので、この倒木の先に進もうとするも、先にルートの気配はなし。。。


周囲を見渡すと、倒木の右上に微かに赤ペンキの矢印

矢印の脇の薮を掻き分けて進むと。。。


栃川本流に出た


力強く流れる沢


標高が下がって猛暑になってきたので、沢水で顔や首を洗って汗を流す

冷たい沢水で少し元気になりました!


まだ流れは強いので慎重に渡渉して


あとは、登山口まで樹林帯の中

猛暑の強い陽射しを避けられて嬉しい


とはいえ、暑いことは暑いので、さっさと進んで


平太郎尾根登山口にゴール(13時20分)

お昼を過ぎて、日向はとても暑くていられない位の猛暑になってました😅


帰り支度をして車で帰途についていると、「鳥甲山の展望台」の標識

せっかくなので、ちょっと寄り道することに


展望台につくと、確かに見晴らしのよいところ

最後に鳥甲山の稜線で見納めとなりました♪


平太郎尾根のある秋山郷は、食事できるところが殆どないので、十日町まで戻って、下山飯へ

ヘギ蕎麦を食べられる「田畑屋」へ


天麩羅付きザル蕎麦を注文


ヘギという箱に入ってないので、ヘギ蕎麦とは呼べないけど、中身は同じ布海苔蕎麦

ツルツルした喉越しで美味しかった❣️


テーブルには、ラッキョウのような薬味が置いてある

店員さんにきいてみると「アサツキ」とのこと


薄皮を剥いて齧りながら蕎麦を食べるのが、この地方の食べ方とか

真似してみたら、けっこうイイ感じの苦味があって美味しかったですね😆


最後に、南魚沼の道の駅でお土産を購入

玄米餅、ヨモギ餅、へぎ蕎麦、笹団子が家族へのお土産となりました♪


今回の山旅は、これにてお終いです


花の百名山の苗場山


花の時期に登ってみたいと思っていましたが、花の時期が梅雨と重なるので、なかなか実現していませんでした。。。が、


今回、梅雨の晴れ間に山に行けるタイミングとなったので、迷わず苗場山へ向かいました!


期待通り、山頂台地の上は花の楽園のような世界で、特にワタスゲが最盛期♪


晴れ間の中、苗場山が一番魅力的な時期に苗場山を楽しめて大満足です☺️


また、上りと下りに使った平太郎尾根は、野趣溢れる自然のままのルートで、少し大変な処もありますが、また秋にでも通ってみたいですね😃