嶺朋(れいほう)ルート
北岳を登るルートは沢山ありますが、知る人ぞ知るバリエーション
バリエーションルートですが、広河原から取り付けるのでアクセス
このルートの魅力は、ルートを辿り切って池山吊尾根と合流する辺
合流する辺りで視界が開けて、北岳バットレス(北岳を代表する大
せっかく嶺朋ルートを歩くならバットレスの眺望のご褒美が欲しい
夏山だと陽光の熱で雲が上がってしまって北岳はガスの中。。。な
なので、空気の乾いた秋山狙いで考えていました
そんな中、9月24日(日)に ちょうど秋雨前線が南下して北岳が晴れる予報に♪
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満を持して北岳山行に向かいました
前日午後10時に甲府駅に着き、お約束(??)の駅寝スペースへ。。。
夏山シーズンでないので、駅寝登山者は2〜3人(定住している方
端の落ち着ける場所を確保!
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朝4時台のバスまで暫しお休みです♪
翌日24日(日)3時に起床
駅前のコンビニで、朝飯のオニギリと山頂で楽しむためのノンアル
6時28分に広河原に到着
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今回はスケジュールがタイトなので手早く準備をして広河原インフ
まずは北岳登山口へ
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北岳を綺麗に望めましたが、あいにく青空はなし。。。ちょっと不
お決まりの吊り橋
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渡り切って左に進むと、また吊り橋
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初めての吊り橋で新鮮
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道なりに進むと東屋が見えてくる
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この東屋を通り過ぎて二つめの東屋までの間に嶺朋
意識して進むと、ルート脇の大きな木に赤マーク発見
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更に奥に取付きらしき踏み跡もみえている
ここが嶺朋ルートの取付き
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細い木に付いているピンクテープが目印です
上りだすと、いきなりの急登
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息が上がりそうです💦
細い踏み跡と赤マークを頼りに進む
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分かりやす所だと、これくらいの踏み跡がある
朝日が森に射して気分が上がる♪
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前日に雨が降ったようで、苔も生き生き♪
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ルート上には、けっこう倒木
︎踏み跡は、あるかないか。。。先に赤マークがなればルートとは思えない
取付き付近はブナの森
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かなり立派なブナですね
ここも殆ど踏み跡がなし
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苔むした所を進むので、気をつけていても滑る滑る
こんな標識も
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嶺朋ルートを示すものかな?!
崩落地の脇を進む
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ルート自体には影響はない崩落です
何度も倒木を乗り越えていく
振り返ると鳳凰三山の薬師岳
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雲は多いけど青空が見えて嬉しい♪
ここもルートか?と思うところ
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先に赤マークが無ければ、とてもルートとは思えない。。。
こんなに綺麗な赤マークも
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だけど、これは例外で殆どの赤マークは掠れてきている。バリエー
上ってきた尾根を振り返る
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けっこうな急登💦
頑張ってくぐる
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次第に薮が深くなってきた
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倒木もあるし、この先はコースとは思えなかったが、よく見ると赤
苔が立派に育っている
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この先はコースではないが、見入ってしまう
9時頃に視界が開けたが、あいにくのガス。。。
予報に反して天気は悪化していくのか。。。
紅葉の走り
陽射しがあれば、もっと映えるなぁ
と思っていたら、ガスが抜けて北岳が頭をだした!
ほんの1分で更にはっきりと北岳が姿を現してくる
陽射しも出てきた❣
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意気揚々と進んでいると、赤マークがここで途切れてしまった。。。
この先はコースなのか。。。
先に進むとハイマツの幹が横に張り出している
この上を踏んで行けばよいのか。。。少し不安だったが、他に進め
次第にハイマツの薮漕ぎが本格的になってきた
視界が開けて、甲斐駒
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花崗岩が光を浴びて光って雪みたい
藪漕ぎは続く。。。
北岳は更にガスが抜けてきた
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更に藪漕ぎ。。。
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と思っていたら、急に開けるところも
ここで再び踏み跡を見失う。。。
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ただ、前情報で開けた所で踏み跡が消えるとの話はあったので、焦
木の枝に赤テープを発見!
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よく見ると先に踏み跡を再び発見
薄い踏み跡を辿る
次第に薮が頭位の高さになってきた!
上だけ見ているとルートが分からなくなりそうだが。。。
足元を見ると抜けているので、抜けているところを辿ればOK
薮薮!
薮薮薮!!
気づけば、北岳にかかっていたガスは殆ど抜けてきている❣
薮の先に標識らしきものを発見!
稜線は近そう♪
ついに嶺朋ルートの終了点(下降点)に到着(10時18分)
池山吊尾根方面
青空が広がり、嬉しい❣
鳳凰三山
観音岳(右)と地蔵岳(左)
陽射しが当たった花崗岩が光って積雪みたい
甲斐駒ヶ岳
こちらも雪を被っているみたい
富士山
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一時はガスが多くて眺望は諦めかけてましたが、視界が開けるタイ
荒々しい北岳バットレス
この絵が観たくて、嶺朋ルートを上ってきたので、感無量‼️
青空の下で、バットレスを目に焼き付ける
そうこうする内に、10分足らずで北岳は再びガスの中。。。
充分に眺望を堪能したので、先へ
ボーコン沢ノ頭へ
ボーコン沢ノ頭(10時46分)
左に間ノ岳、右に北岳 この角度から この二座を観ることが出来ることはなかなか出来ないかと。。。
青空に感謝して、少しのんびりした後、池山吊尾根を進んで北岳へ
池上吊尾根上で会った方は1人だけ
北岳を眺めながらの静かな尾根歩き♪
ウラシマツツジは紅葉し出している
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振り返るとボーコン沢ノ頭と富士山
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小さなピークのアップダウンが続く
あの小ピークを越えたら八本歯のコルのはず
ピークへの踏み跡は、ほぼなし
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先の尖った岩を目指して進む
小ピークに着いたらガスが濃くなってきた
振り返ると歩いてきた池山吊尾根
もうすぐガスに包まれてしまいそう。。。
眺望タイムも終わってしまったようなので、先へ
まさに「八本歯」が進む先に見えてきた
けっこうな岩稜を進む
ここはクライムダウンで
下り切って見上げる
八本歯のコルに到着(11時42分)
10分程 休憩して先へ
池山吊尾根最後の上りです!
白峰三山の稜線は目の前
先には青空が見える❣
振り返るとガスで視界なし
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ガスに追われるようにして稜線へ
吊尾根分岐に到着(12時20分)
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面白い位 白峰三山の稜線を挟んで東はガスで西は青空!
振り返ると白峰三山の稜線で東からのガスが堰き止められている
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西を望むと綺麗な青空の下に中央アルプスの稜線
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北岳山頂でも青空を楽しめそうなので早速山頂へ!
北岳山頂(12時36分)
予定よりも30分早く山頂につけたので、少しのんびり出来そう♪
最近のお楽しみの山頂ノンアル
甲府駅前のコンビニで買ったノンアルビールを、持参した冷凍ペットボト
まずは間ノ岳に乾杯♪
仙丈ヶ岳にも乾杯♪♪
青空の下、山頂で20分程のんびりして満足できたので、後はサク
肩の小屋が眼下に
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下りでも青空が続きそうです!
両俣分岐から仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳
ここで白峰三山の稜線ともお別れです
サクサク下って肩の小屋(13時26分)
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昨年来た時には建設中だった新棟も立派に完成してました
肩の小屋越しに北岳
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相変わらず、稜線の東側にはガスが溜まっている
帰りのバスまでそんなに余裕はないので、サクサク進む
小太郎山分岐に到着(13時43分)
振り返ると、北岳
バットレスとは違う顔の北岳も悪くない
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小太郎山と奥に甲斐駒ヶ岳
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時間があったら往復したいところですね! 眺望を楽しめるのもここまで
後は、草すべりの急坂を一気に下っていきます
ここでタイムを巻いて余裕を出したいところ
急坂をサクサク下って。。。
白根御池が見えてきた!
白根御池に到着(14時36分)
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なんとか逆さ北岳も
白根御池小屋で一休憩
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靴紐を締め直して先へ
後は、樹林帯を下っていく
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けっこう急な坂も
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長い下りを経て、おきまりの吊り橋に戻ってきました!
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北岳を振り返ると
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雲の中でした。。。
そして、広河原インフォメーションセンターにゴール(15時54
帰りのバスまで後40分程あるので、広河原山荘で生ビールで〆❣
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広河原山荘で下山飯を食べようと考えていましたが殆ど売り切れ!
腹を空かせたままバスで甲府駅へ向かい、甲府駅で下山飯を食べることに
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ベタですが、ほうとうの老舗の「小作」へ
「豚肉ほうとう」を頂きました♪
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更にアミノ酸を補給したくて「馬モツ煮」も
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エネルギー補給もしっかりできて、満足のうちに今回の山旅もお終
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今回の山旅の最大の目的は「青空の下で北岳バットレスを望むこと
北岳バットレスを綺麗に望むには、天気の安定している午前中のうちに嶺朋ルートを上りきる必要があ
そこで、荷物の軽い日帰り装備でのファスト登山で計画しましたが
しかも、今回のタイムより10分遅かっただけでも青空の下でバッ