定休日の昨日、梅雨の晴れ間を狙って谷川岳を登山してきました。
コースは、谷川岳ロープウェイ駅→西黒尾根→谷川岳(トマの耳・オキの耳)→天神尾根→田尻尾根→谷川岳ロープウェイ駅
コースタイム7時間35分のところを休憩時間込みで5時間50分で歩きました。
幸い梅雨前線が南下して、谷川岳エリアは晴れの予報
好天に期待して始発で出発
水上駅に着いた頃は曇りがちな天気で青空をあまり期待していませんでしたが、結果としては山頂で綺麗な晴天に!
とても気持ちの良い登山となりました😀
谷川岳ロープウェイ駅(8時50分着)
けっこう曇っていて、ちょっとテンション下がり気味
気を取り直して西黒尾根登山口へ
西黒尾根登山口(9時6分)
ここから「日本三大急登」の一つの西黒尾根の始まり始まり
日本三大急登は、諸説ありますが、谷川連峰・西黒尾根、北アルプス烏帽子岳・ブナ立尾根、南アルプス甲斐駒ケ岳・黒戸尾根が挙げられることが多く、今回はその一つ(因みに、剱岳の早月尾根を挙げることもありますが、それも含めて全て上ったことあります♪)
標高差1200メートルをガッツリ登って夏山に向けた山脚作りです!
登山開始早々、急登が続き、あっという間に汗だくに💦
立派なブナ林の樹林帯を黙々と上り続けます
途中、とても太くて立派なブナの木
タッチしてエネルギーを頂きました♪
あまり人が入らないのか、ヘビに遭遇
茶色の体色からして、たぶん「ジムグリ」かと
少し青空が!
天気回復に期待です!
西黒尾根も後半になると樹林帯を抜けて岩稜帯に
かなりフリクションのないツルツルの一枚岩も
岩稜帯に入って眺望がきくようになると、眼前に谷川岳
10時半頃になると、青空が出てきました♪
東を望むと朝日岳
岩稜帯に入ってから斜度がキツくなってきます
今回は、キチンと1時間毎に休憩を入れてエネルギー補給とストレッチ
そのお陰で、脚が攣ることもなく順調に登山できました。
谷川岳を望みながら、コーヒーで一服
山頂が見える中、一歩一歩進みます
ふと足下を見ると、ミヤマキンポウゲ
綺麗な花を観るとホッとしますね♪
途中、大きな雪渓も
イワカガミの群落
だんだん高山植物が増えてきました♪
西黒尾根最後の雪渓トラバース
雪渓の上を歩いていると、風が冷たくて気持ちイイ!
肩の小屋到着(11時47分)
山頂まであと少し!
谷川岳山頂(トマの耳、11時57分)
この時間帯になって、俄然晴れてきました!
そのまま、もう一つの山頂「オキの耳」へ
オキの耳(12時6分)
オキの耳の方が、トマの耳よりも少し標高が高いですね
オキの耳からトマの耳を望む
北の高気圧に覆われているので
秋の雲のようですね
とても気持ち良い天気なので、オキの耳からトマの耳を望みながら大休止
お楽しみに持ってきたプラムと自家製ブラックベリーを頂きます!
ここでもコーヒーを一服♪
山頂からは360°の大展望
東方には、上州武尊山
北東には、尾瀬の至仏山 その奥に燧ヶ岳
西を望むと遠く苗場山
谷川岳山頂付近には高山植物も多く見られます♪
ハクサンコザクラ
ハクサンイチゲ
眺望や高山植物を楽しみながら、のんびりと30分程山頂で過ごし、名残り惜しい中、帰りのバスも考えて下山へ
山頂を後にする頃には、谷川岳上空は澄んだ青空に♪
下山は天神尾根と田尻尾根
天神尾根は下りだしてすぐに30メートルの雪渓
昼過ぎで雪が緩んでいるので、キックステップでなんなく通過
その後は、なだらかな登山道
天狗の留まり場から谷川岳を振り返る
開けたところから谷川岳を振り返る
雄大な山容です!
田尻尾根への分岐(14時)
15時台のバスに間に合うか否か検討したところ、ロープウェイを使わずに田尻尾根を下っても大丈夫そうだったので、予定通り田尻尾根へ。
田尻尾根は、地味な樹林帯の中の尾根ですが、木道がなく土の登山道なので、個人的にはとても気持ちよく歩けました(ただ、最後の方でぬかるみで滑ってコケましたが😅)
最後はロープウェイの下を進みます
後半は、沢沿いのコースとなったので、沢での涼も楽しみました。
なかなか冷たくて気持ちよい!
谷川岳ロープウェイ駅に到着(14時46分)
朝にバスで到着した時には想像できない青空です!
最後は、ビールで〆!
梅雨の晴れ間とは思えない、最後まで好天続きの山行に感謝です!
ロープウェイ駅のビールで〆て、めでたしとする予定でしたが、水上駅で、地ビールを発見!
せっかくなので、しっかり味わってきました(笑)
今回山行は、夏山に向けてのトレーニングの意味もあって、あえて10kgの荷物を作って望みました。
幸い、荷物の重さに苦しむことなく気持ちよい山行となりました。
しっかり充電できたので、また元気に施術に精進します😃