作品について https://www.allcinema.net/cinema/391981
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
・監督: ウディ・アレン☆
・モート: ウォーレス・ショーン 映画の元講師 小説家
・スー: モートの妻 映画広報
・フィリップ: 映画監督 スーの愛人
・ジョー(女医): モートが受診
サン・セバスチャンでの映画祭。
モートは、妻の仕事についてきた。
妻は、仕事にかこつけて、若い映画監督とつきっきり。
何となく不調のモートは、紹介された医師を受診。
男だと思っていた医師は、女医。
心はずんだモートは
その後も理由をつけて、受診したーー
モートの夢や白昼夢?(想像?願望?)が
モノクロの名画になって蘇るのが、乙☆(^^)/
・「市民ケーン」(オーソン・ウェルズ)
・「8 1/2」(フェデリコ・フェリーニ)
・「突然炎のごとく」(フランソワ・トリュフォー)
・「男と女」(クロード・ルルーシュ)
・「勝手にしやがれ」(ジャン=リュック・ゴダール)
・「皆殺しの天使」(ルイス・ブニュエル)
・「仮面ペルソナ」(イングマール・ベルイマン)
・「野いちご」(イングマール・ベルイマン)
・「第七の封印」(イングマール・ベルイマン)
▼~▼内容にふれて雑談です。 違うときスミマセン
▼▼▼
夫と同席にも関らず、あからさまに彼氏といちゃつき
悪びれず(むしろ言い訳?)
その後も3人で、行動をともにしようとするー
その奇妙さは、まさに
「突然炎のごとく」のオマージュか??……( 一一)
とはいえ
妻と彼氏が自転車を漕いでいるとしたら
モートは置いてけぼりで、ゼーゼーしてる感じ…(>_<)
そりゃ具合も悪くなりますヮ……
モートが受診したのは、予想外に女医。
モート的に、素敵めの感じ。(*^-^*)
症状よりも、彼女との会話に花咲かせたい♪♪
(妻は妻で、ああしてるんだから……(^^♪)
理由つけて受診し、お茶したりして
女医の夫(画家)が、クズだということがわかる。
助けになりたいのは、人として。友として。
けれど、クズのクズ度&粘着度は強くて
通りすがりのモートで、手に負えるものでもない……orz
(彼女次第ということも)
そんなこんなで、映画祭の終盤に
妻から離婚を切り出されるモート……
モートをココまで観て来て、思うところあるのは
『野いちご』。
先に出逢った自分でなく、弟のほうと結婚した女性がいるー
というエピソードのジョブもありつつ
どストレートの妻の不倫問題で
モートに、主役のイサクを重ねた感。(^^♪
してみると、若い監督と不倫する妻の不貞のみを
あげつらうことはできなそう……(もちろん良くないが)
モートの側にも、こうなるナニカがあったのかと……
でないとやがて
イサクから感じた“孤独“に浸ることになりソ…orz
(女医に向けたエネルギーがあれば、回避できるかもしれないが(^^♪)
いや、ウッディ・アレン流なら
孤独さえ、滑稽?泣き笑い?の喜劇に変えてくれそう??(^^♪
その後の予感?予言?するように
『第七の封印』の死神とチェスをするモート……
妻に捨てられ、厭世的になるのもわかるが
個人的には
勝手にひとりで、悲劇の主人公になってほしくないんですよね…(^^♪
あなたと幸せを続けられなかった妻も
それなりに痛手はあったと思うので……汗。
(不倫はよくないけど 汗)
「空っぽと無意味は違う 」 by死神
コレは名言かと☆(*^^)v
▼▼▼
紐づいた名画は、忘れたり未見だったりすると
本作の面白さが薄れてしまうので
もう一度見てから、再見すると
じわっとした旨味が、もっと味わえそうです。(^^)/
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