イメージ 1
 
 

 

作品について https://www.allcinema.net/cinema/15991

↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

 

原題『ジュールとジム』からは、うかがい知れない女性の存在~カトリーヌ~を
邦題が、見事に飾っています。
突然、炎のごとく、どうしたのか……
その前に………
 
 
以前、実家の隣には、夫婦と夫の愛人が同居する、という奇妙なことがあったので
親友ジュールと妻カトリーヌのところに、ジムと言う男性が同居してしまうという、
この設定そのものには驚きはしませんでしたが^^;
村人は、“3人のバカモノ“と呼んでいた、ということなので
この3人の状態が普通ではなく、正当化するつもりもないと言うことは、確認できます。
 
 
『ジュールとジム』は、カトリーヌという1人の女性を愛してしまうのですが
ジュールがカトリーヌと結婚します。
しかし、カトリーヌは、別の男性とも親しくなってしまい、
失いたくないジュールは、親友のジムと結婚してくれれば
カトリーヌと別れても、離れなくて済むと思うのです。
(何を言っているか、わからないですよね………^^;
 
 
ジャンヌ・モロー演じるカトリーヌが、恋多き女なのです。
結婚うんぬん、関係ないのです。
身持ちが悪い、と言えばそれまで……
 
 
いくら、捕まえようとしても、捕まえられない女性を、追い続ける男性たち。
その男性心理は、私には、わかりかねますが^^;
そういう光景、ありますよね…………
 
 
たとえば、Aさんに気に入られたくて、Aさんのすることを肯定したり、絶賛したり
Aさんとの約束や予定は、何よりも優先して、
Aさんが、自分のほうを向いてくれるようなことを、
気をきかしてやったりしたからといって
Aさんが、自分を気にかけてくれるわけでもなくて
ほとんど、Aさんとの約束にはルーズなのに
頼むときだけ、「Aさ~ん、〇〇してくれな~い?」と、
馴れ馴れしい、B子のほうにばかり
Aさんは、合わせようとしていることに、気づくことがある。
(つまりは、自分より、B子に魅力があるから、と言うことなんだろうけど……^^;
 
 
そのような、奔放=どこにどうなっちゃうかわからない=な女性のほうが、
追いかけ甲斐が、あるのでしょう……か?
 
 
突然、心に隙間が空いてしまうようなカトリーヌの隙間を、気分しだいで
愛人や夫が埋めているような光景も
奔放というほど活発なものでもなく、自由恋愛というほど観念的なものでもなく
愛欲というほど、地獄絵図でもないのは………
 
もしかしたら、それが、女性の性(さが)だから??
と思えてしまうのは、ジャンヌ・モローの、強そうだけど、
どこか脆そうな女性美のせいなのか?………….
 
 
「ねえ、ジム、話があるんだけど……
自分に、特別な話があるんだ、とキレイな女性に言われたら、
ついていってしまいますよね。
そして、その場をすっぽかされても、懲りませんよね……^^;
(個人的には、懲りてほしい……^^;
几帳面に、あなたを愛する人についていってほしい!)
だから、また、ついていってしまうの……
 
 
男性にしてみたら、あなただけよ、ひし!という女性は、重たいのかもしれませんが^^;
ヒョイヒョイと、男性を変える女性にも、注意ですよ。
なぜなら、そのような場合、自分はヒョイヒョイでも、相手には、それを許さないから。
 
 
あなたは、私だけのもの。別の女の存在は許さない。
 
 
だから、突然、ああなって終わる。
いつか、破綻しなければ終わらない……
三角以上の関係は、たいてい、そうなのかも……と思う。
 
 
奇妙だけど、見入ってしまう作品☆
 
TBはFCへどうぞ

イメージ 1