青天の霹靂 | ゆたか農園のブログ

ゆたか農園のブログ

新規就農した夫婦のブログです。「ゆたか」は妻、夫、息子の名前の頭文字を1文字ずつ取って名付けました。「ゆたか」にはrich、wealthy、fertileといった意味だけでなく、家族3人で力を合わせて頑張ろうという想いが込められています。

昨日は西尾市で夕立が降りました。ほんの数分間の通り雨でしたけど、結構な降り方でした。まだ梅雨明けしてないのにもう1週間近くもカンカン照りが続いており、この冬に植えたばかりのピンクレモネードなどにそろそろ水やりが必要かなと思っていました。今まで雨が欲しい時ほど降らなかっただけに超ラッキー、こんな「青天の霹靂」なら毎日でもウェルカムです。

 

今日は静岡市で40度を観測したそうで、西尾市でも朝から気温が高かったです。多少は涼しいはずの日除けテントの下の温度計も当たり前のように30度を超えています。

そんな中でもご来園くださった方々には本当に感謝しかありません。でもやはり35度を超えてしまうと週末とはいえお客さんは少ないです。

 

私たちが最初の畑をお借りした15年ほど前、ブルーベリー園は夏休み中が一番の稼ぎ時と言われていました。それが今では「危険な暑さです」、「なるべく外出は控えましょう」と言われてしまう時代です。15年前と比べても明らかに夏の気候が変わってきています。そのため数年前から、7月に入ってから熟すタイプのラビットアイ系を6月中に収穫可能なハイブッシュ系やピンクレモネードに植え替える作業をしています。一気にやると全体の収量が減ってしまうので、毎年数十本ずつです。これから数年以内に温暖化が突然ストップして猛暑が落ち着くとも思えません。せっかく大きく育ったラビットアイ系の木を処分してしまうのはもったいないですし、勇気のいる決断でしたが、年を追うごとにこの判断は正解だったと強く思えるようになってきました。もう7月や8月の愛知県の平野部で、屋外のレジャーをやるのは厳しい時代になってきています。今後も数年間をかけて少しずつラビットアイ系を早生のハイブッシュ系に植え替えていく予定です。当初はラビットアイ系を約650本、ハイブッシュ系を約300本、そしてピンクレモネードを十数本で開園しましたが、最終的にはラビットアイ系を300本までに減らし、ハイブッシュ系を600本、ピンクレモネードを150本に増やしたいと思います。

 

猛暑の炎天下でも頑張りました。今年4回目のポポーとフェイジョアの畑の草刈りが終わりました。

今は超キレイな状態ですが、ポポーの収穫が始まる8月下旬には再び草刈りだと思います。

 

日本ミツバチの巣箱です。暑い中でもせっせと働く蜂もいれば、巣箱の日陰でサボってる蜂もいます。

もし私がミツバチに生まれていたら、きっとこの中の1匹になっていたと思います(笑)。

 

この春にポポーのタネをばら撒いたところで、次々に芽が出てきています。

数年後にポットに移植して、接ぎ木の台木として利用します。

 

 

~ブルーベリー狩りについて~

入園料は今まで通り、時間無制限の食べ放題で中学生以上1200円、小学生600円、幼稚園・保育園児300円、お持ち帰りは別料金で100グラム300円です(すべて税込み)。ご来園の直前でも構いませんのでお電話いただけるとありがたいです。特に土休日の午前中は混み合いますし、午後は配達などで妻も私も不在のことがありますのでお電話で確認願います(080-5126-9832 岡田)。ご連絡の際は①ご来園日、②およそのご来園時間、③人数、④代表者様のお名前をお知らせください。

 

あと、私たちが収穫したブルーベリーも販売しています。100グラム400円で、1kg以上のご購入で1割引です(1kg3600円)。ご注文をいただいてから収穫しています。こちらもお電話でご予約をお願いします。パックはご用意してますが、資源節約と経費節約のため、タッパーなどの容器を持参していただけるとありがたいです。