自走式草刈機を使ってみました | ゆたか農園のブログ

ゆたか農園のブログ

新規就農した夫婦のブログです。「ゆたか」は妻、夫、息子の名前の頭文字を1文字ずつ取って名付けました。「ゆたか」にはrich、wealthy、fertileといった意味だけでなく、家族3人で力を合わせて頑張ろうという想いが込められています。

昨日はすごい雨と風でした。また畑の石垣が崩れたり、フェイジョアの木がポッキリ折れたり、なにか被害が出てないか心配でしたが、今回は特に被害はありませんでした。収穫を迎えようとしているブルーベリーが少し割れてしまったことくらいでした。

 

4月に注文していた草刈機が先日届き、さっそく畑で使ってみました。

 

なにかコツが必要なのか、リコイルスターターを引いてもなかなかエンジンがかかりません。何度かやってやっとエンジンがかかり、ポポーの畑でちょっと刈ってみました。

刈った草がそのまま粉砕されるので、刈った跡はとてもきれいです。レバーを握ると動く、離すと止まる。使い方はとてもシンプルです。自走式だから草刈機を押さなくても勝手に進んでくれます。人間はレバーを握ったまま後をついて一緒に歩くだけです。速度は意外に速くて、普通に歩くよりもちょっと速いくらいです。刈幅は53cmとのことですが、刈払機で刈るよりも早いと思います。ただやはり、木の根元などはこの草刈機できれいに刈ることができず、刈払機の出番か手作業での草むしりとなります。あと、他の畑でも試してみましたが、地面がデコボコしていると土をガリガリと削るような感じとなってしまいます。

 

広い畑を刈払機だけですべて草刈りするのは大変だけど、かといって今回買った自走式の草刈機だけで刈ることもできません。広いところは速くきれいに刈れる自走式の草刈機で、そして木の根元などは細かな作業ができる刈払機でと、両者を組み合わせてこれから畑の草刈りをしたいと思います。いずれにしても送料込みで5万9800円。それにポイントがたくさん付く日を選んで注文しましたから、1割近くのポイントを貰うことができました。値段の割には優秀な草刈機で、買って良かったと思っています。今回私が買ったのは「WGC530」という機種です。

 

 

こちらは10年近く前にお借りした畑です。ブルーベリーの畑から50mほど坂を下ったところにあります。

上・中・下段と3段で1反(300坪)ちょっとあり、すべてミカンが植わっていました。下段はお借りしてすぐにフェイジョアを植え、中段も手前半分はブラックベリー、そして奥半分は2年前の秋にフェイジョアを植えました。

 

上段だけミカンの木がそのまま残っていたのですが、その上段もようやく手前半分のミカンを伐採し、更地にしました。

傾斜地の段々畑で、私たちにとって道路に面している畑は貴重です。ブルーベリーの期間中、週末などに駐車場が足りないことがあったので、今年からここを臨時駐車場として利用します。でも駐車場として利用するのは道路に面した部分だけで十分ですので、奧の方はフェイジョアを植えようかと思っています。4本×2列で8本は植えられそうです。この春に買った新品種の苗や、自分で挿し木して殖やしたフェイジョアの苗を植えるつもりです。