ブルーベリー初収穫 | ゆたか農園のブログ

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新規就農した夫婦のブログです。「ゆたか」は妻、夫、息子の名前の頭文字を1文字ずつ取って名付けました。「ゆたか」にはrich、wealthy、fertileといった意味だけでなく、家族3人で力を合わせて頑張ろうという想いが込められています。

昨日でポポーとフェイジョア畑の草刈りが終わり、今日からブルーベリー狩りの開園の向けての準備です。準備といってもやはり草刈りですが・・・。これまで5反(約1500坪)近くあるブルーベリー畑の中は1本1本すべて手作業で草むしりをしていましたが、それではあまりにエライ(この地方の方言で「大変だ」という意味です)ということで、今年から通路や株間は草刈機で刈り、ブルーベリーの株元や網が張ってある付近はこれまで通り手作業で草むしりをすることにしました。

 

植えて3年目になるピンクレモネードとフロリダローズの畑です。

いかがでしょうか。草刈機だとどうしても刈り残しが出てしまいますけど、これで十分でないでしょうか。

 

この冬にラビットアイ系を抜いてピンクレモネードを90本植えた畑です。

野生のアサガオ(ヒルガオ?)がピンクレモネードに巻き付こうとしていましたので、草刈機で根元から刈ってやりました。ブルーベリー畑は木材チップを厚く敷き詰めてあり、ガリガリと地面を削るように草刈りしても刃が欠けることはありません。

 

こちらも数年前にラビットアイ系からハイブッシュ系に植え替えた「第2畑」です。

早生品種をメインに84本のハイブッシュ系が植わっている畑です。手作業での草むしりだと1~2日かかっていましたが、草刈機を使ったことでわずか数十分でキレイになりました。

 

何粒か軸まで色付いており、収穫しました。今年の初収穫です。

 

収穫した実はもちろんカミさんに「献上」です。

私も1粒、「お裾分け」をいただきました。まだ本来の甘さにはなっていないものの、ブルーベリーの風味はしっかりと感じられました。


今日はラビットアイ系が植わっている「第3畑」も草刈りしましたけど、こちらはまだ収穫まで1か月半ありますから、本当にテキトーです。

ラビットアイ系の収穫が近づいたらしっかり草刈りします。

 

やはり機械の力はすごいです。1日でブルーベリー畑の3分の1がキレイになりました。ブルーベリーの畑も最初から草刈機を使えば良かったです。でも、今日は冬に植えたばかりのピンクレモネードを1本、草と一緒に刈ってしまいました。アッと思った瞬間には根元からスパッと切れており、やはりブルーベリー畑内での草刈機はもっと慎重にやらなければと反省しました。切ってしまったピンクレモネードは新しい苗に植え替えました。

 

明日もまずハイブッシュ系の畑から草刈りを進めます。1か月前に草刈機で草刈りしたばかりの「第7畑」も、だいぶ草が伸びてきました。

 

雑草だけでなく、網の外に植えたラズベリーが地下茎を伸ばしてどんどんブルーベリー畑の中に侵食してきています。

 

私は今日も草刈りでしたけど、妻は日本ミツバチの採蜜の準備です。私たちにとってこれが3回目の採蜜です。私たちの養蜂の師匠によると、巣箱の重さが15~20kgあればハチミツを搾れるそうで、この巣箱は23kgありました。


 

巣箱の「家賃」として、一番上の段を人間がいただきます。

キラキラ光る蜜が詰まっていました。実際にハチミツを搾る作業は今週末に行います。ハチミツを採取した後の搾りカスからは蜜蝋が取れますし、ミツバチの巣はほとんど捨てるところがありません。

 

まだ趣味の範囲の日本ミツバチの養蜂ですが、いずれはハチミツの販売もできたらと考えています。日本で市販されているハチミツのほとんどは西洋ミツバチのハチミツで、日本ミツバチのハチミツの流通量はわずか0.1%ほどだと言われています。今や希少な日本ミツバチのハチミツです。百花蜜で咲く花が違うから年によっても、地域によっても味が異なる日本ミツバチのハチミツです。ぜひ西尾市平原町産のハチミツを多くの方に味わっていただきたいです。そのためにはもっともっと巣箱を増やして分蜂をゲットしなければなりません。