剪定ばさみ | ゆたか農園のブログ

ゆたか農園のブログ

新規就農した夫婦のブログです。「ゆたか」は妻、夫、息子の名前の頭文字を1文字ずつ取って名付けました。「ゆたか」にはrich、wealthy、fertileといった意味だけでなく、家族3人で力を合わせて頑張ろうという想いが込められています。

この時期の果樹農家にとって欠かすことのできない商売道具が剪定バサミです。安物のハサミはすぐに切れ味が悪くなってしまうので、剪定バサミは高いものを使っています。

 

西尾市シルバー人材センターが格安で刃物研ぎをしてくれ、これまで2、3回研いでもらいました。そんなハサミもいよいよ切れ味が落ちてきましたし、刃こぼれもしています。

研いでもらうたびに刃が減ってきており、もうそろそろ限界です。新しい剪定バサミを買う時期が来ているようです。でも、左利きの剪定バサミって田舎のホームセンターではあまり売っていません。ヤフショはもうコリゴリなので楽天かAmazonで注文しようと思います(笑)。

 

一方で妻は便利な道具でスパスパと枝を切っています。

 

マキタの充電式剪定バサミです。私のようにいちいちハサミをノコギリに持ち替えなくても太い枝をラクに切ることができます。

私も使いたいのですけど残念ながら充電式剪定バサミは右利き用だけで、左利き用がありません。5年くらい前まで他社製で左利き用の充電式剪定バサミがあったのですが(右利き用の倍近い値段で)、いつの間にか生産中止になってしまったようです。おそらく採算が合わなかったのでしょう。かつては刈払機も同じく刃の回転が逆の左利き用があったそうです。日本人の約1割は左利きです。左利きだってマイノリティーなんですから、法律で「右利き用だけでなく左利き用も一緒に作らなければならない」と決めて欲しいです。剪定バサミや刈払機だけでなく、挿し木や接ぎ木で使う切り出しナイフや草刈り鎌も左利き用を探すのに苦労します。

 

それにしてもバッテリーを背負った妻の後ろ姿はまるでロボのようです(笑)。