油断と警戒 そして衝撃②
前回の続きです。
話は少し前の2月頃に戻りますが、とある講師の授業では小テストがあったので、そこに乗り入れてテストを受けてました。
これが油断と警戒の繰り返しでした。
2月 労働基準法 68点
70点の人が20位だったので200人テストを受けたと考えると上位10%まであと2点。まだ勉強し始めて1か月。あれ、社労士って楽勝じゃない?
3月 雇用保険法 54点
完全に舐めてしまって反省
国家試験を甘く見ちゃいかんと気合を入れなおしました。
4月 健康保険法 98点
テスト前1週間、健康保険法の勉強だけに集中しました。
成績表が返って来ませんでしたが、1位か2位でしょう。おそらく外部生の私が1位だったので答案を返さなかったのかな。と思います。
私「1週間必死に勉強しただけで98点なんて、やはり社労士は楽勝」と思いました。
その頃になると、私のテキストはかなりボロボロになってきています。社労士の講義に乗り込んだ際には回り10人くらいのテキストを見渡し、自分のテキストが一番ボロボロで学習しているのが分かりました。中には去年のテキストを持っている人もいました。
社労士の試験は当時8~10%の合格率でしたので、10人の中で1位であれば合格圏内です。
そうやって、いつも通り回り10人程度のテキストを見渡し、私が一番勉強していると内心ほくそえんでいた時でした。
私の隣に同年代の男性が座ったんですね。
その男性が出したテキストを見て、後頭部をハンマーで殴られたような衝撃を受けました
もう、ボロボロのレベルじゃなくテキストの表紙が剥げて、本来、黄色のテキストがほぼ灰色
しかし、わずかに残った断片から、それが古いテキストではなく今年の見慣れたテキストだとわかりました。
ああ…これで自分は10人の中で2位だ。2位では受からないんだ…合格する人はこれくらい勉強するんだな。と痛感しました。
それからは、自分の中に油断は無くなりましたね。あの隣に座った男性のテキストを見なければ、きっと内心試験を舐めてしまって一発合格はできなかったでしょう。
本当にあの男性が隣に座ってくれてよかったと思います
今の社労士合格率は6%位になっているのでしょうか。
まわり20人を見渡して1位にならないといけないですね。
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