指で数える
障がい児童の中には、計算ができない子も多くいます。
そういう子がいると、かつての塾経営者としての血が騒ぐわけですよ。
別に障がい児童に限らず、計算のできない子はいますから、そういったできない子をできるようにする喜びは、塾でも放デイでも変わらないと思っています。
ただ、塾と放デイで大きく違うのが、塾では徹底的にできるまで何度も計算をさせるのに対し、放デイでは、障がいをもっているからこの子はできない。と諦めるのが早いんですよね。
健常児でも、何度も繰り返しさせて覚えさせてるのに、障がい児は障害をもっているから。とすぐ教えるのを諦める。私にはそんな苛立ちがありました。
学力をつけさせる工夫という点では、まだまだ放デイは塾に後れを取っていると思いました。
できないならできないで、その子にあった工夫を凝らした教え方や、通常の2倍3倍の努力をさせようよ。と私は思うのですが、中々その辺は経営者の考えによって違うので難しいところです。
無理やりやらせるのは良くないとも言えますが、私は九九を無理やりにでも覚えさせてました。覚えてないと、この先の算数で躓きますし、そもそも日本社会で困りますからね。
私の事業所を選んでくれた保護者様には、児童が自立できるよう最低限の国語や計算をできるようにしたいと思っています。
生徒からのチョップも受けてくれました。鳥取で開業したらまた来てほしいですね。