外ではコロナより熱中症対策を! | 日本一タフな質量分析屋のブログ

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日本で唯一、質量分析に関するコンサルタント、髙橋 豊のブログです。エムエス・ソリューションズ株式会社と株式会社プレッパーズの代表取締役を務めます。質量分析に関する事、趣味の事など、日々考えていることや感じたことを綴っています。

今週も浜松での仕事4日間。

連日、新型コロナの感染者が増加していると世間では大騒ぎしていますが、注目すべきは感染者数より重傷者数や死亡者数。

下の図は、朝日新聞デジタルからの抜粋ですが、ここ最近は、感染者数は増えているけど、亡くなられた方は全然増えていません。

コロナ情報_0804_朝日新聞

引用:朝日新聞デジタルより

 

これは何を意味しているかと言うと、大きく分けて二つ挙げられます。

一つは検査数の絶対数が増えている事と感染疑いのある人達をクラスター的に検査している事、もう一つは重症化し難い若い世代の感染者が増えている事です。

接待を伴うお店で感染者が出たら、そのお店の関係者を全員、あるいは追跡可能な濃厚接触者をクラスター的に検査しているため、陽性者率は当然高くなるし、検査数自体が増えているから絶対数としての感染者が増えるのは当然の事です。そして、若い世代は感染しても重症化したり死亡したりまで至る確率は低いので、感染者の割に死亡者が増えていない訳です。

 

かかっても無症状だったり軽症で済んでいるので、基礎疾患を持っている人やご高齢の人を除けば、所謂ただの風邪とそれ程隔てて考える必要はないと言う事になります。

 

それより、梅雨明けして今後猛暑が続く中、外出した時に注意すべきはコロナより熱中症です。

今朝、浜松駅6時20分頃スタートで医科大学まで走りましたが、その時刻で暑さが尋常ではなかったです。

熱中症のリスクが高い気温でした。外で無意味にマスクをする事は、本当に避けた方が良いです。

 

以下のような状況で、外でマスクを着用するのは無意味です。

・一人で外を歩いている、自転車に乗っている。

・数人で歩いているが、会話や咳・くしゃみなどはしない。

・数人で多少会話をしているが、2 m程度の距離を空けている。

 

外で気温が高い状態でマスクをすると、何故熱中症のリスクが高くなるか、主な理由は以下の二つです。

・マスクの中は常に湿気が高いので、湿度の高い空気で呼吸をしてしまう。

・マスクで覆われた顔の部分は常に温度が高くなり、熱が体内にこもり易い。

マスクをしていると喉の乾きを感じ難くなり、給水のタイミングが遅くなる

 

コロナにばかり気を取られて、熱中症にならないように注意しましょう!

 

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エムエス・ソリューションズ株式会社
代表取締役 髙橋 豊
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引用元:外ではコロナより熱中症対策を!