4月1日から事業を開始した浜松医科大学発ベンチャー”(株)プレッパーズ”は、登記上の本社は
東京都品川区ですが、実務は殆ど浜松医科大学内で行っています。
大学の装置をお借りして分析をしているので、当然と言えば当然の成り行きですが。
そして、私が大学内で自由に動けるようにと、プレッパーズの発起人である瀬藤教授の取り計らい
で、大学の非常勤職員(特任研究員)になりました。
これで、エムエスソリューションズとプレッパーズの代表取締役、横浜市立大の非常勤講師(前期のみ)、
浜松医科大学の特任研究員という、4つの顔で仕事をすることになります。
最近は、副業を認める会社も増えてきていますが、流石に4つも仕事を掛け持つのは、私のような
立場でないと難しいですよね♪
浜松医科大の非常勤職員としては、ラボの人達や分析室の技術職員の方達への質量分析相談や、
ラボにある装置特に最近LC/MSとして立ち上げた直したWaters SYNAPTの最適化などを主に
担当しています。イメージング質量分析で有名な教授のラボですが、皆さん基本的にはお医者さん
で、質量分析には詳しくないので、お役に立てているようです。
DESIの高感度化の研究もやっていて、現場で装置を使う仕事はやっぱり楽しいです。
4つの立場で仕事をしていると、さぞかし高収入だろうと思う人がいると思いますが、
残念ながら一つ一つの収入が少ないので、全部合わせても日本電子に居た時の最後の頃の
収入より少ないくらいです。。。(^^;
でも、好きな仕事を好きなタイミングで、ストレスフリーでやれているので、これに勝ることは
ないと思います。