偏平足のワラーチランは注意が必要かも | 日本一タフな質量分析屋のブログ

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日本で唯一、質量分析に関するコンサルタント、髙橋 豊のブログです。エムエス・ソリューションズ株式会社と株式会社プレッパーズの代表取締役を務めます。質量分析に関する事、趣味の事など、日々考えていることや感じたことを綴っています。

偏平足のワラーチランは注意が必要かも

 

先週末(2/11)のランニングで足を痛めてしまいました。今日はそのことを分析してみようと思います。ワラーチでのランニングについて触れます。そして、少しネガティブな書き方をしますが、これは私個人の感覚であり、ワラーチを否定するものではないので、そこは誤解されないように読んで頂ければと思います。

 

私の足はチョッと偏平足気味です。偏平足は土踏まずのアーチが弱く、衝撃を吸収する能力が低いので、偏平足のランナーは膝や足首などの関節や靭帯の怪我をしやすいと言えます。私もランナーであり、その他のスポーツも楽しみますが、今までに膝や足首に沢山怪我をした経験があります。

 

偏平足では足が本来もつ機能を発揮できません。偏平足向けのインソールは沢山売られていますが、私は(今更な感はありますが)足本来の機能を復活させたいと思い、昨年の秋ごろからワラーチでのランニングをトレーニングとして取り入れています。

 

人がまだ裸足で走り回っていた時代、あるいは靴が現代のように高機能でなかった時代(靴がまだ普及していなかった時代)には、偏平足などと言う足の病気は無かったかも知れません。様々な現代病が知られていますが、偏平足もその1つと言えるでしょう。高機能の靴を手に入れることで、足の機能を失う人が出てきてしまった訳です。

 

さて、ワラーチって何だ?と思う人は多いと思います。私も使い始めたばかりなので多くを語ることは出来ませんが、“走るためのサンダル”ってことになるでしょうか!? 裸足に近い感覚で走れるので、ワラーチで走ることで足本来の機能を取り戻し、偏平足が改善されれば良いと考えた訳です。そして、これはワラーチで走ってみればすぐに分かりますが(まぁ走るまでもなく見れば分かりますけど)、薄いワラーチはクッション性が殆どないので、私のような偏平足がワラーチで走る時には、フォアフット着地(足の幅の最も広い部分が最初に地面につくように着地すること)にしないと関節への負担がとても大きくなります。そして、フォアフット着地で走ると脹脛の筋肉を使うので、ワラーチランニングによって脹脛の筋力強化ができると考えました。

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昨年秋から、ランニングの20%程度(5回に1回程度の割合)でワラーチを使用、少しずつ距離を延ばし、15 km位までは問題なく走れるようになりました。フォアフットで足を回すような着地がスムーズにできる時は、とても良い感覚で走れるようになりました。

 

そして先週末の三連休(2/1012)、10日は秩父方面へ友人とラン、少し雪が残っているという情報だったので、トレイル&ロード兼用シューズで約25 km。翌11日、近所の友人と多摩湖+αのラン約20 km、ここでワラーチを使いました。今にして思えば、これが失敗だったようです。つまり、前日の25 km走の疲れが残っている状態でワラーチを履いたことです。11日のラン、走り始めはワラーチで快適に走れていたのですが、10 km辺りから前日の疲れが脹脛に残っていたためにフォアフット着地が継続できず、徐々にミッドフットに近い着地になっていました。普通の足の人はミッドフット着地(足裏全体で着地すること)でも問題ないですが、偏平足の私はミッドフット着地では足裏アーチでショックを吸収できないのです。

 

そして走った後、“なんか左の足首が痛いなぁ”という嫌な感覚が残りました。午後は少年サッカーの試合で審判の予定がありました。足首が痛いなぁと思いつつも、予定通り1試合だけ審判。

 

三連休最終日の12日、午前中に少年サッカーチームの45年生を連れて、狭山公園へ走りに行く予定でした。前日からの足首が痛い感覚が残ってはいましたが、今更キャンセルは出来ないし、2.1 kmのコースを2周(1周目はジョグ、2周目はガチ)走って、+階段ダッシュのトレーニング。

 

11日午後と12日のランが余計で、痛めた足首に負荷をかけたことは否めませんが、やはり引き金になったのは、前日の疲れが残る状態でのワラーチランだったと思います。とは言え、春になればワラーチランはやっぱり気持ち良いし、足の機能向上にも役立つ筈なので、私にあったワラーチとの付き合い方をしていこうと思います。

 

 

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引用元:偏平足のワラーチランは注意が必要かも