「SPORT HYBRID i-DCD」
ホンダが開発した初めてのフルハイブリッドです。
モーターを内蔵した、7速デュアルクラッチトランスミッションと組み合わされています。
7速デュアルクラッチトランスミッションは、ドイツのシェフラー社製。
採用は以下の通り
フィットハイブリッド・ヴェゼルハイブリッド・グレイスハイブリッド・ジェイド
ハイブリッド・シャトルハイブリッド・フリードハイブリッド
シャトルハイブリッドが社用車だったことがあります。
硬質なショックがあるミッションという評価でした。
街乗りでや坂道の多い場所で「SPORT HYBRID i-DCD」は不具合が多発したようです。
ヴェゼルハイブリッドに乗っていた上司は、赤信号で停止したら発進できなくなったとか。
1速に入らなくなったそうです。
社用車シャトルハイブリッドは、ほぼ高速移動だったので不具合はありませんでした。
ホンダはリコール届出。
社用車シャトルハイブリッドも「SPORT HYBRID i-DCD」のプログラム変更の処置を
受けました。
そしたらシフトショックが無くなりました。
滑らかにシフトするんです。
驚きでした。
とはいえガラスのミッションであることは変わらず。
いろは坂の登りで「SPORT HYBRID i-DCD」搭載車は次々止まった事がありました。
ブレ―キを解除して発進。すぐに停止。
登りで繰り返されるとミッションが過熱して停止。
冷えるまで動けないんです。
「SPORT HYBRID i-DCD」はホンダらしい独自性のあるハイブリッド。
ただ、7速デュアルクラッチトランスミッションがネックでした。
無念。