Toyota Safety Senseの性能が気になる | ユタ.のブログ

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アクアの一部改良で登場した衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense」。

 



今までの衝突回避支援パッケージは「Toyota Safety Sense C」。
JNCAPの予防安全アセスメントでは、「対走行車両」と「対停止車両」のテストだけ。
「対歩行者遮蔽物なし(大人・子供)」と「対歩行者遮蔽物あり(大人・子供)」はテストしていませんでした。

JNCAPの予防安全アセスメントってテストする内容をメーカーが選べるんです。
トヨタは歩行者に認識ができないので、「対歩行者遮蔽物なし」と「対歩行者遮蔽物あり」は止めたんでしょう。

ちなみに。
最も安全なノート(CX-8と同点)
対歩行者遮蔽物なし 大人---------60km
対歩行者遮蔽物なし 子供---------40km

対歩行者遮蔽物あり 大人---------45km
対歩行者遮蔽物あり 子供---------40km

完璧です。
セレナとCX-5とアクセラもほぼ同じ速度で停車します。
ところがトヨタは…

C-HRの「Toyota Safety Sense P」。
対歩行者遮蔽物なし 大人---------55km
対歩行者遮蔽物なし 子供---------40km

対歩行者遮蔽物あり 大人---------30km
対歩行者遮蔽物あり 子供---------テストせず

個人的な考えとして、「対歩行者遮蔽物あり」のテストが重要だと思ってます。
「対歩行者遮蔽物なし」はあまりテストにならないかと…
開けたところで飛び出てきても、ドライバーがブレーキ踏めるでしょ?

「Toyota Safety Sense P」でも「対歩行者遮蔽物あり 大人」の対応速度が低い。
しかも「対歩行者遮蔽物あり 子供」は対応しない。
そこで出てきたのが「Toyota Safety Sense」。
HPを見ると、人物を認識すると記載されています。

性能は如何に?
「対歩行者遮蔽物あり」まできちんと対応しないとだめでしょう。
現状は、「安全性能を取るならコンパクトカーではノート一択」です。