マツダ リコールは1500ccディーゼル | ユタ.のブログ

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マツダがリコールを発表しました。

対象車と台数は下記の通り。
SKYACTIV-D 1500ccディーゼルエンジン搭載車が対象なんです。

デミオ 8万6839台
CX-3  5万9912台
アクセラ 1万1535台

現象は2つ
①エンジンの保護制御が不適切なため、無負荷状態でアクセルを全開した際に燃焼異常が発生して

 も、エンジン保護機能が作動しないことが発覚。
 そのため、燃焼異常により燃焼圧力が上昇し、最悪の場合、エンジンが破損するおそれがある。

②低速で加減速を繰り返すと、燃焼時に発生する煤の量が増え、インジェクタ噴孔部に堆積。
 燃料の噴霧状態が悪化することで、さらに煤の量が増え、排気側バルブガイド周辺に堆積する

 ケースがあることも判明。
 そのため、排気バルブが動きにくくなり、圧縮低下による加速不良や車体振動が発生するほか、

 最悪の場合、エンジンが停止するおそれがある。

改善措置
①エンジン制御プログラムを対策プログラムに修正するとともに、エンジンおよびDPF(黒煙除去

 フィルタ)に堆積した煤を清掃。

②使用者に不具合を周知し、エンジン警告灯が点灯あるいはグローランプが点滅した場合は速やかに

 点検入庫するよう促す。
 また、点検入庫した場合には、エンジン制御コンピュータ等を点検し排気バルブのバルブスプリング

 インジェクタを無償で交換。エンジンおよびDPFに堆積した煤を清掃。

改善処置は「堆積した煤を清掃」が基本みたいです。
長距離走行ではDPFで処理できる煤が、街乗り短距離では対処できない?
どうもこのリコールを見ると、SKYACTIV-D は街乗り短距離主体には不向きな気がします。

ちなみにSKYACTIV-D 1500ccディーゼルエンジンは、2016年9月にリコールが出ています。

2016年9月の現象
ディーゼルエンジンにおいて、エンジン制御コンピュータの吸入空気量制御が不適切なため、気筒内の

燃料濃度が部分的に濃くなり、燃焼時に多く煤が発生すること がある。そのため、排気バルブが開いた

際に煤が排気側バルブガイド周辺に入り堆積して、バルブが動きにくくなり、圧縮不良による加速不良や車体振動が発生し、 最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある。 


2016年9月の改善措置
全車両、制御プログラムを対策プログラムに修正する。また、インジェクタおよび 排気側のバルブ周辺

に堆積した煤を清掃する。

やはり「堆積した煤を清掃」です。

SKYACTIV-D1500㏄に乗るなら、ちょっと長めに動かすオーナーさんじゃないと…