ル・マン24時間レースと言えば | ユタ.のブログ

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昨日からル・マン24時間レースが開催されています。
「トヨタVSポルシェ」と言われていましたが、トヨタはリタイヤとトラブル。
ポルシェがトップを快走しています。

ル・マン24時間レースのポルシェ。
個人的には「ロスマンズポルシェ956/962C」です。
圧倒的に強かった印象しかなくて、今でも覚えてます。

 



元々はポルシェ956。
グループC制覇を狙った仕様でした。
IMSA-GTPと車両規定が似ていたので、956はIMSA-GTPのレースにも出走してました。

しかし!
IMSA-GTPの規格が変わって「ドライバーのつま先がフロント車軸より後ろになくてはならない」。
そこでポルシェは956を延長して、ドライバーを後ろに配置することでクリア。
当然ですが、ステアリングやフロントサスペンションは新規設計です。
これがポルシェ962C。

ポルシェのすごいところは、ポルシェ956/962Cをプライベーターに販売するんです。
ヨースト、クレーマー、ブルン、シュパンといった有力プライベーターが誕生しました。
時にはワークスを負かすときも。

1982年~1987年までポルシェは連覇しています。
その中で、1984年と1985年はヨーストポルシェが制覇。
ポルシェの敵はポルシェだったんですねー。

ワークスもプライベーターも強い。
こんなに強いマシンはもう出てこないんじゃないでしょうか?