世界的に金融緩和が必要な局面である。
つまり株や不動産を始め、安全資産の代表である国債にまで疑いの目が向けられている。
世界中、そこで思考停止している。
対処は何のことはないと思う。
貨幣の供給を増やし貨幣の価値をリスク資産の棄損より下げればいいだけだ。
3%のインフレならー2%の収益率の会社に投資した方が儲かる。
それだけである。
何をそんなに騒いでいるのか、よくわからない。
特にデフレ不況というのは貨幣の期待収益率が高いのである。
1%のデフレなら0%以上の収益が見込める会社じゃないと、資金繰りが行き詰って倒産する。
誰も貨幣を手放そうとしないからである。
インフレなのにヨーロッパは不況じゃないか?と言われる。
2%のインフレでは収益を出せる企業が少ないだけだ。
つまり3%4%のインフレでやっと収益が出る状態なのである。
しかし高いインフレは副作用が多い。
そう言う企業は生き残っていけないだけだ。
だから、そう言う国は供給力の醸成が必要なのである。
日本はどうか?
政府が企業に厳しすぎるのである。
テストの平均点をもっともっと上げていかなければ、新規起業が増えるわけないのである。
少なくとも2-4%くらいのインフレを許容しなければ企業は貨幣を手に入れることが出来ないんだ。
難しそうに見えて恐ろしく簡単な話しなのではないか?