中小企業に元気がない日本 | グレッグのブログ

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http://www.47news.jp/CN/201108/CN2011083101000380.html


>米経済誌フォーブス(アジア版)は31日、アジアの中小企業の業績についてまとめた200社のランキングを発表、中国・香港からのランク入りが65社に上り、国・地域別で最多となった。一方、日本からは自転車・関連部品販売のあさひ(大阪市)1社にとどまった。

>日本企業のランク入りは09年が24社、10年が2社。今回さらに数を減らした。

 >中国・香港企業の売上高平均は過去3年で43%増。中国でネット事業を展開するアリババ・ドットコムなどが入選した。

 >国・地域別の2位はインドで35社。台湾、韓国、マレーシアなどが続き、日本は14位だった





日本の中小企業に元気がない。

当たり前と言えば当たり前である。

中小企業というのは、もともと設備が希薄であって、生産性が悪い。

大企業は設備が豊富で販売もシステムが整えられている。

つまり、中小企業の収益は労働者からもたらされる割合が高いのである。


長引く円高デフレで従業員の給与が費用に占める割合が上昇しているのである。

大企業であれば設備を稼働させて、人減らしもできるが中小企業はそれができない、

収益の源泉が労働力であるからだ。


よって日本の中小企業の体力はどんどん弱っていく。

価格が下がっていくので給与で費用が一杯一杯なのである。

新規に設備投資することも技術を磨くこともできない。

こういうランキングに日本の中小企業がランクインできないのは当然なのである。


そして労働者の90%は中小企業に勤務していることを忘れてはいけない。