お人好しの国 | グレッグのブログ

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>>1.我々の何人かはこの危機をただ眺めていたわけではない。我々は90年代からまさにこのような状況になることを懸念してきたのだ。そして90年代の古ぼけた分析の予言のとおりに現実が動いてきた。それが(a)政策担当者が完全にヘマをしていて、(b)このような危機に対応する余地がその哲学的背景にない経済学者たちが、本来ならば彼らが理解していると思ってきたことすべてを再考せざるを得なくなるような事態を正当化するためにつくり話をでっち上げるのを見るのが非常にストレスを感じるひとつの理由だ。

>>2.流動性の罠から脱出するためのLars Svennsonの方法—それは実のところまず通貨安政策を行い、それからインフレ目標を上方変更すること—は賢かった。しかし、世界の殆どの国が流動性の罠にあるときにはその方法は有効ではない。なぜなら、すべての国が同時に通貨の切り下げをするってことは不可能だからだ





ポール・クルーグマンのポストある。

「道草」ブログ様からの引用です。

スベンソンの方法は非常に優れモノであると思います。

しかし、すべての国が同時に通貨の切り下げをするってことが不可能じゃないんだよね。

日本という超お人好しな国が通貨の独歩高を一身に受けてくれて、世界の不況を背負ってるんだよ。

だけど日本への輸出は思ったように伸びないんだな。

だって日本はデフレ通貨高不況で、輸入を増やす余裕なんてないんだからね。

そして今月も貿易黒字です。

馬鹿げた話でした・・・。


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