>民間需要についても、消費の回復傾向持続には疑問符もつく。地デジ対応駆け込み需要の反動減や猛暑特需のはく落、供給制約緩和により大きく伸びる7─9月自動車販売の息切れがありそうだ。夏のボーナスは良かったものの、大震災や円高株安による企業収益の悪化により冬のボーナスの減少で所得の伸び悩みもありそうだ。長期にわたる復興増税の行方が消費マインドを萎縮させる可能性もある。
>企業動向も、急激な円高株安による設備投資への影響が中期的に進行することが予想される。各種調査でも企業の海外設備投資が大幅に増加しており、国内投資の抑制傾向が加速されかねない。海外経済も、先進国の混乱ばかりでなく、新興国の断続的な金融引き締めが日本からの輸出に影響しそうだ。
中身を見てほしい。
政府支出が景気を下支えしているが、相変わらずのマイナス成長。
特に物価の落ち込みが激しい。
折からの円高株安で物価下落圧力は半端じゃない。
この記事でもGDPデフレーターの落ち込みの記述が一切ない。
マスコミを中心に日本はデフレ容認国家であることがよくわかった。
名目GDPの落ち込みは年率5.4%だよ、半端じゃない。
金融緩和をすればもっと需要の増加は期待できる。
ヨーロッパはインフレなのに財政危機だから、物価の問題ではないのでは?とか言うアホがいる。
ヨーロッパがデフレなら今の状態で済んでいるか、よく考えてみればいい。
こういう片手落ちの議論には憤りを感じる。