三菱UFJ、増益で5000億円=4~6月期で過去最高
三菱
UFJフィナンシャル・グループの2011年4~6月期の連結純利益が5000億円前後(前年同期1663億円)の大幅増益となる見通しであることが27日、分かった。同社の4~6月期の純利益としては、過去最高だった06年4~6月期の2195億円を2倍超上回る見込みだ。
保有していた米金融 大手モルガン・スタンレーの優先株を6月末に普通株へ転換したことで、3000億円近い利益が発生したことが大きい 。不良債権の処理に掛かる費用を抑えられたことに加え、国債売買などの市場部門も好調だった。
一方、みずほフィナンシャルグループは、前年同期(1498億円)を下回る1000億円弱に減少する見通し。傘下のみずほ銀行 で3月に発生した大規模システム 障害の影響で営業活動に支障が出たほか、証券 部門の不振も続いた。このほか、三井住友 フィナンシャルグループは、前年同期(2118億円)とほぼ同水準の2000億円程度を確保する見込みだ。
保有していた米金融 大手モルガン・スタンレーの優先株を6月末に普通株へ転換したことで、3000億円近い利益が発生したことが大きい 。不良債権の処理に掛かる費用を抑えられたことに加え、国債売買などの市場部門も好調だった。
一方、みずほフィナンシャルグループは、前年同期(1498億円)を下回る1000億円弱に減少する見通し。傘下のみずほ銀行 で3月に発生した大規模システム 障害の影響で営業活動に支障が出たほか、証券 部門の不振も続いた。このほか、三井住友 フィナンシャルグループは、前年同期(2118億円)とほぼ同水準の2000億円程度を確保する見込みだ。
ーーデフレだって銀行は国債売買で儲けが出る。
この儲けっていうのは、国民からの金利負担という血税なのである。
デフレでは国債は高値だが、金利収入は安定しているし、預金者への利払いがほとんどない。
ATM手数料を考えれば、預金者からもカネを取ることさえできる。
デフレ下では新規の貸し出し開拓のため、企業を回る必要もない。
楽なもんである。
これを主導しているのは日銀だ。
まさに日銀護送船団による銀行団の国民からの税金搾取である。
インフレになれば金利は上昇するが、預金金利を払わなければならない。
そして他行との競争もあり、有望な貸出先を見つけなければならない。
もちろん、リスクも取らざるを得ないだろう。
利益の確定は著しく不透明になる。
貸し倒れ引当金も積まなければならない。
しかし、デフレではこういった心配はない。
お上の言われた通り、国債を買っておけば安定した金利収入を手に入れることができる。
そして決められた大企業の社債でも買っておけば十分なんだ。
しかし、国民は堪ったもんじゃない。
国債発行をすることで血税の一部を確実に銀行に搾取され、デフレで給与は増えないし若者の就職はない。
こういうのを10年以上も続けているのが日本なんだ。
インフレ誘導すれば国債の発行は減らすことができるし、銀行は自分たちで稼ぎを見つけてくる真っ当な世の中になる。現役世代が元気になり、預金者は金利収入だって得ることができるんだ。
こういうカラクリをきちんと我々は見抜くべきだ。
デフレで得している層は実は案外多いんだ。