http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110726/plt1107260945002-n1.htm
与謝野大臣がインフレ否定論を出すように内閣府に仕掛けているらしい。
どんなトンデモ論が出てくるか、すごく楽しみですね。
民主金子洋一氏は元内閣府(笑)ですが名目GDPの税収弾性値は4であると述べています。
税収弾性値とは名目GDPが1%で増えれば税収が何%増えるかという議論です。
つまり名目GDPが5%なら税収は50兆円×0.2=10兆円増えるということです。
名目GDP=実質成長率+インフレ率ですから、実質成長率2%、インフレ率3%で達成可能です。
そしてインフレ率3%なら、現状よりかなり歳出削減しないとインフレが過度になる恐れがありますので、歳出は絞らなければなりません。基礎的財政収支の黒字化は決して無理な話ではありません。
勿論この税収弾性値は景気の回復期は高くなります。
なぜなら赤字企業は税金を払ってませんので、景気が回復すれば一気に税収は増えるからです。
永遠に4ということは勿論ありません。
増税なんて景気が回復してインフレ率を3-4%にすれば必要ないんです。
なぜなら増税なんてしなくても税収は増えますし、歳出削減しなければ景気が過熱してしまうからです。
デフレを維持しているようでは基礎的財政収支は黒字化しませんし、名目成長率>金利にもなりません。
そんなの、当たり前の話なんです。
議論の余地はありません。