http://gendai.ismedia.jp/articles/-/10142
古賀さんのような人を辞めさせようとするんだから、日本の官僚は私利私欲で動いていることがはっきりわかると思う。
古今東西、官僚主義が成功した例なんか、あったのか?
「男子の本懐」だか「官僚たちの夏」だか知らないが、人間っていうのは権力を持てば何でもできるんだ。
公僕とは名ばかりで、私利私欲に走ることのできるシステムがあれば、誰だってそうする。
僕だって間違いなく、そうする。
自分が改革派官僚になれるなんて、絶対に思わない。
人間は弱い者であるし、自分が可愛いに決まってる。
古賀さんのような立派に公僕としての役割を果たせる人は少数だろう。
悪貨は良貨を駆逐するのである。
だから、僕は現在の官僚を悪くは思っていないし、高校の同級生も何人かいる。
みんな、押し並べて良い奴だし、優秀なんだ。
であれば、やはりシステムを再構築するしかない。
それには政治の力が必要なんだ。
しかし、政治家は行政に疎いし、勉強不足である。
官僚組織を上から押さえつけ、行政に詳しい人材なり、組織が必要ではないだろうか?
内閣に帰属し、政権交代が起これば、その組織も解体するような行政主導組織が必要だろう。
政治家では無理だ。
結局、官僚に丸めこまれてしまう。
官僚内閣制を打破しなければ、日本の夜明けはない。